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ようやっと 投稿者:北畠具顕 投稿日:01月15日 22時13分

注連縄を外しまして。
お正月気分から抜けました。
うむ、やっと日常ですねぇ。
  • 具顕殿 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月16日 07時08分

    うちも、15日に注連縄を外しました!
    近所のとんど祭りが行われたからなんですけどね。
     
    これを逃すと、一年間保存しなくちゃいけないので、慌てて外した感じです。
     
    日常・・・ありがたいやら、めんどくさいやら、ですね(笑)
     
    具顕殿も、今年も忙しいと思いますが、どうぞよろしく!
  •  投稿者:北畠具顕 投稿日:02月02日 21時05分

    うちのばあいは、2月11日(御頭舞)までほおっておかなきゃいけませんので、気を抜くと3年分はたまる時が・・・(汗)
  • 御頭舞 投稿者:のりちゃん 投稿日:02月03日 06時52分

    御頭舞ってなんだろう?
    と、検索してみたら、
    http://www.kirari1000.com/base_data/base_data.php?kirari_cd=00480
    獅子舞みたいな感じなんですね。
    でも、獅子ではなく、八俣の大蛇だと。
     
    そういや、うちの近所には獅子舞は来ません。
    子供の頃、頭を噛んでもらったのが懐かしいなぁ。
    あの獅子舞は、どこの神社から来られたんだろう?
     
    しかし、3年たまっちゃうと大変ですね(^^ゞ
    私も、お守りをどこに閉まったか忘れてて、随分昔のものが出てくることが・・・(^^ゞ

 

どもども 投稿者:落王 投稿日:01月15日 19時45分

矢喰天神社を拝見しました。
写真がいきなり磐座っぽい巨石ですね。伝説が豊富な吉備は面白い所が多いようで。一度じっくりと訪ねてみたいものです。
グリム童話・・・化ける対象に制限やルールはないのかいな?ってぐらいのスケールで笑いました。
池に化けるってあまりにも不思議です(笑)。
自分だったらそんな目立つ大きなものではなく雑草や石ころに化ける方が良いと思うのですが・・・話が終わってしまいますからね(^^;)。
そのグリムのお話も知りませんでした。相変わらず博識なのりちゃんさん。
神社の話題から吉備の伝説→グリム童話と大いに楽しませて頂いた次第です。
  • 落王様 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月16日 07時07分

    吉備においでの際は、吉備津神社には是非!!!
    鳴釜は是非経験していただきたいところですが・・・でも、これはまじめに怖いんですよ。
    鳴らないときは、本当に鳴らないのだ・・・という噂を聞きました。
     
    幸い、私は二度とも、豊かに鳴っていただけました(#^.^#)
    一度目は・・・正直冷やかしだったので、それほどではありませんでしたが、去年の夏にこの神事を体験した時は、音が聞こえた瞬間、涙が出そうになりました。
     
    グリム童話は、岩波のものが、私はお勧めです。
     
    グリムは、宗教的な色づけがあまりなされていないので、素直に面白いですよ!

 

あけましておめでとうございます 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月01日 01時47分

あけましておめでとうございます。
 
今、初詣から戻りました。
 
祈りの滝で若水をいただいてきましたので、明日はこのお水でお雑煮を祝います。
 
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今年が皆さんにとって良い年となりますように!
  • おめでとうございます 投稿者:落王 投稿日:01月01日 18時26分

    新年明けましておめでとうございます。
    旧年中は後半からでしたが、こちらへお邪魔させて頂いて色々と楽しい話を教わりました。
    本年もどうかよろしくお願いします。
  • おめでとうございます 投稿者:海老珍 投稿日:01月01日 20時04分

    今年もこの掲示板でどんなネタが繰り広げられるかと思うとワクワク!本年もよろしくお願いいたしまーす\(^o^)/
  • おめでとうございますフォー! 投稿者:anne猫 投稿日:01月02日 01時47分

    いつも掲示板ではロムって(ほとんど内容がむづかしくて何がなんだかわからない(笑))
    マアァ こんな私ですが本年もよろしくお願いします
    M山登拝は実現させるぞー
  • 落王様 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月02日 09時13分

    おめでとうございます。
    旧年中は、本当にお世話になりました。
    こちらこそ、いろいろな情報をいただいて、感謝です。
     
    地元の方だからこそ知りえる情報を教えていただけることが、本当にありがたいです。
     
    私も、河内エリアのことは、なるべく!
    調べられるように、地図を頭に叩き込む努力をしますので、また情報交換させてくださいね!
    今年もよろしくお願いいたしますm(__)m
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月02日 09時14分

    こちらこそよろしく!
    海老さんの発想、かなり刺激になります。
     
    今年は・・・私はますます、(ちょっとだけ)広く、(とっても)浅くになりそうな予感(^^ゞ
     
    どうぞ懲りませず、今年もよろしくお願いいたしますm(__)m
  • 猫様 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月02日 09時18分

    私も、山城については、チンプンカンプンだし(^^ゞ
    でも、少しずつ頭に入れてくよう、頭整理します。
     
    白旗城に連れていってもらったときは、赤松円心のことさえ知らなかったけど、今は、「朝廷側から足利側に寝返った人」というくらいまではわかるように・・・一応太平記も読んだんですけどね・・・。情けないかも(~_~)
     
    松尾山は、早々に登りましょう!
    あと、ず〜っと約束してる、源義家の墓とか、千早赤阪とか、早く実現せんと。
     
    今年もよろしくm(__)m
  • あけおめ 投稿者:かまど 投稿日:01月03日 12時56分

    皆様明けましておめでとうございます。
    今年は祖母が他界しました関係で年始のお祝い事はしませんでしたが、31、1、2日と丹生津姫神社にいりびたっていました。目的は巫女さんを見るため!ではなく(いやそれもあったりして)、ブログを立ち上げようかと写真を撮りに。「丹生大明神告門(のりと)」にある「朝日なす輝く宮夕日なす光る宮に・・・」という様な写真が撮れないかなあーと張り付きましたが、夕日だと楼門に光があたらない。夏だとあたるのかもと今度は夏に再度チャレンジすることにしました。
    そんな私ですが本年も宜しく願い致します。
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月04日 08時51分

    おめでとうございます!
    お正月に天野へ行けば、絶対かまどさんと会えるだろうなと思ってたんですよ。
    今年は旦那が風邪気味で叶いませんでしたが。
     
    日の当る写真を撮影するのは難しいでしょうね。
     
    うまく撮影できたら、是非見せてください。
     
    ブログも立ち上がったらURLを教えてくださいね!
    楽しみにしてます(#^.^#)
     
    今年もよろしくお願いいたします!
  • のりちゃん様 投稿者:かまど 投稿日:01月04日 21時56分

    >日の当る写真を撮影するのは難しいでしょうね。
    そうなんですよ。朝日は私が朝弱いのでまず無理でしょ。楼門に夕日当たるのを待てど暮らせどあたらないし。夕日が当たって楼門が輝いてくれたらとがんばってみたのですが(T^T)。1年通してがんばってみます。
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月05日 07時39分

    冬至の日なら、朝日が差す時間も結構遅いでしょう。
    元旦の日、6時に起きたら、まだ真っ暗でした。
    ちょっと移動すれば初日の出が見れるかも・・・と思ったのですが、雑煮の準備が忙しくて、気付いたら、明るくなってました(T_T)
     
    夕日が楼門にあたるのはいつの季節か、計算してみたらわかるかもしれませんね。
     
    ・・・旦那が、今、衛星の軌道計算などの仕事をしてるんで、今の夕日の位置がわかれば、計算できるかもなぁ。
     
    次に参拝させていただいたとき、気をつけて見ておきます。
     
    ・・・もしかしたら、その時にどこかを掘れば、お宝発見かもしれないし(笑)
  • 楽しみ! 投稿者:落王 投稿日:01月05日 22時35分

    こんばんは!
    今年はこちらで皆様の知的な話題に触れられるのを楽しみにしております。
    個人的に、年末年始はダウンしておりましたが、今後は様々な刺激を糧に復活したいと思っています。
    船石ゲット!誠におめでとうございます。
    巨石文化も興味深いですよね。神社と磐座や巨石信仰も関連してくるでしょうし、色々な話題にワクワクしております。
    ハッキリ言って磐座が何なのか、巨石文化がどういうものなのかサッパリな状態です。古墳ですら頭の中が整理できていません(^^;)。
    そんな好い加減な奴ですが、「好きこそものの上手なれ」と楽しんで勉強していきます。(あれ、文章的に何か使用が変かも)
     
    衛星の軌道計算ですか・・・す、凄いッス!
  • 落王様 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月06日 08時20分

    巨石・磐座は、面白いですし、なにより大きさ、姿に圧倒されちゃいます。
     
    大阪や兵庫にも面白い巨石は多いですよ。
    兵庫にある「石の宝殿」は、かなり感動したのですが、もう行かれました?
    もし、まだならば、是非!!!!!
     
    あと、交野市にある磐船神社も、興味深いと思います。
    私もまだ岩船の胎内巡りは未経験なんです。
    一度はめぐらせていただかねば。
     
    本当にお声かけてください。
    いろいろな情報交換が出来るのは、とてもありがたいことです。
     
    衛星の軌道計算については、旦那の分野ですが・・・。
    面白いらしいんですが、私にはちんぷんかんぷんです(笑)
  • 明けまして、おめでとう。 投稿者:毅岳 投稿日:01月06日 21時59分

     皆様、明けまして、おめでとうございます。今年も、宜しくお願い致します。
     
     初夢は、見ていませんが、よく神社参拝の夢を見てしまいます。先日も、下賀茂神社の河原で禊をする自分を見てしまいました。神社参拝の帰りは、阿弥陀堂(所在不明)で、お経を唱えていました・笑。
  • 毅岳様 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月07日 06時04分

    おお、むっちゃ「らしい」夢じゃないですか(笑)
    そうやって、夢でも神仏と関わっておられるんですね。
     
    しかし、下鴨神社ですか・・・。
    なんかあるんでしょうか?
    今度、一緒に参拝しましょか?
     
    今年もよろしくお願いいたします。
  • のりちゃん様 投稿者:かまど 投稿日:01月07日 15時35分

    ブログ作ってみました。
     
    http://kamado.blog.ocn.ne.jp/niu/
     
    各地の丹生の風景をアップしていく予定です。
    それ以外の風景もアップします。
    今後とも宜しくです。
    うまく見れればいいのですが、何せ初めてなので分からない事ばかりで大変です。
     

  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月08日 18時27分

    凍った鏡池、本当に綺麗です。
    これからも写真と文章、楽しみにしてます。
     
    それにしても・・・小石を投げた人がたくさんおられたんですね(笑)
     
    気持はよ〜〜〜〜おく、わかります(#^.^#)

 

初夢 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月02日 09時38分

皆さんは、初夢をご覧になりましたか?
私は、断片的にしか覚えてませんが・・・。
 

1.ピーマンのおいしい料理法の話し
 
シェフみたいな人が、ピーマンをパプリカの汁に漬けてから油で揚げると、クセになるほどうまい、と言ってました。ピーマンはパプリカの汁につけると真っ赤に染まるようで、綺麗な色になってました。しかも肉厚で・・・パプリカそのものに見えました。
夢の中では感心してたんですが、醒めてから考えたら、そこまでおいしいかなぁ(^^ゞ
パプリカの油揚げはおいしそうですが。それなら、パプリカをそのまま油で揚げたほうが・・・。
ピーマンじゃなくナスなら良かったんですけどね(~_~)
 

2.スカートが入ってほっとしている夢
 
元旦、実家巡りで食べ過ぎて、体重が増えたから、それが夢に出てきたのでしょう。
早く戻さないと、ジーンズがきついです。
 

3.(実際は見たことのない人だが夢では)会社の後輩が、
「私は地図ですか?(レレミレレドシド)」
と歌ってるので、
「人を導くってこと?ほんまに導けてる?」
とツッコミを入れてる夢
 
夢の中の他人は自分のことだ・・・とか聞いたことがありますが、そうすると、私は、自分で「私は地図だ」と思ってて、他人から「どこが地図やねん」と思われているということに・・・。
あ・・・当ってるかも・・・。
 
皆さんはどんな夢を見ました?
  •  投稿者:テェタレ 投稿日:01月02日 23時33分

    あけましておめでとうございます。
    >初夢
     
    人事異動で、部下を動かしている夢。
    笑えん。
  • テェタレ様 投稿者:のりちゃん 投稿日:01月03日 08時00分

    おめでとうございます!
     
    >夢
    仕事の夢は笑えないなぁ(^^ゞ
    そっちへ行っても、まだ人事異動と関係深いんですね。
     
    都合の良いときでいいんで、また土地に関する情報教えてくださいね!

 

一足先に 投稿者:北畠具顕 投稿日:12月28日 21時03分

本年中も大変お世話になりました。
また来年もよろしくお願いいたします。
さぁ今から大掃除・・・。
  • 具顕殿 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月29日 08時53分

    こちらこそお世話になりましたm(__)m
    具顕殿は、お伊勢さんに初詣なんでしょうね。
    遠方に住むものにとっては、「正月のお伊勢さんには近づくまい」という感じですが(笑)
    ご近所の方の特権ですね!
    来年もよろしくお願いいたします。
  • 具顕様、のりちゃん様、皆様 投稿者:かまど 投稿日:12月30日 12時41分

    私も本年はこれにて。
    では、良いお年をお迎え下さい!
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月31日 07時27分

    今年もありがとうございました。
    来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

書籍ご紹介 投稿者:かまど 投稿日:12月25日 01時53分

のりちゃん様
 
以前百足の話や百合の話出てましたが、最近購入しました若尾五雄著「黄金と百足」(人文書院)に明確な答えが書かれてました。ほんとお勧めです。
 
私もこの本を読んで更に、丹生家信=狩場明神=銅=鉱山師だと確信いたしました。
詳しく説明できないのでわかりにくいと思いますが、この本を読んで頂ければ納得できると思います。
つまり、
@百合  自然銅を「ささき」と呼び、笹百合は銅鉱床に生えるのだとか。確かに東農大の先生も鉱山に生えるシダ植物があるといわれており、シダではないが、そういった特殊な条件のところに生息する植物があると言うのは面白いです。で、また、俵籐太の伝説から籐太=淘汰=鉱物の精製を導きだし、淘には「ゆる、ゆり」との読み方があるようです。
 
Aささ  鉱物を割るのに焼くのだそうですが、その焼くときの草が蕨と熊笹で、三谷や天野にはささ踊りなるものが残っています。ただし、イコールで結んでいいかはこれから調べないといけませんが、面白いかも知れません。
 
B薬師  鉱山では目を守るために薬師を祭るのだそうです。丹生総神主の屋敷にも薬師堂がありましたよね。空海と丹生氏との話をしたかと思います。空海が出てくると言うことは、丹生家信の時代で、また、この薬師堂は家信とかかわり深い建物なのです。でもって、狩場明神は仏教的には大日如来と薬師如来にあてられます。
 
つまり、丹生家信=狩場明神=銅をつなげるキーワードは狩場や丹治氏以外にも百合や笹や薬師などがあることが分かりました。まだまだ勉強することはたくさんありますね。
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月25日 09時14分

    お〜〜〜、そんな本があるんですね。
     
    狩場明神の消えた後には、百合の花が咲き乱れていたんですよね。
    実際、百合野社の前には、笹百合らしき茎が揺れていましたし。
    つまり、狩場明神は、銅鉱に消えたということですね。
     
    もしかしたらそれは、「死んだ」ということではなく、銅鉱に潜ったという意味だったりして。
     
    ところで、ささ踊りとはどんな踊りですか?
    愛知の「うなごうじ祭」でも、「ささ踊り」というものがありましたが、三人の少年(?)が、太鼓を持って、脚を綺麗にあげながら行進していくというものでした。
    見た感じ、大陸から渡ってきた「踊り」っぽかったです。
    でも、敢えてこじつけるなら、彼らの衣装は赤でした。
    その赤が銅を意味していると考えることは出来るかもしれませんね。
     
    いろいろ想像が脹らみます。
     
    その本は、本屋で探すか、図書館で探して読んでみます。
     
    ありがとうございましたヽ(^。^)ノ
  • のりちゃん様 投稿者:かまど 投稿日:12月25日 15時52分

    >ささ踊りとはどんな踊りですか?
    具体的には分かりませんが、お盆に酒殿神社前で奉納の実演を行っています。笹を手にして浴衣?で数人が円になって踊っていたかと思います。お盆なんでなかなか帰って見れないんですよね。いつかいつかとは思いながら。
    ちなみに、この地域には昔から笹踊りがあったようですが、踊りが残っているのは三谷だけ。また地区によってお囃子の歌詞が違ったと思います。大阪にもあって大阪教育委員会?かなんかがビデオ撮りに来たとか。まあ、全国にあるみたいですが、各地で囃子も違えば踊り方も違いますね。「ささら」って言うのもあるようですしね。もしかしたらこれは違うかも?
  • 海老様 投稿者:かまど 投稿日:12月25日 20時08分

    そうそう、この本に二火一水も書かれていましたよ。
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月26日 07時25分

    お盆に浴衣で円になって踊る・・・。
    盆踊りを思い出しますね。
     
    私のように、河内で生まれ育った人間にとって、盆踊り=河内音頭で、
    え〜んさ〜てはぁああん・・・ですが、こんな賑やかな盆踊りが全国的なわけではないようです。
     
    吉備津彦神社に参拝したとき、境内で盆踊りの練習がされてたんですが、太鼓の音に合わせて、静かに手を上げ下げする、「神秘的」な踊りでした。
     
    そもそも盆踊りとは、死者を迎えるものだったのでしょうから、どこか秘儀的であってもおかしくないように思います。
     
    しかし、お囃子の歌詞や踊りが残っているというのは、嬉しいことですね。
    七草粥の文言(カテヨバタバタ)もそうですが、何か謂れがあるんでしょうね。
    興味深く感じます。
     
