祭 神:菊理姫命 説 明:菊理姫命(くくりひめのみこと)は、別名白山姫命。 全国の白山神社でお祀りされている人気のある女神なのです が、謎も多い神様です。 記紀に登場するのは、一回だけ。 日本書紀の黄泉比良坂のくだりで、伊邪那岐命と伊邪那美命 の話しを聞いて、意見されたというのです。 お名前の、「菊」は「聞く」に通じるのではというお話もあ り、お賢い神様なのでしょう。 住 所:奈良県生駒郡平群町梨木宮脇298 電話番号: ひとこと:私と、菊理姫命の出会い(?)は、実は「番町皿屋敷の研究」 などという胡散臭い(!!)レポートでした。 短大の時に文化人類学を受講していたものですから。 彼女のレポートによると、「お菊さん」が、皿を失ったかど で、殺されて投げ入れられた井戸は、ざっと数えても、全国 に3箇所あるのだそうで、一つは、有名な番町、そして、播 州すなわち、姫路ですね。もう一つは忘れちゃったのですが。 一方、菊理姫命は、黄泉とこの世の境におわします女神です。 井戸がどこに繋がっているかと言えば、勿論、地球の内部な のですが、黄泉の国がどこにあるかといえば、やはり、地球 の内部なのです。 地球の内部(黄泉の国)と、この世を行ったり来たりして、 讒言により殺された女の言い分を聞いたり訴えたりする女神 は、お菊さんのモデルじゃないか・・・ということを、拙い 文章でこじつけて20枚にして出したレポートは、ABCD の評価で、Cでした。(Dはつまり不可です。) 彼女ってのはつまり私なんですが、未だに、お菊さんと、菊 理姫命の関係については、未練があったりします。 しつこい? しかし、なぜ、彼女が白山に祀られるに至ったかについてか ら、先に調べてみねばなりませんね。 なぜ、山の神様は、女神なのか? 女色を絶った僧侶がなぜ、女であるところの山で修行するの か?なんてことをちょっと考えたりするのですが、これ、レ ポートにしたら、また、Cだろうな(^^;;;