祭 神:天穂日命 菅原道真公 説 明:天穂日命(あめのほひのみこと)は、出雲で大蛇退治をして、高 天原に帰ってきた素箋鳴命が、天照大神と天の安河原で誓約した 時に、天照大神の右の角髪に巻いた珠から化生した神様です。 「ほ」も「ひ」も「火」に通じ、火に関係が強いと思われる神様で す。 この神様は、国譲りの交渉役に選ばれて、高天原から出雲に下り ますが、大国主命に心服してしまい、三年も帰ってこなかったの だそうです。 そして、この神様は、「土師氏(菅原道真公は、土師氏出身)の、 遠祖なり」と、記されています。 住 所:大阪府八尾市本町4丁目2−45 電話番号:0729−22−3558 ひとこと:天穂日命が3年間帰ってこなかったことに関して、日本書紀では、 「媚び鎮まりたまいぬ(媚びて、油断させておいて併合した)」と、 あくまでも、高天原側の作戦だった・・・となってるようですが、 古事記では、「あんの天菩卑(あめのほひ)め、3年も帰ってき やがらねぇ」 と、あてつけのように、名前に「卑」って言葉を使ってます。 「あんのやろ〜〜」と思いつつも、天照大神から化生した神であれ ば、悪し様にも言えないし、こうなったら、「作戦だった」って ことにしといてやる。ってことでしょうか。 勉強の神様、菅原道真公と、その祖神様ですから、勉強について の霊験は、確実でしょう。