    お盆、見学にいけそうならば、一度行ってみたいです。
  • 笹踊り 投稿者:落王 投稿日:12月27日 00時00分

    こんばんは〜!
    ささ踊りって知りませんでした。よく時代劇で「ささ」を持てといって酒が出てくるので、酒の席で踊るのですね。
    そういう踊りって本当に見て・・・真似してみたいです(笑)。
  • 落王様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月27日 09時08分

    確かに、お酒も「ささ」って言いますね。
    気付きませんでした。
    「笹踊り」で検索してみると、いろいろなパターンが見出されて面白いです。
     
    私が見た「笹踊り」は、かなり難易度の高いものでした。
    脚がほぼ垂直に綺麗にあがって、くるりと回転するのもブレなく、かなり美しく見えました。
    「ぜんまい仕掛けの人形みたい」
    という言葉がぴったり。
     
    笹踊り、丹生酒殿神社ではお盆に奉納されるようですので、もし時間があれば是非!
  • かまど様 投稿者:海老珍 投稿日:12月28日 11時24分

    書籍ご紹介ありがとうございます。覚えてくれてはったんですね。
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月28日 13時01分

    おお、腰大丈夫?
    私も、この本は読んでみます。
    多分、違う感想を持つだろうから、またごちゃごちゃ言い合いましょう(笑)
  • のりちゃん様 投稿者:かまど 投稿日:12月30日 12時13分

    この本読み終えました。絶賛です。各地の鉱山夫の方々からの調査なので推測ではなく事実ばかりです。百足という言葉はいろいろ使われているみたいです。鉱石事態を百足といったりとか。
     
    今は「サンカ」についての本を読んでいます。今まで調べようと思って、最も時間がかかるので置いていた事です。なぜ時間がかかるかと言いますと、民俗だからです。その地の風習や習慣、伝統などです。最終は丹生の里と秩父の民俗の共通性が見出せればと思っています。丹生→丹生人→丹治→多治比→多治比部→サンカの流れでサンカから遡って丹生人の実態が掴めればと思っています。
    ちなみに「サンカ」ってかなり面白いですよ。
     
    上記から分かるように、この二冊は究極は丹生氏=鉱山師の裏づけをとるため読んでいるんですけどね。といっても前置きがないのでいまいちピンとこないかも知れませんが、まあ聞き流して下さい。
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月31日 07時26分

    鉱石=ムカデ
    というのは、イメージとしても、わかりやすいです。
    というか、ムカデって、鉱物っぽいな、と常々思ってました。
     
    しかし、「百合」「百足」、両方とも「百」という数字がついているのもまた、意味深く感じますね。
     
    サンカはいくつか書物を見かけたことがありますが、どういうものか、全くわかっていません。
     
    ただ、今年の1月、丹波の山あたりを案内していただいた時、
    「サンカってこんなとこに住んでたのかもな」
    なんて思いました。
    栗の産地・・・という印象でだけそう思ったのかもしれませんが(^^ゞ
     
    長期の予定を立てづらい状態なので、出かけるとしてもいきなりな旅になりそうで、十分な予習が出来そうにないのですが、丹波・丹生などに、足繁く通えたらいいなと思ってます。
     
    かまどさんもこちらへ戻ってこられるときは教えてください。
    こんな状況なんではっきりしたことは言えませんが、私達も天野あたりは何度か通うつもりですので、ばったり会うことができるかもしれませんし。
     
    丹生とサンカの関係も深いのですね。
    また、詳しく教えてくださいね。

 

丹生都比売神社 投稿者:落王 投稿日:12月19日 23時19分

のりちゃんさん、こんばんは〜!
丹生都比売神社を拝見しました。
池の前でわざわざ手鏡って本当に変ですね。放り投げたから身投げとは興味深い発想です。あと、伝説や噂というのは尾ひれがつくものですから、水面鏡だけだったのが、話の中で手鏡というアイテムが加わったかもしれませんね。その辺はわかりませんが。
私は一度しか、この神社へ行ったことがありません。でも山を越えて平地が広がった集落が印象的でした。山間部の小盆地という空間に惹かれます。そこだけが何だか一つの世界のようです。山や川に隔たれた空間は異世界だったのかも。そんな雰囲気がありました。
 
玄関の注連縄の話も考えると不思議。三重県では蘇民将来が多いです。それも関係するかな?
ちなみに、うちも安物を購入しています(笑)。
  • 落王様 投稿者:かまど 投稿日:12月19日 23時43分

    こんばんは、かまどです。
     
    >話の中で手鏡というアイテムが加わったかもしれませんね。その辺はわかりませんが。
    後世池の中をさらったら、銅鏡?が出てきたんですって。丹生津姫神社は高野山との関係が深い、というかある意味高野山寺院郡の一角を形成していますので、なにやら高野聖の匂いが・・・。
     
    >そこだけが何だか一つの世界のようです。
    白洲正子さんの「隠れ里」にも書かれている神社です。天野という地は確かに隠れ里にふさわしい土地だと思っています。また女人高野でもあります。高野山に登れない女性がこの地で過ごしなくなっていきました。西行の奥様もここで亡くなっています。
    冬はほんとに星空が近く感じますよ。毎年正月に行くとそう感じて帰ります。
     
    是非もう一度丹生津姫神社に行ってみてください。丹生(水銀)ばかりクローズアップされていますが、神社の赴き、建物の細部、高野山との関係の遺産、ほんとたくさんのことが隠されています。勇気をだして神主さんに声を掛けてみましょう。新たな丹生津姫神社が発見されるはずです。見ただけでは分からない事がたくさんあります。神仏習合の色濃い内容などは、神仏分離でほとんどがなくなっていますので、聞かないと本当に損だと思います。
    芸能なんかは以外と知られていない丹生津姫神社の特徴なんですよ。
  • 落王様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月20日 07時47分

    伝承が出来る過程は、いろいろとあると思うんです。
     
    1.後世に残したい事象を、人の口の端に登りやすいように、面白い物語に篭めた=意図的に作られた意味のある伝承
     
    2.よく出来た物語を、「おらが村の伝承」にしてしまった=物語が流布する過程のひとつ
     
    3.驚くような現象が置き、その原因を求めたものが伝承となった=空想力の産物
     
    今、ざっと思いつくのは、こんなとこでしょうか。
    まだまだいろんなパターンがあると思います。
     
    物語を追いかけることで、その場の歴史を知ろうとするとき、2番目が困るんですよね(^^ゞ
    でも、すごくありがちな気がします。
     
    1と2、2と3が入り混じったものも多いでしょうし。
     
    鏡池の伝承は、銅鏡が見つかったということですから、1と2が(もしかしたら3も)入り混じったものだったのかもしれません。
     
    でも、なにかしら、この伝承には、「後世に伝えたい事象」が篭められてるような気がしてます。
     
    >山間部の小盆地という空間
    なんだか、清々しくて明るい。
    そんな印象を持ちました。
     
    ほんと、是非また参拝してください。
    私も、また何度か参拝させていただく予定です。
     
    ・・・神職さんとお約束しちゃったのもありまして。
     
    三つの沢を訪問して、その感想を言う約束しちゃったんですわ・・・。
     
    なんの感想もわかなかったらどないしよ〜(^^ゞ
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月20日 07時54分

    かまどさんは、本当に丹生(天野)を愛しておられますね(#^.^#)
     
    そういや、池から鏡が出てきた話、以前、伺いましたね(^^ゞ
    すすす・・・すっかり忘れてました(T_T)
     
    丹生の「知られざる顔」で、私が一番印象に残ってるのは、
    「米がおいしい」
    ということです(笑)
     
    かまどさんに案内していただいたのは、10月でしたが、他の山では、まだまだ蚊に悩まされる時期でした。
     
    でも、丹生のお山では、一匹も遭遇しませんでしたね。
     
    不思議なんですよ。
    同じような場所なのに(森があって水があって)、蚊が全くいない山や神社と、蚊だらけの山や神社があります。
     
    この違いがなんなのか、よくわからないのですが、蚊のいない山や神社は、何かしら、スカーンとした明るさを感じます。
    この「明るさ」の原因が、蚊を撃退する要因なのかもしれませんし、「明るさ」を感じさせる要素に、「蚊などの害虫がいない」ということが含まれるのかもしれませんし、はたまたもっと違う「神秘的な理由」が存在するのかもしれません。
     
    なんにせよ、天野は、清々しく明るい印象が頭に残ってます。
     
    >冬はほんとに星空が近く感じます
    近くに、「星山」という地名がありましたね。
    一度、星空を眺めに行ってみたいもんだと思いますが・・・
    帰ってくるのにちょっと時間がかかるんですよね(^^ゞ

 

注連縄 投稿者:かまど 投稿日:12月16日 21時03分

こんばんは。ご無沙汰です。
教えてください。
正月の玄関のお飾り(注連縄)は何か意味があるのでしょうか?ただの飾り?各地で形が違うのが面白いですね。
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月17日 08時42分

    そういや、以前、同じような疑問を呈しておられませんでしたっけ?
    注連縄に、何かひっかかりを持ってはるんですね。
     
    私もかまどさんの疑問を聞いてからちょっと気になって、村の古老(と言ったら叱られるか?)とか、祖母に聞いてみましたが、大阪河内では、
     
    ・大晦日、大掃除の後に飾る
    ・15日に行われるとんどで燃やす
     
    というのが大体のキマリごとみたいです。
     
    形は、ねじまきに房、そして蜜柑、シデ。
    これが基本。
    私は、毎年基本形のものを購入します(安いから〜)
     
    注連縄の意味は、
    「歳神様をお迎えする準備が出来ましたよ〜」
    ということらしく、だから、大掃除の前に飾ってはいけないようです。
     
    昔話でも、大晦日の夜に歳神様が福を携えてやってくるという筋のものがありますよね。
    有名なところでは、笠地蔵もその一種だろうと。
    あとは、まんま「大歳の客」という話がありますね。
     
    どちらも、「貧しくて心の正しい人の家」にやってくるわけで。
     
    注連縄が飾ってあるかどうかは、あんまり関係ないかも(笑)
     
    かまどさんのご近所では、何か特別な風習があります?
  • のりちゃん様 投稿者:かまど 投稿日:12月17日 15時28分

    >「歳神様をお迎えする準備が出来ましたよ〜」
    歳神様って言う神様?その歳で神様が変わるとか?
     
    >まんま「大歳の客」という話がありますね。
    大歳の客ってなんですか?すいません着いていけてません。
     
    >「貧しくて心の正しい人の家」にやってくるわけで。
    家族みんな心正しくないといけないんでしょうね。多分。年末ジャンボの抽選が始まる前までに大歳神さまを迎える準備完了しておかなければ。←この時点でダメ?
     
    >かまどさんのご近所では、何か特別な風習があります?
    特にないいですけどね。ニュースみてたら、最近は亀の形に編んだ注連縄?もあるんですね。年始に注連縄し始めたのはいつごろからなんでしょうね?
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月18日 08時05分

    歳神様・・・いわれてみれば、どういうものかわからんくなってきました(^^ゞ
    新しい歳を象徴する「神」というイメージで良いと思うんですが。
    何か、はっきりした定義があるのかな。
     
    講談社+α文庫の「決定版日本の民話事典」
    では、歳神を「正月の神様」と説明されてます。
    が、これは、いろいろな定義がありそうな気もします。
    ただ、除夜の鐘がなり終わった時、「新しい年(神)がやってきた!」という気持になりません?
    そういうもんを素朴に「神様」と呼ぶ感覚は、私にもちょっとあります。
     
    大歳の客というのは、ヴァリエーションがいろいろありますが、大筋は、
    貧しい奥さん(姑にいびられてるということになってることが多いと思います)が、大晦日に火を守っている。
    そこに客が来る。
    大晦日の忙しい時だが、親切な奥さんは、その客を親切に迎え入れる。
    朝起きてみると、客はいなくなっていて、客の大きさの黄金がある。
     
    というような筋です。
     
    中には、「この荷物を預かってくれ」と言われて預かるが、見てみるとそれは死体。
    どうしよう・・・とオロオロしていたが、次の朝もう一度見てみるとそれは死体ではなく黄金だった。
    という話しもあるようです。
     
    で、家族みんなが正しくなくても良いというのは、
    姑のいけずぅで火を守ってた嫁さんのところにも歳神様が来たことから伺いしれるかと。
    つまり、かまどさんの心が正しければ、ジャンボ宝くじあたりますよ!
    ・・・って言われるほうがやでしょ。ふふふ。
    来年、あたったかどうか、教えてくださいね〜。
     
    いけずしたった〜〜。
     
    で、年末に注連縄ですが・・・。
    注連縄は、天岩戸に既に登場しますよね。
    だから、「結界」に注連縄を張るのは、結構古いと思うんですよ。
     
    だから、年始に注連縄をしはじめたのはいつか、という質問は、
    「家庭に結界が持ち込まれるようになったのはいつか」
    という質問に置き換えられるか・・・もしれませんね。
     
    としたら、それほど古くないような気も。
     
    江戸時代はどうだったんでしょうか。
     
    ちなみに、門松は、歳神様がやってくる「依り代」みたいです。
    ですから、歳神様をお迎えしたいなら、門松があった方が良いかもしれませんね!

 

新スレ 旧社地は天神の森 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月13日 12時50分

海老様
 
鳥肌が実りましたか(笑)
そりゃ、白フンドシでも締めにゃなりませんな(意味不明)
 
流れが似てますか。
海老さんのニュースは、私には、割と、ツボなこと多いんですけど、感覚が似てるんやろか?
私も海老さん大好き!
・・・はいいとして(笑)
 
やっぱり、宇陀のどこから天神を勧請したのかは、はっきりしないんですね。
でも、墨坂神社の旧社地が「天神の森」ってのは、むっちゃツボやないですか。
 
墨坂神社は、「祟りを鎮めるための神社」と言うか、疫病を退散させるために祭りをした神社ですし。
 
大阪山口神社には、何かないのかなぁ?
 
「天神」
という言葉も、突っ込んで考えたら、いろいろな発見ありそうな言葉ですよね。
 
これも、以前に言ったことがあるような気がしますが、
「天神」
と名付けられている神社の御祭神としては、もちろん、菅原道真公が一番多いと思うんですが、次いで、少彦名命が多いと思うんですよ。
 
菅原道真公が「天神」と呼ばれるのは、「雷」からの連想かもしれませんが、少彦名命が「天神」と呼ばれるとしたら、なぜなんでしょうか?
 
いや、神産霊神の子なわけで、「天神」であることは間違いありませんが、他にも数いる「天神」の中で、なぜ、ことさらに少彦名命なんだろうか、と。
「天から零れ落ちる」
「光輝いてやってくる」
という連想から、どこかで、雷と繋がってるのかもしれん・・・とも思うんですよね。
 
小子部スガルが雷神を捕まえたというのも、少彦名命=雷神というのと、どっかで繋がってるかもしらんし。
 
ここらへんもじっくり調べたいと思いつつ、とっかかりが少なくて。
 
百合若って名前だけ聞いたら、タッキーみたいな美少年思い浮かべますよね。
それが、鬼みたいな大男。
 
微妙に、それが可愛く感じる、今日このごろ(笑)
  • そ、タッキーやねん(笑) 投稿者:海老珍 投稿日:12月13日 16時40分

    百合若、名前だけ見たらタッキー、ぶははは。
    おもろい、おもろい。
     
    それより面白いのがのりちゃんさ。ちゃんと的突いてくる。やっぱりうちら愛し合ってるワ。
     
    >大阪山口神社には、何かないのかなぁ?
    そうでしょ、そうでしょ。でもあそこにはスクナヒコはいないねん。
    でもね、国の境ってことで考えて。近くに穴虫峠ってあるやん。私はどうもそこに何かあるような気がしてるんです。万葉集巻七1247 柿本人麻呂…これが気になる。
     
    大穴道 少御神の作らしし 妹背の山は見らくしよしも
     
    さて、この大穴道ってオオナムチではなくてこの穴虫峠の道だったら…なんて、真相はわかりませんが…気になります。
     
    ところでさ、五條天神って言ったら牛若丸でもあるわけで。
    牛若丸がまだちっちゃい時に、常盤御前が子供らを連れて身を隠すのが、・・・これまた宇陀なんですよね。大河終わっちゃったよね。で、話をムリからタッキーに戻してみました(笑)
     

     
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月14日 08時24分

    ほんまやタッキーや!!
    いや、私、五条天神の側で弁慶と出会った・牛若丸が吉野に隠れ住んだ・山伏の姿になって逃げた、そして、太平記で、楠木正成公と一緒に、大森彦七に化けて出た・・・というところにはひっかかってたけど、宇陀との関係は知りませんでしたわ!!
     
    いや〜〜〜、ありがとう!!!
     
    こりゃ、常盤御前にもひっかかっとかにゃあかんような気がしてきた。
    絶世の美女であること、
    源義朝の側室で子を生んでいると共に、平清盛の子も生んでる、と。
    しかし、いくら側室になったにせよ、平清盛が、敵の子供である牛若丸他を生かしたことは、不思議です。
    何か別の事情があったと考えるほうが理に適ってる。
     
    では、常盤御前の素性は?
    と調べてみましたが、氏素性が明らかになってないようですね?
     
    ただ、宇陀に逃げているということは、宇陀に縁の深い女性だったってことでしょうね。
    この姫は、うつぼ船に関係ないんかしら。
     
    いや〜〜〜ありがとう!!
     
    >穴虫峠
    葛城へ行く時、この峠をよく通るんだけど、
    「アナムシ」と「オオアナムヂ」との関係は、考えたこともなかった。
     
    関係あるかどうかはわからないけど、吉野の・・・こないだ、落王さんが情報をくださった、久須斯神社のそばに、
    「少牟遅神社」ってのが鎮座しますねんわ。
     
    案内板もなし、常駐の神職さんもいてはれへん。
    地元の人に聞いてみても、「どこにそんな神社があるか」さえご存知ない方が多かった。
    でも、親切な方ばっかりで、情報のリレーをしてくださって、最終的に、神社をご存知の方を紹介していただけたんですけどね。
     
    そんな神社なんで、伝承などわからないんだけど、お社の前にあった扁額には、
    「両宮神社」という文字が。
    「雨宮神社」とも読める。
     
    これが、両宮ならば、少名牟遅と多分、大名牟遅?
     
    少名牟遅という神名は他に見たことは、今のところないけど、
    「なむぢ」は、大だけじゃないかもよ。
     
    人麻呂が何を言うてはんのか、気になるね。

 

気付いたら 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月08日 22時09分

割と長く、話題が止ってたので、話題を一つ。
 
もう、先々週のことですが、
 
恩智神社
の秋季例祭に行ってきました。
 
その二日前に、御供所神事という神事が行われて、人の形をした「御供」が作られます。
 

その「御供」が、秋季例祭で、神楽の奉納をした人(つまり、初穂料を納めて、神楽殿に上った人)に、撤下される・・・ということで、勿論、神楽奉納してきました。
 
そこで、撤下されたのがこれ。

 
宮司さんのお話では、この「御供」は、祓えの人形と同じ意味があるそうです。
つまり、人々の罪ケガレを背負っているわけです。
 
勿論、この「御供」は、神前に捧げられ、それに背負わされた罪ケガレは、清められてはいるそうです。
 
が・・・、一端は罪を背負ったものを、人が食べるというのは、かなり珍しいかと思います。
 
私は、この話しを聞いた時、ケルトの「罪喰い」を思い出しました。
 
これは、フィオナ・マクラウドというアイルランドの女性作家の作品にあるのですが、つまり死者の罪をパンに移し、旅人に食べさせ、永久追放するというものです。
 
追儺の鬼が餅を背負うという事例もあると聞きました。
 
しかし、もし、恩智神社の「御供」に、罪を移すものというだけの意味しかないのならば、人の形に整える必要までないように思います。
 
罪や疫病などを「人」に移して、それを追放(島流し)にすることにより、疫病や罪を祓う・・・五条天神の御祭神も同じような役割を担っていたようです。
つまり、流刑になっていたのだそうです。
 
このような事例を、他にご存知の方がいらっしゃれば、ご一報ください。
  • オラ、瞳悟空(^^;) 投稿者:落王 投稿日:12月09日 19時44分

    のりちゃんさん、こんばんは〜!
    古代にはお祓いでヒトガタを川や井戸に捨てたりしていましたが、お餅で人形を作るのは知りませんでした。
    人の形をしたごく(餅)。人身御供・・・。
    罪を捨てずに食う。何だか逃げずに戦って勝つようで凄いですね。
    私は全く知らないので他に事例を語ることができずごめんなさい。
     
    お餅を投げる「ごくまき」は関係ないのでしょうね。
    餅とお祓いの関係。
     
    旅人に死者の罪を食べさせる。その旅人はどうなるのでしょう?罪を背負って旅を続けるのでしょうか?
    本人が気づかなくても怖いです(>_<)。
  • 落王様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月10日 07時54分

    あ、ほんとだ。
    「ごくまき」も、何か意味あるかもしれませんね。
     
    これは、うちの近所だけかもしれませんが、厄年の人間が近所にぜんざいを振舞うんですよ。
    ・・・といっても、もう今はほとんどやらず、ただ、とんど祭りの時、ぜんざいを振舞うことで、その代行としていますが。
     
    これは、厄を多くの人に少しずつもらってもらうことで、自分の身の厄を減らすという意味なんだそうで。
     
    考えてみたら、同じですよね。
     
    ごく撒きのお餅は、神前に捧げられた「神饌」を配られるという意味だけだと思ってましたが。
    もともとは、何かが篭められていたかもしれませんね。
     
    「お餅」というアイテムにも、何か意味があるのかもしれません。
     
    罪を食べさせられた旅人ですが、ケルトでは、「旅人」承知の上で、罪を食べさせるんですよ。
    その代り、かなりのお金が支払われる。
    そして、もし、旅人がその罪を海に捨てなければ、使者は地獄に落ちるんです。
     
    だから、復讐の意味で、罪喰いを引き受ける人も・・・。
    それが、小説の骨子でした。
     
    なんにせよ、「罪」は、燃やしてしまえという現代の方が、手軽で楽ですね(笑)
  • おヒサです 投稿者:海老珍 投稿日:12月10日 09時08分

    のりちゃん、落王さんこんにちわ。
     
    京都の五條天神の流刑は、ただ罪を流すだけでなくそこに復活再生の意味が込められていると考えています。
     
    五條天神、あそこには徒然草にある「靫懸くる作法、今は絶えて知れる人なし」の話がありましたよね。
    靫は武器を入れるつまりは容器なわけで、靫の字自体「うつぼ」とも読みますよね。
     
    ここではかいつまんだことしか書けませんが、「流す」とは本来容器と中身がセットではないか、と。ヒトガタ、餅のみは容器が簡略化されたものか、もしくはそのもの自身が容器・・・などと考えてみると、
    この「御供」を食べることや、のりちゃんが紹介してくれたケルトの「罪喰い」をみると、
    食べた人のカラダが容器になるわけで・・・
    のりちゃん食べちゃった?はは、あなた自身が「うつぼ舟」になってしまったのですね。
     
    だけど、私はそこに、沈んだ太陽がまた現れるというような復活再生の繰り返しがあると思うので、のりちゃんは流れてしまわなくていいと思う(笑)
     
    そういうと、饅頭の起源もそうでしたよね。あれもそもそもは「人の頭」なわけで…だけど、なにも知らずパクついてるし、パワーの源になってるわけですから(笑)
  • おヒサです2 投稿者:江良 投稿日:12月10日 14時19分

    落王様 おはつです。餅マキは修一会・修二会などの鬼
    やらいが元ネタです。鬼やらいの最後に餅をまく行為は
    いろんなエリアで見られる現象です。日本古来の現象な
    のか仏教が入ってきてからの祭祀なのか不明です。
     
    罪人・穢れ人 妖怪になります(嘘)。ただ,七人ミサ
    キなどの妖怪は異人殺しに関係します。のりちゃん様が
    かいているように富と交換する例もあるし,朝廷に近い
    人達は職業になる場合もあります。ぶっちゃけ,共同体
    外部の人間だから,死んでも構わないと考える人達がい
    ても不思議がないですね。関係無いけど,落王様のサイ
    ト綺麗・丁寧・面白いの三拍子サイトですね。
     
    海老珍様 秦河勝も「うつぼ舟」に乗せられて,播磨に
    流れた伝承がありますね。河勝も災厄人だったんですか
    ね?ついでに,罪深い自分も「うつぼ舟」乗る必要あり
    ますかぁ?
     
    饅頭 ちまきは,巨丹将来の身体と云われています。
    みんな知らず知らずのうちに巨丹将来を呪っています。
  • 餅肌 投稿者:落王 投稿日:12月10日 19時19分

    こんばんは〜!
    さすがにお詳しい皆様方。
    餅とお祓いについて楽しい知識。驚いております。
    >のりちゃんさんへ
     ケルトのお話、ますます凄さに興味を湧きました。考えれば考えるほど恐ろしいです。宿屋の扉を開ケルト怖いですよね(笑)。
     
    >海老珍さん
     先日はどうもです。五條天神さんは、あの五條天神さんなのですよね。罪を流すだけではなく復活再生という概念。怨霊も神として利用する日本らしくて凄いです。でも音量が過ぎると迷惑条例違反の紙が来そうですね(笑)。
     
    >江良さん、初めまして。
     お名前をよく拝見しております。私のサイトが三三七拍子揃ったサイトだなんて・・・恥ずかしいです。もう、踊っちゃいます(笑)。
     
    ・・・すみません。変なテンションの書き込みになってしまいました。
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月11日 15時02分

    もしかしたら、似たようなことを考えてるのかも?
     
    ただ、私は、「復活再生」というより、「弱者成功譚」「敗者復活譚」と考えてます。
    つまり、一寸法師が都に「流され」て、鬼を退治して少将になったように。
    「父なし子」を身ごもったため、流され、そして、「八幡神」を生んだ、「惟賢比丘筆記」の「大比留女(神功皇后?)」のように。
     
    ヒルコの話しも、淡島様も、ハッピーエンドで終わる成功譚だったのが、最後の部分が消失して、「弱者のための神」のようになってしまったんじゃないか、と思ってます。
     
    百合若大臣の話しをご存知ですか?
    http://www.city.oita.oita.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=KC020000&WIT_oid=icityv2::Contents::3104
    これも、「鬼」の「再生譚」かと思っているんですよ。
    力持ちの百合若大臣が、海を渡って戦に出るが、島に取り残されて「鬼」になる。
    そして、いろいろな苦難を越えて、百合若大臣は「再生」する。
     
    穿ちすぎ(^^ゞ?
     
    しかし、「靫(ゆき)」が「うつぼ」とも読むとは、知ってたけど、気付きませんでした。
    確かに!φ(..)
     
    あと、うつぼ船といえば、子宮も「うつぼ船」よね。
    神功皇后が、応神天皇を身ごもったまま旅したというのは、応神天皇から見れば、「うつぼ船で旅した」とも見えるかも。
     
    饅頭を最初に造ったのが諸葛孔明ってのは、最近知りました(~_~)
    実家で見てた、伊東四朗が司会のクイズ番組でやってたんですが、あんまりにも意外だったんで、家帰ってから調べました。
     
    そしたら、こんなのが。
    http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A5%85%E9%A0%AD
    「蛮頭」がもともとだった・・・。
    う〜ん、これから、肉まんみるたびに思い出しそう(^^ゞ
  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月11日 15時03分

    七人ミサキというと、私が思いだすのは、太平記です。
    歴史に関することについて、断言することは出来ませんが、妖怪などは、「怨恨」と関係が深いようには思ってます。
    ただ、「異人」に関係するかどうかは、今のところ、ピンときてません。
     
    さて、太平記。
    「巻第二十三 大森彦七事」
    大森彦七は、楠木正成公を倒したとされる人物です。
    この人物が、猿楽に向う途中、女性に出会い、おぶってくれと頼まれます。
    で、ありがちな展開ですが、この女が楠木正成公の化けた妖怪なんですね。
     
    そして、その次に楠木正成公が現れた時、一人じゃありませんでした。
    連れてきたのは、後醍醐天皇・兵部卿(護良)親王・新田左中将義貞・平馬助忠政・九郎大夫判官義経・能登守教経。
    源氏に恨みを持つ、「七人ミサキ」の出来上がり。
     
    なんで、「七」なのかは、いろいろな説がありそうですね。
     
    「八」が完全数だから、「あと一人を引き込むため」・・・とか。
    こわ〜(~_~)
  • 落王様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月11日 15時03分

    荒俣宏氏の翻訳なんですけどね(フィオナマクラウド)。
    「ウェールズのケルトは余裕がある。アイルランドのケルトは楽天的だ。しかしスコットランドのケルトだけ昏く悲しい」
    なんて後書きにあったりします(^^ゞ
    確かに、くらい(笑)
     
    >御霊も神
     
    吉備津彦神社は、桃太郎のモデルといわれる吉備津彦命がご祭神で、吉備津彦命が退治した温羅の首が吉凶を占うとされています。
    宮司さんのお話を伺ったのですが、
    「生前悪人であっても、ちゃんと祭れば良い神になるという考え方がある」
    とおっしゃってました。
     
    ある種、「性善説」に近いものがありますよね。
    もともと、「神道」とは、ものすごくおおらかなもんだったんじゃないかな〜と思ってます。
  • もちっとよろしく 投稿者:海老珍 投稿日:12月11日 20時08分

    落王様
    そう、あの五條天神さんです、以前はこれに絡んだ宇陀の天神のことでお世話になりましたよね。
    なぁ、流しちまおうか?そのダジャレ(笑)
    でも今ダジャレ出来るオトコがもてるらしい…うちの子供が言うてます。ケド小学生限定ぽいよね。
     
    江良様
    あ、ちまきのこと、全然思い出せなかった。江良さん凄い。江良さんはなんだか罪深いので「うつぼ舟」にでもなんでも乗って来てください。またお会いしたいです。
     
    のりちゃん様
    「弱者成功譚」「敗者復活譚」なるほど。私ももっと深く考えるとそうなるかも。
     
    おお、ここに百合若大臣出してくるとは、のりちゃん面白いです!ほんまに、鬼から再生して復活ですよね。
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月12日 06時02分

    宇陀の天神?
    菟田野に、天御中主神をご祭神とした天神社があるけど、それのことやろか。
    どんな絡みですか?
    興味ある!
    ダジャレと一緒に発表プリーズ!
     
    百合若大臣は、丹生の百合野社に参拝したとき、
    「百合」
    「大男(狩場明神&百合若大臣)」
    という共通項から、なんか見えてこないかと頭ひねったんですよ〜。
     
    でも、イマイチ。
     
    ただ、鬼のような大男と百合ってのが、イメージじゃない分、なんかありそうですよね。
  • ダジャレは私ちゃう(笑) 投稿者:海老珍 投稿日:12月12日 14時57分

    ダジャレは落王さんに任せるわ(笑)
     
    >もしかしたら、似たようなことを考えてるのかも?
     
    そうだったみたい!って、のりちゃんが神社紹介で書いて
    る五條天神社のを今ごろ読んだんですわ。
    注目した部分が同じで極めて近しい流れがだったのでやや鳥肌が実ってしまいました(笑)
    だからのりちゃん大好き!
    絡み…というのは、空海が宇陀の天神を勧請したということで、そこにひっかかって落王さんにその宇陀の天神ってドコ?って聞いたことがあったんです。
    そう、墨坂神社の境内社に天神社があるのだけど、御祭神が天御中主命・高皇産霊神・神産霊神だった、とか、
    でも墨坂神社の旧社地が「天神の森」というところにあるとか…彼とそんな話をしたような記憶が。ずいぶんと昔の話です。その頃彼はまだ私のことを素敵なマダムと思っていたに違いないわ(はぁと)
    …今はちゃうやろけどな、ガタ崩れやろ、がはは!
     
    百合若…それにしても可憐な名前ですよね。名前に惹かれるわぁ。
  •  投稿者:のりちゃん 投稿日:12月13日 12時45分

    新スレ 旧社地は天神の森
    に移動します。

 

新スレ 水銀 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月29日 07時03分

江良様 かまど様
井光も、興味深い神ですね。
葛城に、「井光姫」を御祭神とする、長尾神社が鎮座しますね。
新撰姓氏禄には、
神武天皇吉野行幸の際、井光姫が現れて、天皇は姫に、「水光姫」のなを授けた・・・なんていう話しが載ってるようです。
私が持っている、「日本神名辞典」に、そう書いてあったんですが、原典を持ってないんで、詳しいことはわかりません。
 
でも、「井光」という文字が共通しているのが気になりますよね。
 
しかも「長尾」という社名からもわかるように、蛇。しかも、頭は三輪山を三重に取り巻いていたというのだから、三輪との関係が深そう。
 
古代の血族関係って、想像するしかないけれど、割と交流が広かったのかもしれませんね。
 
>二火・一水神
なるほど。製鉄に関係する言葉なんですね。納得。
  • 二火一水 投稿者:海老珍 投稿日:12月01日 14時28分

    江良様
    >二火・一水神 これは,鍛冶の作業工程だそうです。
    火を二回起こしたら,水を一回入れて不純物を除くため・・・
     
    なんだかスッキリしました。
    古代史に金物関係の話って切っても切れないのに、実際の行程はどうだということをあまりに知らなさ過ぎだなぁ、とつくづく思いました。
  • 鉱物・鍛冶 投稿者:江良 投稿日:12月01日 21時28分

    海老珍様 いやぁ自分もすっきりしました。自分も海老
    珍様と同じで五行で考えていたんですよ。それで悪友で
    邪悪な風水師に相談したら,それ鍛冶の工程だよと言わ
    れて,膝をポン(古い)。海老珍さんのパパが製鉄関係
    でしたよね?面白い話があるかも?
     
    のりちゃん様 井光姫,そそる話です。情けない話です
    が,自分は知らない話でした。井光も不思議で面白い神
    様ですよね。天一目と違い素材神だと思うのですが?
    鉄神で面白いのが,穢れを気にしない話が各地にありま
    すね。何ででしょう?みなさん,また教えてください。
    (kokoro様,もしくは未だ見ぬ賢人いでよぉ...すみま
    せん)。
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月02日 08時06分

    確かに。
    行程は、知らない(^^ゞ
    よく言いますね。現代人が過去へ行ってもなんの役にも立たないって。
    どんなに科学の恩恵を受けていても、その仕組みを知りませんもんね。
    勉強せんとね(^^ゞ
  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月02日 08時07分

    何をおっしゃる。
    それだけいろいろな文書に当ってはったら、「情けない話しですが」なんてこたないでしょ。
    そんなこと言ったら、私はいつも「情けない話ですが」やないですか。
    でも、全然情けないと思ってませんけどね〜( ̄^ ̄)
     
    井光については、なんのイマジネーションも湧いてない状態です。
    この夏、吉野の井光神社へ参拝しましたが、えらく明るい場所で。
    スカーーーーーンって感じでね。
     
    井戸から出てきた。
    尻尾があった。
    そういうイメージが湧きませんでした。
     
    >鉄神
    ケガレを気にしないという話はそそります。
    また、詳しく教えてくださいね。
     
    製鉄は「死」の香りが漂いますよね。
    以前も紹介した、成相の鐘も死の香りがしましたし。
     
    その関係でしょうか。
     
    死を恐れないから、ケガレも恐れない、と。

 

再び百合野神社 投稿者:かまど 投稿日:11月28日 21時14分

のりちゃん様
アップお疲れ様です。
狩場明神の伝説には、蜘蛛以外に、大猪を倒したり、大蛇に追われたり、動物がらみが多いですね。大猪を倒した時のゆかりの大石は立岩と言って祭られてますし。蛇に追われた時の大岩は明神岩って言われてます。こういうもの辿って行くと結界になってたりなんかして。うそです!狩するときの目印だったりはするかも知れないけど(^^;)
 
麓に道沿いに高野神社ってあったの気づきました?写真撮りました?変なもの写りませんでした?
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月29日 07時04分

    大蛇っていうのは、丹生津姫が切りつけたという大蛇と同一でしょうか?
     
    大猪も・・・。
    私はあんまし面白いと思わなかったんですが、宮崎駿監督の「もののけ姫」では、猪は、山神でしたね。
    ヤマトタケル伝承でも、猪は、山の神のようでした。
    狩場明神は、土着の神様を平定する役割を果たしたのかなぁ。
    明神岩・立岩。
    今度、訪れてみたいです。
     
    >高野神社
    はい。参拝しました。
    そばにおられたご夫婦に御話しを伺って、御祭神のことを聞いたんですが、
    「神様がおられますねん」
    という素朴なお答えが返ってきました。
     
    私ら夫婦は、霊感欠乏症でして・・・。
    写真、ごくごく真っ当なものしか写ってないようです。
    わっはっはぁ。
     
    ・・・・ここ、なんかあるんですか??
  • のりちゃん様 投稿者:かまど 投稿日:11月29日 07時32分

    >・・・・ここ、なんかあるんですか??
    霊写真は写りません。そんな大きな神社じゃないのでお社近くでとられたでしょ?よく見ると丹生津姫神社や酒殿神社や丹生狩場神社と違う部分があります。他にも同じ違いの丹生神社があります。なぜかは色んな人に聞いてみたけど、皆さんあまり気にされていなかったようで。
    ヒントは右?左?
    インターネットで調べても今回は多分見つかりません。では、よく写真を見てください。
  • 第2ヒント 投稿者:かまど 投稿日:11月30日 01時14分

    右  
    丹生都姫神社、丹生酒殿神社、丹生狩場神社、丹生官庄符神社
     
    左  
    高野神社、丹生川上神社3社、長谷丹生神社
     

    言い方変えると左が右になり、右が左になります。
    大ヒントなんですが、もしかしたら余計ややこしくしたかも。
     
    がんばって!(苦労しているのりちゃん様を想像するとちょっと優越感。えへへ)
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月30日 07時49分

    あれれ?
    もしかして、摂社・末社かな〜〜〜・・・とは思ってたんですが、そんなお顔ぶれでしたっけ?
    写真で文字は判別できないんですが、確か、
    「ここ、丹生都比売神社の四所さんと違うな」
    と思った記憶があるんですよ。
     
    市杵島姫はいらっしゃったけど、豊受さんがいらっしゃらなかったような記憶が。
    あれ?
     
    で、上げてくださった摂社を見る限りは、
    右側、丹生都姫神社の並びに、狩場明神にご縁の深い神社が。
    左側、高野神社の並びに、丹生関係の神社が並んでいる・・・ということでしょうか?
     
    逆じゃん?
    ってことでしょうか?
    違うかな〜〜〜。。。
  • のりちゃん様 投稿者:かまど 投稿日:11月30日 22時19分

    ヒント3!
    それは左頭○○あるいは右○○といいます。右頭○○であれば左○○ともいいます。
    ○○は漢字2文字です。
    そうですねー。のりちゃんずのHPの丹生神社の中では丹生官省符神社の写真に大きく写っています。しかし、他の丹生津姫神社や丹生川上神社3社には写ってなかったと思います。写ってるかも知れませんが拡大してもわかりませんでしたー!
    ちなみに、なーんだって事です。そうそう高野山オフ会参加の人にはこれで分かるかも?お遍路さんの袈裟に描かれているもの!!!これは大ヒントですねー!
    ちなみに、丹生津姫神社は左○○で、丹生川上神社は右○○です。
     
    では、ご健闘を祈ります。うふふ・・・
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月01日 07時16分

    はっ!!楽しまれてる?
    キーーーーーッ!!!
     
    ・・・さて。
    それらのキーワードを考えるに、
    「三巴」という単語しか浮かばないんですが。
    狛犬?とも考えたけど、それなら、丹生関係の神社だけでなくてもいいわけだし、なにより、狛犬さんが違う方向向いてたら、お社を守れませんしね。
     
    高野神社の写真見ても、三巴が見つからなくて、残念ながら、どっち向いてるかわかりましぇ〜ん(T_T)
     
    言われて見れば、三巴も、向きがありますよね。
     
    卍にしても、これが反対になれば、ハーケンクロイツ。
    なんか、意味が変わっちゃいますし。
     
    三巴も、向きによって、意味がちゃうんでしょうね!
     
    三巴の、あの、一つ一つのパーツは、魂の形をしている・・・なんて話を小学校の先生がおっしゃってました。
    ことの真偽はともかく、そのパーツパーツの方向がどっちを向いているか。
    すごい大事なことのように思えてきました。
     
    また詳しく教えてくださいm(__)m
  • あ、逆。 投稿者:海老珍 投稿日:12月01日 14時50分

    ほんとだ。三巴の向きがちゃう。
    かまどさん、これには深い意味があるんですか??
     
    密かにわたしも「かまどプレー」を楽しんでおりました。
  • のりちゃん様、海老様 投稿者:かまど 投稿日:12月01日 19時43分

    のりちゃん様
    >「三巴」という単語しか浮かばないんですが。
    あたりーっ、でございます。おつかれさんでした。
     
    のりちゃん様、海老様
    >三巴も、向きによって、意味がちゃうんでしょうね!
    >これには深い意味があるんですか??
    意味があるような気はしますが、まだはっきりとは分かりません。おぼろげにではありますが推測はしています。ただそれを実証するにはたくさんの丹生神社を回って確認しないといけないので、まあ死ぬまでには分かるのではと思っています。
     
    海老様
    >密かにわたしも「かまどプレー」を楽しんでおりました。
    楽しんでいただけましたでしょうか。たまにはのりちゃんがいじられるのもいいのではと思いまして。でも何倍になって帰ってくるかがすでに怖いのですが・・・。
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月02日 08時03分

    気になりますよね。
    一般的に、左回りはどうこうで、右回りはどうこうで・・・って感覚がありますかね?
    アワ(ホツマ)文字は、左回りの渦巻きが、「ア」、右回りの渦巻きが、「ワ」ですけど。
    「ワ」であって、「ン」じゃないとこがミソですかね(笑)
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:12月02日 08時05分

    推測はされてるんですね。
    私が死ぬまでには、結論出して、教えてくださいね(#^.^#)
     
    左と右。
    日本では、左の方が格上のように扱われることが多いように思いますが、私は旦那と歩く時、左側に立ちます(笑)
    これは、「守ってもらう」という意識の表れだとか。
    つまり、(腕を組む場合ですが)旦那の利き手を空けてるわけですよね。
     
    古代の男女はどうだったでしょうか。
    男女が並んで歩くというシチュエーション自体がなかった可能性もありますが・・・。
    現代よりも、危険が多かった時代、もし、男女が並んで歩くなら、男性は、女性を守るために、利き手を開け、利き手ではない腕で、女性をかばったんじゃないか、と思うんですよね。
     
    「為」が「右」、「被」が「左」。
    それが、自然な形・・・という気もするんだけど・・・どないでしょね?
     
    >怖い
    弓はね、引き絞って、引き絞って、引き絞って・・・それから放つんですよ。
    だから、すぐにはお返ししな〜い。
     
    くくくくくくくくくぅくくく。

 

かわいい! 投稿者:落王 投稿日:11月29日 22時32分

のりちゃんさん、こんばんは〜!
つい、皆さんの丹生話に影響を受けて丹生神社へ訪れてしまいました。先日は見て頂いてコメントを有り難うございます。
百合野神社を拝見しました。小さな祠のような感じですね。名前と伝説がとっても美しいです。親切に教えて下さった方のお話も心が温まりました。
神社の後方にガードレールが見える気がしますが、道より下の場所なのですね。
それにしても丹生神社。狛犬さんが本当にポチ!可愛いですね。
自分は本当に神社のことはよく知らずにただ眺めているだけですけれど、楽しくレポを読ませて頂きました。
 
ここへの書き込みが遅くなってしまいましたが、kokoroさんお久しぶりです。かまどさん、さすがに丹生に関しては凄いお詳しいですね。知らないことばかりですが、井光など色んな関連が興味深いです。
  • 無題 投稿者:kokoro 投稿日:11月29日 23時48分

     落王さん、宇陀の丹生神社、行かれたのですね。竜王池は猪のヌタ場ですか。ちょっと残念です。それはそうと、ご紹介されていた雨師妾の画像、(別の意味で)スゴイです。雨師妾って…。
     
     
     海老珍さん、はじめまして。こちらこそよろしくお願いします。
     
    > 漠然としたことしかいえませんが影、陰は重要だと思いました。影、陰に感情移入するということはおおいにあったと思います。
     
     その感覚、すごく分かります。「御影」のことも、「ミアレ」という解釈もできるのではないかな、と思うのです。手前ミソで申し訳ないですが、実は最近、自分のサイトを始めまして、そこで水面に映った月影という「影」について書いています。とにかく、影はとても重要だと思います。
     

     管理人様
     
    > kokoroさんのカキコミを読んで、ふと、「枯野」を思い出しました。
     
     私もずっと「枯野」のイメージが浮かんでいました。巨樹伝説の話は、南方熊楠の『巨樹の翁の話』が事例豊富で読みでがありますよ。
  • 落王様 投稿者:かまど 投稿日:11月30日 01時04分

    >かまどさん、さすがに丹生に関しては凄いお詳しいですね。
    いえいえ、おたくなだけです。
    宇陀の丹生神社は前に大きな谷川が流れてたりするんですか?丹生川上神社3社がそんな感じだったもんで、ついそう思ってしまったのですが。
  • ありがとうございます 投稿者:落王 投稿日:11月30日 01時21分

    KOKOROさん、見て頂いてありがとうございます。何も知らないので私の報告は雑な内容で恥ずかしいです。
    中国の神様と日本の神様って同じアジアでも全然イメージが違うのだなぁ〜って改めて思いました。仙人にしても何だか違いますからね。
     
    かまど様、いえ、宇陀の丹生神社は川が見えません。少し離れております。流れても溝程度だと思います。吉野の3社は大きな川がありますね。池とか流れる水と町史に載っていましたが、現在は水は見当たらず痕跡のみでした。
  • 落王様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月30日 07時56分

    可愛いでしょう?
    狛犬って、本当に個性がありますよね。
     
    で、ガードレール、確かにあります。
    が、百合野社は、道を登っていくと、左側に鎮座している形になります。
    この道は、百合野社後方すぐのところで左側に湾曲して、お社の後方に回ってます。
    道を川に喩えれば、この神社は、湾曲した川の「洲」に鎮座してるイメージになりますね。
    神社を避けて道を通したからこうなったのか、昔からこういう登山道があったのかはわかりませんが。
    でも、それだけ道路から近いのに、地元の方さえ、「そんな神社あったっけ?」というくらい、ひっそりと鎮座されてます。
     
    でも、ここは是非一度参拝していただきたい神社です。
     
    私が参拝した後、道に戻ったら、ものすごい風が吹いたんです。
    それが、
    「ざざぁ〜〜〜っ、ふぁ〜〜〜っ、ふぅ〜〜〜っ」
    てな感じで、思わず空を見上げたのですが、瞬間、大地がぐらりと揺れた感じがしました。
    なんというか、ものすごく印象深い神社でした。
     
    狛犬ですが・・・。
    泉州の神社には、個性的な子が多いように思います。
    また、整理して(こればっかしや(T_T))、どこがどう、とかご連絡できればさせていただきますね!
     
    で、現在の雨師は、川流れてませんでしたっけ。
    確認したら、私も一度参拝してました(^^ゞ(祭祀跡には未拝ですが)。
    でも覚えてませんでした・・・とほほ〜。
    次は、祭祀跡にも参拝します!
  • kokoro様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月30日 07時59分

    ミアレですか?
     
    ミアレ祭りって、私はよく知らないんです。
    大鏡だったか、沙石集だったか、梁塵秘抄だったか、ミアレ祭りについて書いていたんですが、そこでは、単に、
    「神がお生まれになった祭り」
    というような説明だったような。
     
    影は自らの分身という感覚は、多分、誰でもが感じることでしょうね。
    影を止めることによって、足留めになる・・・というまじないは、世界的に見られるように思います。
     
    また、実体があるものにしか影がない、という発想は、
    「影がある」
    ということが、一種、「力」を意味するのか、とも思うし。
     
    で、一応、スレッド掲示板なんで、スレッドごとにレスつけてくださいね。
    ROMってる人にわかりづらいのと、過去ログを追っかける時、ややこしいんですよ。
     
    よろしく!
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月30日 08時00分

    んなこと言ったら、ここに集まってる人のほとんどがおたくになっちゃいますよ〜(笑)。
     
    「丹生」と聞いたら、私は水銀よりもまず、「水」と思ってしまうのですが、それは、丹生川上三社に随分初期の頃参拝してるからでしょうね。
     
    で、現代の雨師丹生神社は川から離れてるようですが、
     
    「則チ彼菟田川之朝原ニ於テ譬ヘハ水沫ノ如ク呪リ著ル所有リト記サレタ之朝原ハ此ノ地ナリト傳ンヘラレル」
     
    とありますから、菟田川がこの側を流れてた・・・のかもしれません。
     
    あと、雨師という地名です。
     
    丹生川上神社は、水の神でもありますが、雨乞いの神でもあるでしょう?
    雨師という地名は、嫌が応でも、「雨乞い」を連想しませんか?
     
    その関係かも、知れません。

 

新スレ 丹 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月25日 08時41分

江良様
それじゃ、「丹」=「水銀」と大雑把に考えても良さそうでしょうか。
 
で、天照大神が棚機女であったという説は、私もある程度、頷きます。
というのも、天照大神が水の女神だったんじゃないか、と思わせる伝承を持つ神社がいくつかあるからです。
具体的には、
敏馬神社
http://www.norichan.jp/jinja/renai/minume.htm
和伎座天乃夫岐賣神社
http://www.norichan.jp/jinja/renai2/wakinimasuamenofukime.htm
のご由緒など。
 
>播磨国風土記の天目一箇神
託賀の郡 賀眉の里ですね。
海老さんも書いてはりますが、これって、山城国風土記逸文の鴨の社の説話とそっくりだと思ってたんですが(丹塗り矢の話しはないけど)、ここに怖い話しが残ってるんですか?
興味津々です。
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月25日 08時42分

    御上神社のご由緒によれば、
    「天之御影神は天目一箇神と御同神で又は忌火神、二火一水の神と信仰され、火徳水徳の霊威あらたかで山頂を龍王様と呼んでいる。」
    ってあるんですよね。
     
    つまり、俵藤太のムカデ退治は、この龍王様がムカデにこの山を乗っ取られたことから始まったのか、とも思いますが、今はそれは置いといて、と。
     
    忌火神、二火一水の神って言葉が気になってるんですよ。
     
    なんでしょうね?
    忌火神、二火一水の神って。
     
    忌火って言えば、神饌を調理するための、聖なる火のこと・・・と単純に思ってしまいますが、それ以外の意味はあるんでしょうか?
     
    鉄を溶かすための火・・・とか??
     
    いや〜、う〜む。
     
    ムカデって、妙に金属っぽくありません?
    こじつけかしら。
    う〜む。
  • そそるネタありがとうございます 投稿者:江良 投稿日:11月25日 18時51分

    のりちゃん様 丹=水銀は,何時の時代からか限定でき
    ませんが,かなりの場所で適合すると思います(かまど
    さんの意見待ち)。全国の丹生神社は水銀の関係がない
    場所は少ないでしょう(例外は秩父や紀伊からの移住者
    が勧請した場合など)
    柳田・折口説(ニホ・稲を収穫する場や新嘗の意味)は
    無理があります。
     
    棚機女 強引ですが,アカル姫や荒神・蛇・猿などの人
    殺しの神は水神でもありますね。何か共通項があるのか
    な?橋姫も同じ系列ですね。
     
    忌火神,二火一水 これ,そそりますね。土日を使って
    調べたいです。
     
    百足 鉱山の坑道の比喩と云われています。日本最初の
    自然銅が発見された秩父の聖神社(正確には祝山)の宝
    は,元明天皇下賜の銅製の雄雌一対の百足です。だから
    のりちゃん様の発想は,こじつけじゃないですよ。
     
    荒田神社 今でも,姥神が夫のために黴(甘酒)を醸し
    ていて,その時に「火の車」に乗ってて,その火車を見
    と死ぬそうです。姥神は道主日女で,いなくなった天一
    目神のために酒を醸しているんですかね?
     
    海老珍様 元気で良かった。前の日の書き込みが元気な
    かったんで心配でした。
    道主日女 ホト刺されたんでしょうね。いがいと,この
    形の神話って見ますよね。山城・大物主...あと一ヶ所
    で読んだ記憶があります,出雲の佐田大神が近い神話で
    すね。フロイトみたいな解釈ですかね?
     
    ベンガラ 初期の水銀です。海老珍様ビンゴ!個人的な
    解釈ですが,日本の水銀精製の技術が飛躍的に向上する
    のは,奈良の大仏建造からじゃないでしょうか?それま
    での水銀はベンガラなどの比較的に精製しやすい水銀だ
    けだったのでしょう。大仏建造以降は,高度な水銀技術
    と同時に水銀中毒が問題になったんんじゃないですかね
    ?かなりいいかげんな話です。
     
    くどいネタ 出雲御影大神...誰?みんな教えてくださ
    いなっと。
     
    眠い...一回落ちます。
  • 海老様、江良様、のりちゃん様 投稿者:かまど 投稿日:11月25日 22時54分

    海老様
    >…それにしても神宮皇后は瀬戸内海でどれだけモタついておるやら
    そうですね。広島市の仁保に邇保姫神社がありますが、これも神功皇后ゆかりの神社です。このあたりに泊まったようです。おいしいものでも食べながらゆっくりと移動してたんでしょうね。
     
    江良様
    >丹=水銀は,何時の時代からか限定できませんが,かなりの場所で適合すると思います(かまどさんの意見待ち)。
    地名で言えば、かなり適合するんじゃないでしょうか。
     
    >全国の丹生神社は水銀の関係がない場所は少ないでしょう(例外は秩父や紀伊からの移住者が勧請した場合など)
    そうですね。早稲田大学の松田教授も書かれているように、丹生神社と水銀のつながりの可能性は高いと思います。例外といっていいのか分かりませんが、秩父丹党が勧請したもの、高野山真言宗が活動し勧請したものがあります。江戸時代、水戸藩士の丹治系黒田家?中山家?も丹治氏と丹生氏の関係を知って、丹生神社を勧請しています。
    ただ、丹を水銀のみに限るのは、私にはまだ迷いがあります。なぜなら、邇保都姫=丹生津姫とするのであれば(どちらが先に使われていた名かは断定できませんが)、「にう」ではなく、なぜ「にほ(あるいは、にお?)」なのか?丹には赤を意味する可能性があるのでは?などと思いますし。朱(水銀)も、赤米も、銅(あかもの→銅は丹治に繋がります)も赤で、丹生津姫のいろいろな説に繋がっていくからです。
    あるいは、こんな考え方もできます。丹生族の人々が祭った女神だから丹生津姫。丹生族にはどんな人達がいたかと言うと、鉱山師もいれば、食べていかなければなりませんから稲作していた人もいたでしょう。で丹生族が何故丹生かと言うと、その職業が鉱山師だったからという可能性はあります。要するに、丹生津姫の丹生は、水銀の意味はあっても、それは丹生津姫の性質を表すものではなく、丹生族の職業を表したものであり、丹生津姫が何の神であったかを表すものではないという事も可能としてあると言う事です。
    言いたいことは、私は丹生津姫については、丹生大明神告門、播磨風土記、竃門家文書、ご神体などから考えるに、水にも、水銀にも、稲作など、どの神にも繋がる事象が含まれており、どの神とも限定しにくい、とても難しい話だと言うことです。どれも可能性があるという事は、どれも決め手がないと言うことであり、そのため、どの説もいまだに残っており、多くの学者さんがよってたかっても何の神か固定できていないのです。何年たっても結論はでないかも知れません。
    で、私が行き着いたところは、自分の家ではこう祭っていたから、私にとってはこういう神様だと勝手に思うことにしたのです。
     
    >ムカデって、妙に金属っぽくありません?
    江良様が書かれているように、また本でも書かれているように、そういう説はあります。
  • かまど様 投稿者:江良 投稿日:11月26日 06時10分

    丹生津姫を丹生(水銀)限定で考えるのには,自分も反
    対です。あくまで御神徳の一つ(ワン・オブ・ゼム)と
    思います...が,丹生(水銀)から見ると仮託できる神
    は,やはり丹生津姫だけだと思います(アカル姫も疑っ
    ていますが)。
     
    金・銀・銅・鉄は,種類の区別なく,神道なら金山彦・
    金山姫などに仮託でき,修験なら蔵王権現(金山彦の変
    形説あり)で,仏教なら妙見菩薩・虚空蔵菩薩・毘沙門
    天が金属に仮託できます。水銀のみ丹生津姫になると思
    います(一ヶ所,丹生が取れる場所に金山彦・姫を祀る
    場所がありますが,本来は丹生津姫ですね)
     
    丹生氏 本によっては,丹生族・丹生人が全国の水銀を
    取っていたとありますが,これには反対です。
    丹生の地名がある場所に水銀が産出されたのは,問題な
    いようですが,これに丹生氏が関わった記録は皆無です
    よね。天野社に行って丹生氏が鉱山技術を持っていると
    は,思えませんでした。
    現在の鉱山会社を例にすると上流部門(鉱山開発・鉱物
    産出・精製)下流部門(輸送・製品化・販売)を丹生氏
    が天野で行った形跡はありませんね。考古学の人が新発
    見があれば別です。話違いますが,若狭遠敷で水銀を取
    った跡が発見されたのは比較的最近ですから,天野も現
    段階では保留と言うのが正しいのかも?
     
    播磨国風土記 この赤土は丹生だと思いますけど...文の
    中に「丹波」と書いてありますよね,この文からの連想
    なんですけどね。日本は中国ほど漢字を厳格に使わない
    ので「丹」=水銀にならないケースもありますが,風土
    記の文から鉄分を多く含んだ赤土に三韓を征伐するだけ
    の呪力があるとは,思えないんですよ(これは自分のテ
    キストの読み方が問題かも)。
     
    のりちゃん様 長文ごめんなさい。
     
    睡眠時間どうやって戻そう...これが悩みです。
  • 二火一水 投稿者:海老珍 投稿日:11月26日 08時46分

    なんなのだか、よくわからないけど、この言い回し、五行のなにか、っぽい感じもする。
    とりあえずこれだけ。
    さ、天気がいいので家事やっちまいますわ!
     
  • 出雲御影大神 投稿者:kokoro 投稿日:11月26日 10時33分

     江良さん、はじめまして。kokoroと申します。
     
    > 出雲御影大神...誰?みんな教えてくださいなっと。
     
     『播磨国風土記』の出雲御影大神について、ちょっと思いつきを一席。
     
     この神については、ご存じのように、近江の三上神社の祭神である天之御影神であるという説と、大国主命のことであるという説の2つがあります。
     
     このうち、天之御影神に比定する説は、『神撰姓氏録』の額田部湯坐連の記事が根拠になっているようです。ただし、「出雲御影神=天之御影神」とすると、出雲地方と天之御影神に、あまり接点がないのが気にかかります。
     
     いっぽう、『播磨国風土記』には、神尾山の出雲御影大神が通行人の半数を殺害したという神話が2回(「意此川」と「佐比岡」の2回)出てきますが、1回目に出てきた時は「出雲御影大神」でも、2回目に出てきた時は「出雲之大神」と表記されます。そしてこの後者の神名からは、大国主命いがいの神格はちょっと思い浮かびません。そういったことから私は、出雲御影大神とは、やはり大国主命のことだと考えるのが自然なように感じます。
     よだんですが、「出雲」と「御影」というと、京都府亀岡市にある御影山という山が想起されます。この山の麓には、式内明神大社の出雲神社が鎮座しており、御影山はその神体山です。神社の現祭神は、(諸説あるものの)大国主命と三穂津姫命の2柱となっております。
     
     それはともかく、では「出雲御影大神」が大国主命のことであるとすれば、「出雲」と「大神」はともかく、「御影」とは何なのか?、という疑問がうかびます。
     
     『万葉集』にある作者不明の「藤原の宮の御井の歌」(巻第一・52)に、「御影」の語が出てきます。古代におけるこの語の用例を知るには適切な資料でしょう。その部分だけ引用すると、「高知るや 天の御影 天知るや 日の御影の」とあり、角川文庫版にある伊藤博の注によれば、「空を高々と領知する神聖な御殿、天界一杯に広がり立つ御殿。p69」という意味だそうです。ようするに「御影」というのは、背の高い建築物のことらしいですが、たんにそれだけではなく、ここでは「高知るや 天知るや」と非常にその高さが強調されており、また、用途も神殿のような神聖なものだったということが重要です。
     
     で、古代出雲でそのように非常に背が高くて神殿のような「御影」というと、だいたい誰でも、大林組が作成した復元図で有名な、高さが100m近くあったという古代の出雲大社をイメージするのではないでしょうか。最近の発掘で、古代における出雲大社が伝承通りの巨大建築であったことはほぼ間違いなくなってきましたけれど、だとすれば、出雲大社の壮大な本殿は、かって「出雲の御影」と呼ばれたことがあったかもしれません。その場合、「出雲御影大神」とは、「出雲の御影(=出雲大社)」に祀られている「大神」、すなわち大国主命のことになると思います。
  • 江良様 投稿者:かまど 投稿日:11月26日 11時57分

    >本によっては,丹生族・丹生人が全国の水銀を
    取っていたとありますが,これには反対です。
    丹生族、丹生人の概念がどうかですが、私は次のように解釈しています。
    丹生族・丹生人   丹生に関連する人々。丹生の地に住む人々であったり、丹生の生産に携わる人々です。ですから、吉野も丹生族ですし、その中には鉱山以外の木こりもいるかも知れません。井光なども丹生族というまとまりの中にあると思っています。ですから丹生氏はそのなかの1つの氏族であると言うことになります。
     
    >天野社に行って丹生氏が鉱山技術を持っているとは,思えませんでした。
    >丹生氏が天野で行った形跡はありませんね。
    大丈夫です。丹生都姫神社誌やいろいろ調べてくると、丹生氏は鉱山師だったのかなと思える事象、文献、資料がいくつか出てくると思いますよ。まだ決め手には掛けますが。以前書いた参考書籍がんばって読んでみてください。ただし、水銀の精錬という部分では大量にしていた痕跡は今のところないと思います。多分丹生氏は転々と鉱山を探し回ることよりも、1つの土地で安定した生活をする事を選んだんだと思います。
    ちなみに、確かに天野社だけでは鉱山技術ありそうには見えませんね。天野社にはそんな話は残ってないと思います。ただ、あっても私ならいいませんけど。なぜなら天野社が荒らされるかも知れないから。天野社の歴史もすばらしいですが、その近辺も含め、その景観が最もすばらしいと思っています(地元者なのでよけいに)。隠れ里と呼ばれるにふさわしいたたずまいだと思っています。だからそれを壊したくはないと思っています。天野社は旧官幣大社なんですが他の大きな神社と比べると、囲いもなく、とってもオープンな田舎の神社って感じが私は好きです。
    天野は祭るところ、丹生氏や天野に住む丹生族の活動範囲はもっともっと広いです。高野山もそうですし。吉野まではいかないかも知れませんね。文化は似てますが、丹生族は丹生族でもまた違う一団のように感じています。
     
    余談ですが、高野山のお土産で高野槙ってあるんですが、これも鉱山に関係してるかも知れないらしいですよ(真偽の程は分かりませんが)。さて、どうしてでしょう?
  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月26日 13時14分

    猿神も水神ですか?
    ロシアのヴォジャノイという妖怪は、猿のような姿をしていますが、水の中に棲み、馬を水中に引き込むんだそうです。
     
    日本の猿も、河童に繋がるんでしょうか?
     
    >忌火神,二火一水
    http://www.norichan.jp/jinja/kenkou2/mikami.htm
    に、御上神社の御由緒も引用してますので、じっくりご覧ください。
     
    >荒田神社
    姥神の火の車ですか。
    雷??
     
    全然ちゃうかもしれませんが、大阪市鶴見区茨田大宮に、大宮神社が鎮座します。
    ここの御祭神が、天照皇大神・火車大神。
     
    サイト始めた頃に参拝した神社なんで、ご由緒全文引用してないんですよ〜。
    んで、案内板映した画像データも・・・壊れてまして(T_T)
     
    しかし、住所を見ていただければ分かりますが、「茨田」。
     
    なんか繋がるかも??
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月26日 13時15分

    >ムカデ
    信貴山の本坊っていうんでしょうか、神社でいえば本殿みたいな建物。
    そこの扁額には、ムカデが彫刻してあります。
     
    寺務所の方に聞いたら、毘沙門天の乗り物なんだそうです。
    毘沙門さんの乗り物といえば、虎が有名ですが、ムカデもなんだそうです。
    これも、ちょっと面白いですね。
     
    >高野槙
    確か、槙って、油煙を出さないんですよね。
    だからこれを松明とすれば、坑道などに煤をつけずに済んだとか?
     
    ・・・と、まるで知ったかぶって書いてますが、このサイトにそう書いてありました↓
    http://www.asahi-net.or.jp/~uu3s-situ/00/3.html
     
    しかし、木ひとつにも、意味を読み取れるもんなんですねぇ。
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月26日 13時15分

    うん。確かに、五行かも。
    でも、五行って、なんでもかんでも、5つのエレメンツに分類しちゃうからなぁ。
    確か、「辛味」は、「火」なんだよね。「赤」も「火」。
    なので、赤唐辛子は、「赤」で「辛い」から、「二火」。
    ・・・っていう解釈には・・・ならんか(^^ゞ
  • kokoro様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月26日 13時16分

    kokoroさんのカキコミを読んで、ふと、「枯野」を思い出しました。
    あれも、「御影」ですよね・・・って、影のせいで、野原が枯れるわけだから、聖なる影とはならないのかもしれませんが、なんしか、「影」に関係が深いですよね。
     
    そもそも、枯野伝承がある地域はいくつかありますが、その影がかかる山というのは、
    日本書紀では富士山。
    古事記では高安山。
     
    近所の八尾市にも、枯野伝承があって、高安山まで影が届いた・・・とあったはずなんですが、原典が見つかりませんでした。
    八尾市歴史民族資料館の冊子だったと思ったんだけど・・・すんません。
     
    つまり、「枯野」とは、巨木ではなく、高い建物だったんじゃないか、と。
     
    とすると、その建物が覆い隠した山とは・・・。
    その山に住む部族のことで、つまり、その建物を建てた部族が、その山に住む部族を制圧したということかな、と。
     
    天御影から話しがそれましたが。
    しかも、その解釈だと、巨木が船になり、塩になるというのが、どうも不可解になっちゃいますね(^^ゞ
  • のりちゃん様 投稿者:かまど 投稿日:11月26日 16時06分

    >毘沙門天の乗り物なんだそうです
    そうらしいですね。先日天野社によってきたらちょうどそういう話題が出てました。ムカデと鉱山の話は知ってましたが、毘沙門天と繋がっていたとは知りませんでした。
     
    >だからこれを松明とすれば、坑道などに煤をつけずに済んだとか?
    そうーーーーーなんですけどねーーーー。まずは自力でしょーーーーー。(ワラ)
    今更ながらにインターネットの便利さを痛感です。今の子供達は図書館で調べ物をするってなくなってきてるんでしょうね。そういや、おとつい飲みにいったんです。そこで、「このあたりに丹生の宮ってあるんだよ」って話すると、飲み屋のねえちゃんが「ええーっ、そんなのあったっけ?」って携帯をピピピ。「あっ、ほんとだ!」携帯でキーワードを打って検索すると今は住所出てくるんですね。国語辞典や英語辞典、イミダスなんかもあってビックリしました。
     
  • のりちゃん様 投稿者:かまど 投稿日:11月26日 16時16分

    >このサイトにそう書いてありました↓
    このサイト数年前に読んだ記憶があります。先日カキコした内容もかかれてますね。「・・・忘れるな」ってやつ。「・・・」の部分が思い出せなかったんですけど。これを見て覚えてたのかな?何かの本で読んだような?
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月27日 07時22分

    毘沙門天といえば?
    普通は、上杉謙信公ですよね。
    でも、私は、楠木正成公を思い出します。
    公の幼名は、多聞丸。
    多聞天は毘沙門天の別名ですよね。
     
    日本で最初に毘沙門天が現れたとされる、信貴山で、母親が子授け祈願をしたら、太陽を袖に入れる夢を見て、そして生れたのが、正成公だ・・・なんて、むちゃくちゃありふれた伝承も残ってます。
     
    正成公は、山伏の情報網を掌握していたと言われていますが、鉱脈の情報はどうだったのかな?なんてね。
     
    >調べ物
    最近、ほんとにネットを使って調べることが増えました。
    私は、携帯でネットはしないもんで、出先で何かわからないことがあると、
    家に飛んで帰って、ネットを繋げます(^^ゞ
    うふ。
    私って、イマドキの人?
     
    >水金
    水銀を水金って表現してたとすれば面白いですね。
    まさに、金が水状になったもの的な捕らえられ方をしてたのでしょうか。
    水銀、ほんとに魅力的な金属なんですね。
  • kokoro様 投稿者:海老珍 投稿日:11月27日 09時46分

    はじめまして。
    亀岡の出雲大神宮って元出雲っていわれたりするんですよね。出雲大社より古いっていわれる。これについて、ええぇ〜そんな〜ん、なんて思ってましたが、そうなのかもしれないと思うようになってきました。
    そうなるとまた疑問もでてくるんですが、kokoro様のおっしゃられたこと興味深いです。漠然としたことしかいえませんが影、陰は重要だと思いました。影、陰に感情移入するということはおおいにあったと思います。
     
  • kokoro様 投稿者:江良 投稿日:11月27日 14時00分

    ありがとうございます。すっきり・すっきりです。凄く
    論理的な案です。元出雲失念していました。人殺しの女
    神も三穂津姫か須勢理姫あたりですね。失礼します。
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月28日 07時30分

    元出雲は、水の神社でもありましたよね。
    元出雲のそばにある、鍬山神社も大己貴命がご祭神で、国造り伝承が残っていました(鍬は国作り使ったもの)。
     
    しかし、ここが元出雲だとしたら、出雲の民は、どこから出て、どう移動したんでしょうね?
     
    「元」っていろいろありますよね。
    どれが本当で、どれがどうやら(笑)
     
    >陰
    「陰」と書いて「オニ」と読ませるのって、どこで読んだんだろう。
    これって、割と聞く説ですか?
     
    オニって、確かに、いろいろな側面があると思うんですよ。
    天々さんから、丹波の「オニ」は、「悪者」ではなく、「良いもの」「仲間」という扱いだと聞きました。
    また、「英賀西村の書写の餅」という論文を拝見するに、この土地では、節分祭りで、鬼の使った箸が「長寿箸」になる、などの伝承があるようで。
     
    もちろん、マイナスの伝承がいつの時かプラスに転じることはあるでしょうが、これまた面白いかと思いました。
  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月28日 07時32分

    なるほど。
    人殺しの女神が、三穂津姫か須勢理姫だという考えは面白いです。
    須勢理姫が、黄泉の国の支配者の娘OR妻であり、もしかしたら大祓えのさすら姫であるかもしれないと考えれば、特に。
     
    ・・・で、気を使わせちゃってごめんなさい(^^ゞ
     
    いや〜、私が、「カキコミ長い、多い、減らせ〜!」って言っちゃったんですわ〜。
    ごめ〜〜ん。
    伝えたいことは、抑えず書いてくださいね。
  • お言葉に甘えて 投稿者:江良 投稿日:11月28日 18時47分

    伝えたいことは...金と女が欲しーーーい...これだけ。
    嘘ですからね。
     
    かまど様 いくつか訂正しますよ。間違えていたら,指
    摘お願いします。
    丹生族 かまど様の括り方なら賛成です。元は全て同じ
    血族とかなら反対という意味でした。それと伴部,律令
    以後なら品部・雑戸に水銀のみを扱う集団は存在しない
    記憶があったので,あのような書き方をしました。
    井光は水銀を象徴している説がありますが,吉野首の祖
    で,古い時代に丹生氏と血縁関係が見えないので,除外
    していました。
     
    丹生氏 たしかに天野の遺品などに,過去に鉱山師だっ
    たと思わせるモノが複数あります。ちゃんと書くと,丹
    生氏が天野に建立した以降に各地に出来た丹生神社に
    丹生氏が関与したと思われる神社が見当たらないと書く
    べきでした。関西より西の丹生神社で丹生氏が関与した
    と思われる神社は二社ありますね。
    それと,丹生氏が持っていた水銀の技術は,比較的に古
    い技術で,主に古墳時代(仁徳の時代前後?)までの
    方法しか持っていなかったと思います。
    アマルガム製法などの新しいテクノロジーを丹生氏は,
    所有していないと思っています。ただ,アマルガムは,
    江戸時代にイスパニア人が持ってくるまで日本に存在
    しなかった説もありますが...訂正お待ちしています。
     
    二火・一水神 これは,鍛冶の作業工程だそうです。
    火を二回起こしたら,水を一回入れて不純物を除くため
    と友人から昨日教えてもらいました。
     
    自分もkokoroさんみたいに,びしっとした文章を書ける
    ように勉強してきます。失礼しました。
  • 江良様 投稿者:かまど 投稿日:11月28日 20時37分

    >元は全て同じ血族とかなら反対という意味でした。
    そうですね。私も同意見です。あまり血縁関係はみられません。同じ文化を共有していた人々?うーんいい言葉が浮かびません。すいません。
     
    >天野の遺品などに,過去に鉱山師だったと思わせるモノが複数あります
    天野自体にはあまりないかもしれません。その周りですね。物でない時もあります。私が知っているものでは天野に1つありますが、これは本では書かれてません。どなたかが講演で話されたようですが、真偽の程は私には分かりませんので、あえてノーコメントという事で。
     

    >天野に建立した以降に各地に出来た丹生神社に丹生氏が関与したと思われる神社が見当たらないと
    「天野に建立した以降」というより私は「空海以降」でしょうか。天野社建立から空海が来るまでに建立された丹生神社はあるかもしれないので。←調べたことありません。
     
    >関西より西の丹生神社で丹生氏が関与したと思われる神社は二社ありますね。
    どこですか?ありましたっけ?
     
    >丹生氏が持っていた水銀の技術は,比較的に古い技術で
    そうだと思います。原理は吉野と同じ「つふろ?」だと思っています。
     

    高野山系丹生神社の見分け方は、丹生明神と高野明神がセットであることと言われてます。が、あとから高野明神を付け加えて祭られる場合もあるので、実は仕分けが難しいというのが現状。だいたいの目安としてということで。(^^;)
  •  投稿者:のりちゃん 投稿日:11月29日 07時02分

    新スレ 水銀 に移動します。

 

ありがとうございました 投稿者:落王 投稿日:11月24日 23時24分

こんばんは〜♪
狛犬写真、ありがとうございました。
こんな珍しいニューフェイスは知りませんでした。都会から来た転校生を見ている田舎の生徒の気分です(笑)。
 
わー、水銀や丹生の話題などワクワクですね。
もっとも皆様のお話について行ける知識はないので、黙って読ませて頂いております。宇陀も水銀の鉱山があったところですし、かなり興味深く読ませて頂きました。
古代で防腐(不死)と塗金に重宝された水銀。かなり重要視されたようですね。宗教的な聖地にもなりましたが、防腐や塗金以外にも何か意味があったのか気になります。毒としての水銀も知られたでしょうから、いつまでも聖地として続くのには何か意味があるのかな?今は何も浮かびません・・・。
 
平群の船石。結構、山の方にあるのですね。草や虫の少ない冬場がチャンス!いよいよシーズンでしょうか?
  • 落王様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月25日 08時43分

    宇陀はものすごく好きな場所なんですが、電車で行くにはちょっと不便で。
    一度、榛原の駅から歩いてぶらぶらしたんですが、往復3時間くらいかかったような。
    ま、それはいいんですが、飲食店がないので、昼ごはん抜きになってしまったのが辛かったです(T_T)
     
    でも、良いお山もあるようですし、一度、山にチャレンジしに参ります!
     
    しかし、水銀の鉱脈があったのですね。
    そういや、宇陀水分神社は朱塗りの綺麗なお社でした。
     
    水銀が重要視された理由はなんなんでしょうね?
    水銀を「特別な金属」」と見たのは日本だけじゃありませんから、何か、人の心をそそるものがあるんだと思います。
     
    何を隠そう、子供の頃、体温計が割れて飛び出した水銀のころころさに、心弾ませたσ(^^)です(笑)
     
    ああいう、流動的な金属は、人の心を掴んじゃうんでしょうか??
     
    船石を発見したら、また面白い狛犬さんを見かけたら、また、写真持っていきますね!
  • ころころ 投稿者:kokoro 投稿日:11月26日 10時37分

     のりちゃん、お早う。落王さんお久しぶりです。
     
     宇陀には式内・丹生神社もありますね。榛原駅から車で10分くらい距離です。本殿の裏をすこし入ったところにある、古代の水源祭祀の遺跡はすごく神秘的な場所ですよ。小さな池があるんですよね。行くと時間を忘れます。もっとも、蛇や虫の出ない季節を選ぶ必要がありますけど。
     
    > 子供の頃、体温計が割れて飛び出した水銀のころころ
     
     それ、私もやりました。
  • kokoro様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月26日 13時14分

    宇陀の丹生神社は、未拝です。
    車で10分ってことは、歩けば100分ですな。
    しかも、虫や蛇がいるとなると、かなりの藪ですね。
    う〜む、やっぱ旦那に連れていってもらおっと(^^ゞ
     
    秋なので、ぶらり出かけたいんですけどね。
    必ず、水源祭祀の遺跡にも行ってきます。
  • ころころ2、3? 投稿者:海老珍 投稿日:11月27日 09時51分

    へへ、私もやったことあります。そんでおばあちゃんにめっちゃ叱られた(笑)
    kokoro様は落王様とも繋がりがあったのですね。
    では、私もよろしくです〜。
     
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月28日 07時29分

    私も、母親にめっちゃ叱られた(笑)
    でも、あれ見て、コロコロしたくならへん人っているんやろか(爆)

 

魚女房 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月27日 07時24分

子供の頃通った図書館へ行ってきました。
ありました!
 
おばけ文庫第五巻「よいさよいさ」
山田野理夫著
 
これによると、魚女房の舞台は、宮城県の井戸浜。
男の名前は助八、奥様の名前は魚。
ごく普通の二人は、ごく普通の恋愛をし、ごく普通の結婚をしました。
でもたった一つだけ違っていたのは、奥様は魚だったのです。
てなわけで、間違いなく、お尻で味噌を掻き回してました。
 
最後、魚女房が海に帰るとき、助八に黒塗りの手箱を渡しています。
 
これがなんと玉手箱!
ではなく、中には黄金がぎっしり詰まっていたそうな。
 
魚女房は死んで・・・ではなく、去って黄金を成したようでございます。
 
以上、やっと報告ができました〜。
  • 奥様はサカナ(はぁと) 投稿者:海老珍 投稿日:11月27日 08時40分

    宮城県だったんですね。
    関西からはあまり馴染みのない土地かも知れませんね。どうせそっち方面なら北海道のほうがええかー、になりがち。
    でも、最近宮城が話題になってたんです。ン?歴史じゃなくて味のほうで(笑)牛タン、ずんだ餅…
    なぜかというと、「たまごっち」のご当地名産品のアイテムにずんだ餅があって、会話していたのは娘、ハハ。
     
    あ、でもでも、宮城県って言ったら塩竈神社ですやーん。
    塩土老翁でしたか?ですよね。
    この「魚女房」の話もきっと海岸沿いだろうし。「玉手箱」だし。助八っつあんは宮城の浦嶋タロはん?…丹後のようですね。
     
    それにしてもその箱に入ってた黄金もじつは“うんこん”ちゃうのん、怪しいわ〜(笑)
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月28日 07時28分

    確かに、東北って一番行きづらいんですよね。
    宿も高いし、足も不便だし。
    でも、出羽山とか、興味深い場所はいくつもあるんですよね。
     
    んで、そう、塩土翁ですわ。
    塩釜神社は、確か本当に、製塩の跡が残ってるとかそんなですよね?
     
    彼も、龍宮への「お使い」になるんでしょうか。
    目無籠の船ですよね。
     
    東北にも、東北独特の龍宮伝承がありそうです。
     
    浦嶋伝説っていえば、丹後半島というイメージがありますが、泉州にも、豊玉姫とその妹の伝承があるわけですし。
     
    >うんこん
    まさにコガネ色!!!!!
     
    ・・・ま、助八が使った後で、うんこに戻るんちゃいますか(笑)。
    それなら大丈夫。

 

新スレ 切腹 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月25日 08時40分

江良様
澁澤龍彦は、結構読みましたが、世界悪女・・・は読んでないですね。
澁澤氏の場合、「世界悪同性愛・・・」を書きたかったとかいうことはないのかな(笑)
三島由紀夫に偏愛されてたみたいだけど。
 
で、高知の鴨の社ですが、土佐国風土記逸文では・・・、ですので、現在のご祭神はわかりません。
 
また、続日本紀では、アジスキタカヒコネを土佐から迎えた・・・とされてますから、多分、アジスキタカヒコネが御祭神であるという認識だった思いますよ。
 
歴史の話しって、簡単にはいきませんよね。時代により違うから。
 
淡島神社は、いろいろな人形があるようですが、前の海岸は気持良いし、さざえのつぼ焼きが食べられるし、観光には良いですよ!
 
>冰上刀売
なんにせよ、重要な人物ではあるでしょうね。
 
しかしまぁ、ほんの少し前までは、好きな人と結婚できない時代だったわけですよね。
うちの祖母の時代はまだ、家同士の話し合いで結婚が決まったみたいで。
 
それで、「もう絶対いや!」という人と結婚せんとならんようになったらどないしたんでしょうね。
昔の人は堪えたのかなぁ?
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月25日 08時41分

    そうそう。
    建石命っていう名前、播磨国風土記のほかの部分でも見かけた・・・と思って、今探してみたけど、ようわかりまへんでした・・・割と、すごい人みたく書かれてた記憶が。
    それを雇うわけですからねぇ。
     
    で、美具久留御魂神社ですが、この神社の宮司さんは、代々楠木正儀公の子孫が勤めておられるとか。
    つまり、南朝方なんですね。
     
    私は、
    「楠木家」
    の山伏情報網って、現在考えられている以上にすごいんじゃないかと思ってます。
     
    で、この神社にあるように、あちこちの場所(その場所に修験があるかどうかは別として)と関係してるというのは、面白いなぁ〜と。
     
    古代の人が通ったルートにもいろいろあるんでしょうけどねぇ。
  • 凄いスレ・タイだぁ 投稿者:江良 投稿日:11月25日 18時05分

    のりちゃん様 渋沢龍彦は,年上の女性(複数)から読
    めといわれて読みました。同性愛をネタにする可能性が
    ありますね。今,三島ってブームなんですね。保守系の
    メルマガが,しつこく三島を取り上げていたのですが,
    どうも本当に売れているらしいですね。
     
    淡島様 ビジュアル的に素敵な神社ですが,少名彦・住
    吉との関連で,じっくり調べたいです。これ,のりちゃ
    んのおかげ!
     
    切腹 嫌な相手との結婚...男なら切腹。女性は,長い
    時間をかけて復讐(舅いじめとか。けっこう多かったら
    しいです。女性だけの講は,舅いじめ・嫁いじめを減ら
    すための知恵と宮本常一氏が書いていました)
     
    海老珍様 故中島らも氏は,全日本マズイもの連盟の会
    長です。会員は,らもさんだけでしたが。
    そう,渋谷の立ち食いソバ屋さんは,想像以上の不味さ
    に笑みがこぼれたそうです。自分は,その文を読んで,
    あの店に違いないと確認で行きました。食べてみて確信
    を得ましたね。オオゲツ・シチューの方が上手いと思い
    ます。
     
  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月26日 13時13分

    三島は外国で人気があるようです。
    確か、フセイン元大統領も愛読していたと聞いたような。
     
    >淡島様
    淡島願人は、鞍馬が本元だったんではないか、と、こないだの学術大会で聞きました。
    鞍馬といえば、由岐神社。
    ここの御祭神も、流行り病の時に、流刑にされたといわれてます。
    ご祭神は、大己貴大神と少彦名大神。
    面白いですよね。

 

新スレ 半分殺す 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月22日 11時52分

江良様
あ、空海が生きてるってのは、平安時代くらいに成立した・・・つまり、空海が「死なない」と言ったわけじゃないんですね。勘違いしてましたφ(..)
 
しかし、写本禁止のものが出回るってのがすごいなぁ。
 
で、丹生の女神は、「即時に傷害せらる」んですね?
水銀の女神という発想は、空海との結びつきから出た可能性はありそうに思います。
でも、実際、高野山に水銀の鉱脈はないんでしょうか?
 
水銀って不思議な鉱物ですよね。
古今東西、この金属は重要視されてますよね。
 
埋蔵物。
楠公さんの埋蔵金伝説もあるんですよね。
近所なので、折を見て探そうかと(笑)
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月22日 11時53分

    >御陰の大神
    御影っていえば、兵庫県あたりを思い出しますが、御影と、生石って近いですよね?
    生石大神といえば、大己貴神の別名。
    高御位神は、少彦名神の別名とされてますよね。
     
    ここに、出雲国造りの神が「一夜城」を作った・・・というのも、なんか意味あると思ってるんですが、それと関係ないですかねぇ?
     
    >牛神。
    多いんですよ。
    神社参拝して、ふと横を見たら、「牛神」があったりする。
     
    >採鉄場
    いわゆる高師の浜が、採鉄場だったと。
     
    岡山に鎮座する姫社神社では、「製鉄の神」などと書かれたのぼりが立ってました。
    詳しいご由緒はよくわからないんですけどね。
     
    地元の方に聞いた話では、「赤留姫=製鉄の神」という発想はそう古いもんじゃなく、最近、なんとかとおっしゃる(すいません、忘れました。どっかの教授)学者さんが「発見」されたことらしく(^^ゞ
    この地元ではその説を取り入れられているとか。
     
    そんなわけなんで、赤留姫=製鉄の神というのは、単なる思い付きの可能性もなきにしもあらずですが。
    他の地域の姫社にも、それを思わせる何かがあるのかもしれません。
     
    イザナミ神とオオゲツプレイは、私も関係あると思ってました。
    ただ、私はどっちかというと、イザナミ神は自分のホトあたりから湧いた雷神をイザナギ神に食べさせるつもりやったんではないか・・・んなんて思ってたんですけどね〜。
  • 殺すのはまずい,半分にしときな 投稿者:江良 投稿日:11月22日 20時12分

    のりちゃん様 「御遺告」がネットに出回っていて,あ
    りがたいような,怖いような...自分は,荒俣博氏の本で
    一部だけ,読んだだけでした。
    文面から想像すると,空海・高野山は,丹生津姫を丹生
    と考えていたのだと思います。丹生津姫の説話に怖い話
    もないですしね。
    高野山に銅鉱山はあります。高野山の奥に丹生が取れる
    場所があると云われています。金・銀・鉄が取れる鉱山
    は,他の鉱物も取れるケースが多いんで,銅山から丹生
    も取れるかもしれません。
    古今東西,丹生は重要ですよね,何ででしょう?思い出
    した。キーワードは「不老不死」だったような...違った
    ら,つっこんでください。
     
    海老珍様 アカル姫=半分殺しの風土記。肥前国風土記
    です。「姫社の郷」のらんです。あせりましたよ。自分
    嘘書いたかもって。
    場所は,御原の郡の姫社 姫社神社は比売語曽社で,新
    羅からきた童女を祀ったという(紀)
    福岡県三井郡小郡町の岩船神社かとされる。御原は三井
    郡の西北部で御原郷(和名抄)
     
    アカル姫は,生誕神話から太陽神と考えられ,夫神が鉄
    神なので,丹生津姫と同一とする説が一部の学者さんに
    あるそうです。同一神とは,思いませんが,似た神様の
    ような気がします。
     
    黄泉大神 イザナミ以前の黄泉大神って,誰なんでしょ
    うね?
  • じゃ、半殺しで。 投稿者:海老珍 投稿日:11月22日 21時53分

    お彼岸に食べる「おはぎ」お餅は「半殺し」ですね。
     
    >御影っていえば、兵庫県あたりを思い出しますが、御影と、生石って近いですよね?
    ん?その生石っていうのは加古川の方のやったら近くではないですよ。御影の近くには大石ってところはあるけど。
    御影っていえば、近江の野洲の、天の御影。こっちも考えないといけないかも。
    あ、少し前、野洲市の方が書き込みされていましたね。私もあのあたりは大好きなんです。
     
    高師の浜が採鉄場なんですか。いやぁ、面白いです。
     
    江良様
    ありがとうございます。『肥前国風土記』確認しました!
    ほんとやー。ん、面白いし、なんか怖いし!
    >黄泉大神 イザナミ以前の黄泉大神って,誰なんでしょ
    うね?
    私としてはオオゲツさんと(固有名詞としてでなくて)思いたいです(笑)
     
    それにしても『風土記』には気味の悪い話が多いですね。
     

     

  • どうでもいいネタですが 投稿者:江良 投稿日:11月22日 23時12分

    前スレから,加門七海女史の本を読んでから,不味い料
    理の事を「ヘグイ」と呼ぶようになりました...友人の
    ママがヘグイ料理の達人です。
     
    御影 勉強して明日,参加したーいです。
  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月23日 07時49分

    丹生=丹生津姫とは限らなかった・・・っていうことでしょうか。
    ただし、空海や高野山は、丹生=丹生津姫と見ていた。
     
    高野山で銅は採れるんですね。
     
    水銀、錬金術でも使われますが、確か、ミイラの加工にも水銀を使ったんじゃなかったでしたっけ。
     
    アカル姫、確認しました。
    聞いたことあるな〜と思いつつ、どこにあったか忘れてましたが、珂是古という名は印象に残ってました。
    男性でしょうか?女性でしょうか?
     
    どうも機織と関係が深そうな話しですね、これ。
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月23日 07時51分

    あ、近くなかったか(^^ゞ
    地図で確認したんだけど、御影が見つからなかった。うぉほほほほ。
    どうも、西宮の方ですかね(^^ゞ??
    日曜日に、御影史学研究会に出席してきます。
     
    三上あたりは、ほんと、良い場所だと思いました。
    なんであそこにムカデが巻き付いたんでしょ?
     
    三上山はそういう禍々しいものが巣食う場所とは思えんでしたわ。
     
    で、天の御陰ってなんでしたっけ(^^ゞ??
     
    地名にありましたっけ。
    どうも、記憶力がひどくて(T_T)
  • 世界の中心で愛を叫ぶ 投稿者:江良 投稿日:11月23日 14時55分

    誰か助けて下さい...これを書きたかっただけです。
    神尾山の場所がわかりません。マブに誰か教えてくださ
    い。お願いします。
     
    丹生津姫 播磨国風土記に「赤土」と書いていましたか
    ら,本来は関係があったのでしょうが,そのうちに農業
    神とか,地元の親神みたいに思われていたのじゃないで
    しょうか?ただ,空海は,覚えていたのでしょうね。
     
    水銀 ミイラですか!広い意味で不老不死ですね。中臣
    鎌足らしい遺体からも,水銀が検出されて,神仙術を行
    っていた可能性があると聞いたことあります。みんな似
    たことに水銀を使うんですね。
     
    珂是古 女(直感)すみません,わかりません。アカル
    姫ネタ面白いですね。ヒボコとアカル姫の神社のある位
    置は鉄と絹のコースなんて云う人もいますね。
     
    海老珍様 了解です。黄泉大神は,広い意味で大地母神
    ということですね。やはり黄泉は母系社会ということで
    いきましょう。黄泉=神武天皇以前の日本社会に近い構
    図...電波だなぁ自分。
     
    風土記 怖い話・素朴な話が多くて,古い伝承かな?
    と思います。播磨国風土記で大国主とヒボコが争う話が
    多くて,驚いた記憶があります。土蜘蛛殺す話とか陰惨
    ですね。とりあえず出雲御影大神が気になるなぁ。
  • カンガエチュー 投稿者:海老珍 投稿日:11月24日 00時43分

    江良さん、セカチュー、のりちゃんピカチュー。もうあたし意識朦朧でございますがいろいろ考えチューです。
     
    天の御影は開化天皇のとこれで「近江の祝がもちいつく天の御影のムスメ息長水依比売」って出てきはりますね。
    でも神戸の御影がその天の御影に繋がるのかどうかはわからないんですけど、でもなんか水で繋がってるような気もする、ハウスの六甲のおいしい水ね。
     
    江良さま、神尾山の場所?
    ん、今は所在不明なんですよ。枚方の里の神尾山っていうから、兵庫県揖保郡太子町のどこかということみたいです。この出雲の御影の大神が通る人をさえぎったという話が意此川の話として書かれてあるので、もしかしたら川を渡るってことではないかな、って思っているところです。
    御影=水なら、うん、川の氾濫かなぁ、って。
     
    この話に続いて、「枚方の里」のところで枚方と名づけるわけは河内の国の茨田の里の漢人がやってきたからだ、とあるけれど、茨田といえば、ね、そう茨田の堤の話にあるように、それもまた川の氾濫にまつわる話でしたよね。
     
    ヘグイ料理、ぶはははは。タグリ出さないようにしてくださいねー。あたしはもうフラフラなのでユマリして寝ますわー。
     

     

  • のりちゃん様、江良様 投稿者:かまど 投稿日:11月24日 00時47分

    >実際、高野山に水銀の鉱脈はないんでしょうか?
    あるかもしれませんね。近代に入って、大阪の鉱山業者が高野山には金銀銅などの鉱物があるからと、採掘権をとります。それを知った高野山は、お大師さまのお山が掘られるということで大騒ぎとなり、採掘権を買って防いだそうです。
     
    >丹生は重要ですよね,何ででしょう?
    防腐、祭祀の時の赤色、金・銀など鍍金で金を塗るのに水銀で溶かすとか、空海なら即身成仏(ミイラ)とか。さぞかし大仏の鍍金には大量の水銀が使われたことでしょう。
     
    >丹生津姫 播磨国風土記に「赤土」と書いていましたから,・・・
    この文章からでは実はなんの神か断定できないんです。赤土が今の赤土と同じ意味なら、それは赤ちゃけた土であり、鉄分の赤だと思います。また、爾保都姫の爾保には「水の集まるところ」という意味もあり、また、爾保→丹穂→赤米と言う説もあり、いろんな説があるんですね。天野の地質も赤土ですね。また天野はお米の産地なんです。だからと言って丹生津姫は稲作の神と言うわけではありませんが。ちなみに丹生酒殿神社の丹生津姫のご神体は稲穂らしいですよ。
  • 江良様 投稿者:かまど 投稿日:11月24日 01時09分

    空海の偉業を書いた文書は結構あって、どれも後世の作なんです。「御遺告」も後世の作のようで、その中には確か空海の得度は22歳と書かれていたと思うのですが、実際は31歳です。結構空想に飛んでいる話が多いのですが、ただすべてが作り話というわけではなく、何かを伝えたいがために(空海が言ったんじゃないですが)、書かれている場合もあるので、むげには扱えない文書ではあります。それと、それらの伝記ものに東寺と高野山での違いがあったり、高野山でも行人方と学侶方の書いた伝記でも違いがあったような(うろおぼえ)。
    余談ですが、、「即時に傷害せらる」よりも、高野山の玉川の水は毒だという話の方が水銀に近いかも知れませんね。空海も死ぬ直前の病気の症状が水銀中毒みたいなもののようですし。空海の遺言に「・・・水銀を忘れるな」だったか、困ったときには水銀を思い出せのようなものもあるとかないとか。
    あのあたりの風土病は水銀が関係してるって話は小さい時に聞いた事はありますよ。
     
    余談ですが、東寺では空海は荼毘に付されたとなっており、死を見取った高野山では入定したとされ、今だ生きておわしまする、としています。仏教では通常荼毘のようですね。ただ修験では即身成仏なので、空海は高野山が言うように入定なのだと思います。
  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月24日 08時05分

    神尾山が風土記のどこにあるのかについては、
    揖保の郡、枚方の里のところです。
    しかし、見直してみたら、これもまた、微妙な話しですね。
    で、ここで2度繰り返されている、茨田の郡からの移民。
    茨田といえば、杉子を思い出しますよね。
    これもまた、「生贄の人」でした。
    半分殺す神ってのは・・・、生贄を要求する神のことなんでしょうか?
     
    >丹生津姫
    水銀を含んだ赤い土のことを「丹砂」って言いますよね。
    「丹」という文字から、水銀をイメージするのは、現代の私達だからこそなんでしょうか?
    それとも、古くから普遍的なイメージでしょうか。
     
    どうも「丹」という文字にはひっかかりを覚えます。
     
    珂是古、私も直感的に女性、しかも織姫と思いました。
    織姫・・・古代日本の女性は、ほとんどすべてが「織姫」だったかもしれませんが(笑)、ここにも、神秘を感じます。
     
    織姫には、水の神の嫁という役割が、世界的に嫁せられているようで、そういう題名の本もありましたね?
    ローレライ、ウンディーネ、七夕の織女。
    「棚機女」・・・これって、折口信夫氏の造語なんでしょうか?
    水辺で機を織る乙女が、水の神に魅入られるという話しは、うつくしいですが、実際は、もっと神々しい話しなのか、生々しく恐ろしい話しなのか。
    どっちなんでしょうね?
  • 海老さん 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月24日 08時06分

    同じとこでひっかかりましたね。
    そうそう。茨田の堤も川の氾濫の話しですよね。
     
    ただ、私は、堤よりも杉子にひっかかった。
    茨田杉子は、どうもひっかかる人物ですわ。
     
    で、天御影、なるほど。開化天皇のとこにありましたわ。
    ほぅほぅ・・・。
    御上山の神職が祀る神なわけですね。
    水とも繋がるが、山とも繋がるわけね。
     
    うむ。
    御上山のムカデ、やっぱ気になるなぁ。
    たいまつみたいな光を照らしながら表れるわけで、やっぱ、何かの勢力ですよね?
     
    ・・・修験・・・??
     
    昨日、南朝フリークさんと一緒に新嘗祭に出たんですが、やはりあちこちに修験者はいたらしいですわ。
    んで、後醍醐天皇にびっちり着いてたんちゃうか、という話しを聞いてたんで、ついそういう発想に(笑)
  • かまど様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月24日 08時06分

    なるほど、鉱脈はあると思うけれども、試掘さえ出来ない。
    ・・・そりゃそうでしょうね。
    考えてみればそりゃそうだ。
    しかし、晩年の空海が水銀中毒の様を呈していたというのなら、その当時、お山の水には幾分かの水銀が含有されてたと考えることもできるかも。
     
    >防腐
    そうか。
    神社などの赤い色も、「丹」つまり水銀で、あれは防虫の意味もあるんでしたね。
    赤が魔除けになるという考えは、防虫の意味だけではないでしょうが、水銀が大きく関わってるような気がします。
     
    米や水や太陽は人間にとって不可欠なものだから、
    「米の神」であり、「水の神」であり、「太陽の神」とされてる神様は結構いらっしゃるかもしれません。
    早い話し、自分の氏神(ご先祖)に、そのすべての神格を与えていた人々は結構いらっしゃったんじゃないかと。
     
    関係ありませんが、「日本書紀」皇極天皇紀に、
    「皇極三年冬十一月、蘇我蝦夷は長直に命じて大丹穂山に桙削寺を建てさせた」
    という文章が出てきます。
    大丹穂山・・・。
    「にほ」ですね。
  • こんどは真面目だにょ 投稿者:江良 投稿日:11月24日 19時28分

    のりちゃん様 丹は古くから水銀をさす言葉です。豊後
    国風土記・海部の郡の丹生(にふ)の郷で「昔の人はこ
    の山の沙(すな)を取って朱沙にもちいた。それで丹生
    の郷という」。とあります。紀元前の中国では丹青・丹
    沙で鉄を意味していましたが,「漢」の時代から水銀の
    意味で統一されます。
     
    棚機女 古くからある言葉です。折口の説で有名になり
    ましたね。最初の説では,中国から輸入された祭りとし
    て理論でしたが,ニコライ・ネフスキーの質問攻めで,
    日本古来の祭りと訂正しました。天照大神は,元々が
    川の棚機女説もあります。伊勢神宮の祭りで古い祭りは
    川の祭りか滝の祭りです。これが天白などの民衆神に
    なっていくのでしょう。
     
    海老珍様 元気になりました?元気だしてガンバです。
    出雲御影大神は二ヶ所で記載されています。意比川と佐
    比の丘ですね。間に枚方の話が挿入されているので,川
    の氾濫説話の可能性があります。自分の本だと「甕」の
    水の呪力や古墳に関係した話と注釈がついています。
     
    出雲御影大神 単純に考えたら大国主か妻神です(佐比
    の丘の話だと人を殺すのは女神ですから)。あとは,単
    純に御影神(天目一箇神)ですよね。播磨国風土記にも
    天目一箇神が荒田の話で登場します。ここに怖い伝承が
    残っているんですよ。
    ただ,天目一箇神が出雲の大神に相当する神になるのか
    疑問です。何か天目一箇神のネタあったら教えてくださ
    いなっと。
    関係ないと思いますが,出雲国風土記で大神とされるの
    は四柱ですね。佐多・能義・杵築・熊野でしたよね?
    出雲と播磨では風土記の関与者が違うので,一概に大神
    を一緒にはできませんが...
    もう一つ,佐比は古い言葉で「鉄」をあらわすときに使
    われる言葉です。
     
    のりちゃん様&海老珍様 揖保郡太子町ですね感謝。
     
    かまど様 かまど様と楽しむ(一方的?)ために資料を
    集めています。
  • 元気です(ニコニコ) 投稿者:海老珍 投稿日:11月24日 22時50分

    江良様が神尾山を探されていたのは、文中を探しておられていたのですね(^^ゞてっきり地図で山を探してはるんかな、と(笑)
    あ、そうかぁ、そうでしたよね、天の御影は別名が天目一!!
    いやいや、ネタなんて、けっこう天目一は製鉄神としてよく話題にもなりますし、私が言えることなんて…。
     
    『播磨国』では道主日女が父なくして子を産んだけど、宴で子供が、あんたがとうちゃん!っていうのは『山城国』のカモワケイカヅチみたいですよね。どちらも七日七夜という表現が。これって、パターンんんですかね。七日七夜っていうの。
    この道主日女さんの場合、どうやって孕んだのか!?
    なんかが、ホトさしたんかな?
     
    のりちゃん様、そうムカデ、気になりますねぇ。
     
    かまど様がいわれてた朱の防腐、祭祀の赤、というので私は古墳の石室内や副葬品に朱が付着しているのを思い出していました。
    鉄の赤いのっていうのは、ベンガラっていうのがそれですか?
     
    『播磨国』のニホツヒメ。…それにしても神宮皇后は瀬戸内海でどれだけモタついておるやら。寄った港、腰掛けた石なんていうたらそれはもういくつあるやら。ふぅ。です。私が浮き輪でちゃぷちゃぷ泳いだほうが速いって!
     
    江良様
    >佐比は古い言葉で「鉄」をあらわすときに使
    われる言葉です
     
    料理の基本と同じで「さ・し・す・せ・そ」は注意ですね。
  •  投稿者:のりちゃん 投稿日:11月25日 08時38分

    新スレ 丹に移動します

 

新スレ 一女の道 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月21日 18時20分

海老様
男女が合体すると、陰陽のバランスが取れる・・という思想は、万国共通ですかね?
歓喜天が輸入される前の日本にも、男女結合信仰や、性器信仰はあったと思うんですが、どんな形で存在したのやら。
信州にある同祖神なんかも、割と元気に結合してはるのがいくつかあるみたいですね。
 
>弟姫
あと、もう一個考えられるのは、
「夫婦のことが好きでない」
というのは、遠まわしな表現で、実は、淡島病・・・とかね。
でも、淡島病・・・婦人病って、具体的にはなんだと思います?
 
不妊かなあ?とか思ってるんですけどね。
  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月21日 18時23分

    阿野廉子は、淀君を彷彿させる女性です(笑)
    結局、後醍醐天皇が、彼女に「権力」を持たせたのも悪いんですよね。
    権力持たせる前に、もっと「帝王教育」を施すべきだったんですわ。
     
    「一言主」との出会い。
    日本書紀は、一言主神は谷にいますよね。
    古事記は山の上。
    ここにも、大きな差があるように思います。
    続日本紀では、同じ出会いをしたのは、一言主神じゃなく、「高鴨の神が化身した老夫」となってますよね。
    これも、大きなポイントかと。
     
    で、歓喜天の好物が大根ですか・・・。
    歓喜天がガネーシュならば、象ですから、象が大根ってのもなぁんかちょっと妙ですよね(^^ゞ
  • のりちゃん様 投稿者:江良 投稿日:11月21日 21時59分

    阿野廉子は女の三種の神器を持っていなかったんですね
    。後醍醐天皇も,あれだけキャラがたっているのに,奥
    さんのコントロールする術がないとは,トホホです。
     
    一言主 納得。賀茂氏が奈良を出て京都に向かうのが雄
    略帝の時代という意味が分かりました。賀茂氏が奈良を
    出た理由は,葛城円が関係していると思ったのですが,
    高鴨の神が高知に流されたてのですね。高知の鴨神社の
    祭神はアジスキタカヒコネでしたよね?
     
    歓喜天 大根好きは,日本人が考えたイメージなんでし
    ょうね。でも何で?
     
    淡島病 性病の可能性は,ないのですか?古代日本の性
    病自体存在したのか不明ですが...
  • 雑煮(像に)大根 投稿者:海老珍 投稿日:11月22日 00時31分

    >男女が合体すると、陰陽のバランスが取れる・・という思想は、万国共通ですかね?
    うーん、どうなんでしょう、なんも考えてなくても合体はしてしまうもんなんでしょうけど。バランスやら豊穣やらと考えるのは後からなんでしょうね。
     
    >実は、淡島病・・・とかね。
    その発想、面白いです。婦人病っていったら女性限定になりますもんね、性病っていったら男女やもんね…ってことで
    >不妊かなあ?とか思ってるんですけどね。
    うん、納得かも。不妊、年頃になっても生理がきてないってことは今よりは多かったかもしれん。
     
    まぁまぁ、でも女性独特の性病もあるだろうし、いろいろあるんですよね女は。もちろん今ほど衛生的ではないだろうしね。産屋燃やすのだってそうかもしれない。衛生面。
    産屋はまた月経小屋でもあったんでしょうね。女は今よりもっと月見ていろいろ思うてたんやわ。
     
    大根
    けっこう、二股大根率多いですよ。そりゃ、ほんとムチムチの足みたいで。エロい想像しやすかったんじゃないですか?
     

  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月22日 11時51分

    奥さんのコントロールが出来る男性って、実際少なくありません(笑)?
    かなりの偉人でも、奥さんだけには弱いって人も結構おられますし。
    江良さんも、ご覚悟を(笑)
     
    高知の鴨社は、土佐国風土記逸文では、祭神一言主神となってます。
    「その祖ははっきりしない。一説では大穴六道尊の子、味スキ高彦根尊であるという」
    となってますから、関係は指摘されてますけど。
    ちょっぴり錯綜してますね。
     
    >大根
    大根っていえば、「役者!」とすぐ答えてしまいそうな私ですが(笑)
    確かに、どこか「肉感的」な野菜かもしれませんね。
     
    >性病
    わかんないんですよね〜。
    コロンブスが持ち帰ったもの、煙草・なんとか(忘れた(笑))・性病・・・とかいう話を聞いたことがありますが、病原菌がいつどこで発生して、どう伝わったのか。
     
    ただ、その「性病」を「婦人病」って表現されるかどうかが疑問なんですよね。
    確かに、江戸時代の川柳なんかを見てると、性病は「花柳病」なんて表現されてて、女性から伝染るものという認識を感じますけど、それは、「遊郭」「夜鷹」などの、「売買春」華やかな時代だからだという気がするんですね。
     
    古代日本では、性はもっと解放的だったんではないか、と。
    そしたら、「性病は女性から伝染るもの」・・・という認識があたるのかなぁ?
    と思ってるんですよ。
     
    ようわからないんですけどね。
    女性は血を流すから、その辺からの発想かなぁ?
     
    と、そんで、「女性」にだけ関係あることとして、「不妊」かなぁ?
    なんてね。
    でも、全く自信ありません(笑)
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月22日 11時52分

    なんにでも意味づけしたがるのは、人間の性・・・みたいなとこありますからねぇ。
    合体が日常的なもんであればあるほど、「これに何か意味があるのでは、それでは、もっと天地の理に沿った合体法があるはず」てな発想になり易くもあるかと。
    しかし、今みたいな「男女間の愛」みたいなものが確立するのっていつごろでしょう?
    男女間の愛情の有り方なんて、時代によってころころ変わった部分と、変わらない部分があると思うんですよね。
    嫉妬や、思慕の気持は、平安時代の和歌を見ても、「今と変わらんなぁ」と思うんですが、嫉妬の仕方などはちょっと違いますよね。
    例えば、光源氏が、思う人に会うために、つかえている女房を説得する場面がありますが、橋本治の「窯変」によれば、「説得」=「性交」みたいですし。
    お姫様は、女房との「浮気(?)」は、嫉妬の対象とはしはらへんらしい。
     
    >淡島病
    お世継が必ず必要、という発想は多分、昔も変わらなかったように思うんで、不妊=淡島病じゃなくても、不妊<淡島病だった可能性はありそうだな〜、くらいなんですけどね。
     
    ま、確かに女性にはいろいろある(笑)
    大体、ホルモンの変化のために、月のうちに、妙に機嫌の悪い時期が存在するってのも、男性から見たら不可解だったでしょうしね(笑)
     
    産屋=月経小屋
    私もそう思います。
    月経ってのも、何か特別なもんだったでしょうから。
  • うーん 投稿者:江良 投稿日:11月22日 19時48分

    男が書くには難しいネタになってきた...
     
    悪妻 まぁ日本の悪妻は,世界に比べれば...
     
    陰陽石 フランスにもありましたよ。日本の陰陽石は,
    サヨ姫説もありますね。兄妹で陰陽石を作るケースもあ
    ります。イザナギ・イザナミ?
     
    大根 海老珍様に言う通りだと思います。
     
    淡島病 不妊が正解のような気がしてきました。性病は
    男女共通ですもんね。淡島様も行ってみたい。
  • 説得とかいいながら? 投稿者:海老珍 投稿日:11月22日 21時20分

    >今みたいな「男女間の愛」みたいなものが確立するのっていつごろでしょう?
    ねー、ていうか、わたしらの生きてる間にでも随分変ってきてるような気もします。人それぞれでもちゃいますもんね、それに個人的にも相手によって愛情の有り方は違いましたし(笑)
    …ってそういう細かいことではなくて、やよね(^^ゞ
    身分ででも違うんでしょうね。
     
    今日は夕方、江良さんがいわれた『風土記』の場所を自分で探してみようとパラパラめくっていたら、こんなの見つけた。
    『播磨国』の都麻の里…のところで冰上刀売さんも、異常に拒んではりますが、これは、相手がほんとにイヤなのかなぁ。それとも行為そのものを拒否してはるのか。
     

  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月23日 07時46分

    そうそう。
    日本の悪妻はまだ可愛いんですよ。
     
    例えば、中国の場合、則天武后や西太后の強行ぶりはすごいですし。
    楊貴妃や姐己の傾城ぶりは、金額的にも規模的にも日本女性には到底及びがつきませんよね。
    やはし、島国女性は控え目なのか(笑)
     
    兄妹が夫婦になる話しは、あちこちにありますよね?
    今昔に出てくる妹背島は、四国のあたりでしたっけ。
     
    どうも、兄と妹が最初の夫婦になるという話しは珍しくないかもしれません。
     
    淡島様、未参拝なんですね?
    次、こちらへいらっしゃる時は是非。
    狙い目は、やっぱし2月ごろでしょうか?
    境内に人形が溢れます。
     
    ま、怖いですけど〜(笑)
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月23日 07時48分

    ま、確かに、個人でも経験により、相手により、状況により、愛情の有り方は違いますね(笑)
    まぁ、もう、忘れましたがね(~_~)
     
    古代においては、妻問いに対して、女性はまず逃げるのが礼儀だった・・・と、何かで読んだんだけど、確かに、冰上刀売さんの拒み方は、ちょっと常軌を逸してますね。
    戦いまで挑んでる(~_~)
     
    何があったんでしょう?
  • 冰上刀売 投稿者:海老珍 投稿日:11月24日 00時10分

    ん〜難しいです。これはきっとすっごい根が深いんですよ!
    冰上刀売さんの拒みようったら、それにそう、戦いまでになっててね、建石命って人を雇ってる。しかも続きがあるやないですか。
    拒む話は「都麻の里」次は「法太の里」のところで、もうこっちに入ってくるなー、って丹波と播磨の国の境を決めているんですよね。
    だし、結局はソレ?国の境を決めるってことの前フリなのかなぁ、って、だからどうなんだ、までは考えが及ばないんだけど。
    しかも、この冰上刀売さんらしき人が『日本書紀』の崇神天皇のところで登場したはります。氷香戸辺さん。これ、同一人物か?・・・ん〜、書紀のこの内容も謎。
     
    江良さま、もう、こっちに住んじゃえばええねん(笑)
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月24日 08時04分

    あぁ、なるほど。
    前フリなのかも。
    しかしそれなら、単に「攻めてきたので戦って、ここが境界線になった」でもいいんだろうけど。
    本当はもっと長い話だったという可能性もありますわね。
     
    冰上刀売さんが逃げてきて、讃岐日子が追いかけてきたので、
    「すぐには帰れませんが、ちょっと待っててください。でも、その間私の姿を見てはいけませんよ」
    ・・・・・
    とかね。
     
    >氷香戸辺さん
    ここんとこの説話、私の産土神様と関係があるんですよ。
    http://www.norichan.jp/jinja/renai/migukuru.htm
     
    どうやら、この鏡は、
    「美具久留御魂大神」
    として祀られたらしい。
     
    しかも、たたる神だったらしい。
     
    そういう神の、神祭りに関係する女性といえば、氷香戸辺さんは、巫女でしょうな。
    と考えれば、そこまで嫌がった理由は、「讃岐日子」が「神」じゃなかったから・・・とかね(笑)
  • 関西に住みたいなぁ 投稿者:江良 投稿日:11月24日 18時01分

    のりちゃん様 昔,渋沢龍彦氏の世界悪女伝説を読んで
    日本の女性は,何て可愛いんだと思いましたよ。
     
    高知賀茂神社 え,一言主が祭神だったんですか...自
    分の記憶違いでした。情報書き換えしなきゃ。
     
    淡島様 恥ずかしい告白。この神社を知った理由が2
    chのオカルト掲示板で知ったんですよ。二月は,泣く
    程怖いらしいですね。
     
    海老珍様 関西なら神社巡りが楽になるし,食べ物美味
    しいし,良いですね。こりゃ,株と先物で当てるべか!
     
    ヘグイ 東京でお勧めのへグイ店。渋谷駅そばの立ち食
    いそば屋。故中島らも氏も絶賛した店があります。自分
    も二度食べに行って確認済み。
     
    冰上刀売 同一人物の可能性を感じます。のりちゃんが
    書いているように複雑な話しだと思いますが...
    自分,こいつと付き合うぐらいなら「切腹」すると思う
    女性がいるんですよ。冰上刀売さんは,讃岐日子の事を
    切腹したくなるくらい嫌いだったとか...
     
    別スレで真面目な話を書きます。ごめんちゃい。
  • 冰上刀売さん2 投稿者:海老珍 投稿日:11月24日 22時07分

    >本当はもっと長い話だったという可能性もありますわね。
    なるほど、そうですね。建石命を雇ったとあるけれど、この建石命って伊和大神の子供でヨッ!二代目!!っていう程なんですよね。だし冰上刀売さんって凄いんだなぁ、って思います。で、同じと思われる氷香戸辺さん、
    おおおーー、のりちゃん、そうですか、ってプチおばちゃんで話していたにもかかわらず、こういうことは忘れておりました。おおお、なんだか感激。
    再度拝見。出雲、丹波、河内のルート?これはあっただろうね。いい例が思い浮かばないけれど、今私の頭の中では、大和川をどんどん遡って、そんで三輪の方に行ってる。書紀では崇神天皇のところやしね。
     
    江良様
    ヘグイ蕎麦は、不味いの?らも氏は不味くて絶賛しはったん?それだったら面白いです。確認しに行く江良さんもっとオモロイ。しかも二度も…
  •  投稿者:のりちゃん 投稿日:11月25日 08時38分

    新スレ 切腹に移動します

 

丁寧にありがとうございました。 投稿者:落王 投稿日:11月17日 22時52分

こんばんは〜!
先日は急に書き込んでお邪魔しました。
説明文にリンクして下さり照れりん(^^;)。
私はそんなに神社や祭神は知らなくて、海老珍さんに色々な事を聞いて「へぇ〜」っとなっています。
何気ない神社でも面白い伝説やお話が残っていると凄く得した気分になりますね。最近は狛犬目的で神社へ行くこともありますが、のりちゃんさんのように様々な事を考えて参拝されるのも楽しそうですね。また、色々と教わりに来ま〜す。
  • いやいや 投稿者:海老珍 投稿日:11月18日 00時45分

    「へぇ〜」っちゅうようなことはなんも。
    落王さんとは古代史好きの集まりで古墳などご一緒させていただいておりますが…ここ「のりちゃんず」のプチおば友の会のメンバー紹介で私「古墳好きの」になってるやん。そんでそっちでは「神社好き」で通ってるみたいなところがあるんよね(^^ゞ
    たしかに神社と古墳がセットになってたら得した気分になります。
  • 落王様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月18日 13時02分

    狛犬、確かに、面白いのが多いですよね。
    うちにあるのでは、
    http://www.norichan.jp/jinja/renai/nakayamakomainu.htm
    が筆頭でしょうか(笑)
     
    一時期、狛犬の性器を調べて周るクセがついてましたが、泉州の狛犬は高い確率で、ブツがついてました。
    また、良い狛犬の写真、整理して、落王さんの掲示板に投稿させていただきますね!
     
    これからもよろしくお願いしますm(__)m
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月18日 13時03分

    イメージ的に、天皇陵とか、皇室に近い古墳のそばには、大体神社が鎮座してるような気がするんだけど、そういうところは、まず立ち入り禁止ですよね(^^ゞ
    セットと言ってもセットにならんっちゅう(笑)
     
    海老さんの古墳に対する熱意は、頼りにしてまっせ〜。
  • 仲山神社に一票! 投稿者:海老珍 投稿日:11月18日 15時27分

    何にかわからんけど、とにかく一票!
    ぶわははははは〜!凄い!凄い!この狛犬〜!!こんなん初めて!あかん、涙汁でまくりやわ。落王さんも見てみて。
    これ知ってた?美杉村、落さん行動範囲なんちゃうのん?
     
    神社紹介も拝見。それにしてもこの仲山神社って面白いの狛犬だけじゃないですね。「ごんぼ祭り」「へのこ祭り」そのうえ男女を模った注連縄って、すごい濃いなぁ。
  • す、すごいっす! 投稿者:落王 投稿日:11月18日 19時50分

    ギャグのような悪魔のような、およそ神の使いとは思えぬお姿(^^;)。
    ベロは音楽室に貼ってある作曲家の肖像画みたいな頭してますね。
    そうそう、狛犬の雄雌探しはしたことがります。肛門があったのも見たような・・・。
    この神社って近くを通った所かな?近くの巨石に石仏を彫ってあるところは行ったけれど、神社は行っていなかった・・・。
    あ、ぜひ、御対面します。有力情報をありがとうございました!
    海老珍さん、涙汁出まくりって・・・涙だけでええやん(笑)。汁まで出たらあきまへんって。
  • 海老様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月19日 12時21分

    なんか、ごっつい可愛いでしょ?
    仲山神社は、私が参拝した時、神職さん不在だったので、後でお電話して、
    「何か資料はありませんか?」
    って聞いたら、ごんぼ祭りの写真を何点か送ってくださったんですよ。
    親切な神職さんでした。ありがとうございましたm(__)m
  • 落王様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月19日 12時25分

    >音楽室に貼ってある作曲家
    うまいっ!
    「ダダダダ〜〜ン!」
    って奴を作曲した方ですね?
     
    「面白い狛犬を探す旅」かなんかで、一度ご一緒してみたいもんですね、他のメンバーさんも一緒に。
     
    ほんと、一度ちゃんと狛犬の写真整理して持っていきますね。
    でも、もうちょっと待ってください。年末進行で仕事やってるのと・・・ゲ・・・ゲームが・・・(だめだめじゃん)。
     
    そういえばね、海老さん、こないだ、丹生狩場神社へ行ったんですが、その狛犬が、本当に「犬」なんですよ。
    普通の狛犬って、犬っていうより獅子でしょ?
    それが、「犬」!って感じ。
    狩場明神は犬を二匹連れてましたから・・・それを考えると、興味深いですね。
  • のりちゃん様 投稿者:かまど 投稿日:11月20日 18時32分

    高野山では四所明神の絵の下には犬が二匹描かれています。狩場明神の犬です。ですから、ありうる話です。
  • 遠いのですが 投稿者:江良 投稿日:11月22日 23時23分

    埼玉県の大谷場ノ氷川神社は狛キジです。
  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月23日 07時54分

    大阪の枚岡神社は狛鹿だったりします。
    しかし、狛キジってのは、想像を絶しました(笑)
    なぜキジなんでしょう?
  • 不思議なんですが 投稿者:江良 投稿日:11月23日 14時34分

    キジは氷川神のお使いとされとありますが...他の氷川で
    は聞いた事ありません。キジというより鳩に見えます。
  • 江良様 投稿者:のりちゃん 投稿日:11月24日 08時02分

    埼玉県大谷場の氷川神だけ、キジをお使いにしておられるんですね。
    キジって十二支には入っていませんよね。
    でも、桃太郎のお供になっている。
     
    荒俣宏氏は、桃太郎は陰陽五行に関係が深く、申・酉・戌は鬼門である「丑寅」の真逆にあることから、鬼退治の動物とされた、という意見を出しておられますが、私はこれにはどうも、納得いけてません。
     
    まず、丑と寅の、真逆は、未と申ですよね?
    それに、トリはトリでも、酉(鶏)じゃなく、キジ。
     
    猿は山の神の使いとされることが多いですし、生贄を要求する神となることも多いです。
    犬は猿神を退治する役目が多いですよね。
    そして、キジ。
    キジの分布はよく知りませんが、日本的な鳥ではないかと思ってます。
    日本土着の神の御使いなのだとしたら、猿・キジ・犬ともに、古い神のお使いなんじゃないかなぁ。
    そんな風に思ってます。