祭 神:多紀理毘売命 多岐都比売命 市寸嶋比売命 相殿神 応神天皇 伊邪那岐命 伊邪那美命 天照皇大神 素戔嗚尊 八意思兼神 八十枉津日神 神直日神 大穴牟遅命 少彦名命 稲田姫命 久那斗神 住吉三前大神(上筒之男命・中筒之男命・下筒之男命) 宇迦之御魂神 大市姫命 吉備津彦命 説 明:境内案内板を転載します。 「創祀は応神朝に遡り、又当地が海島であった頃、阿知使主の一族が、半島より帰化し、周辺に 住み着いたと伝えられ、水夫漁民の祖神・海上安全の守護神として祀られる。周囲は阿知潟と 呼ばれる海域であったが、江戸初期には陸化。倉敷代官所が置かれ、旧倉敷村の氏神として、 歴代代官の崇敬篤く、石灯籠はじめ数多くの寄進を受ける。当時妙見宮(明剣宮)と称され、 観龍寺が別当を務めていたが、明治二年、神仏分離令に伴い、現社となる。 明治四年、郷社、明治四十三年、近隣十二社を合祀。昭和十七年県社 銃身一丈(約3m)、口径一尺三寸(約39cm)、砲弾重さ一貫五百匁(約」 住 所:岡山県倉敷市本町12‐1 鶴形山山頂 標高四十三米 電話番号: ひとこと:倉敷の美観地区そばにあるので人気の神社です。 宗像三女神を祀っており、とあるお守りの説明に「宗像三女神はオリオンの三ツ星として海の 旅を守る守護神」と、「宗像三女神はオリオンの三ツ星」と断定する文言があったので、一応、 典拠があるのか聞いてみました。 でもまぁ、あるわけないよねという(^^ゞ 信仰の問題だから、それに文句つけるわけじゃないのだけれど、歴史の問題として考えると、 断定はやめてくれたほうがありがたいな〜……と思うです。 もしかしたら 「当社の古文書に残ってるんです」 って答えが返ってくるかな〜……と、かすかに期待しちゃうので( ;∀;) だって、岡山には皷神社もあるし、星神社もあるし、そういう伝承でもあるのかなって期待し ちゃうじゃないですか。 一瞬、むっちゃときめいたんですけどね(^^ゞ 美観地区のそばの和食のお店でランチしたのですが、にこやかな店主さんが、 「江戸時代より前、このあたりは海(阿知潟)の底で、地名に『島』がつく場所は、だいたい島 だったと考えて良いですよ」 と教えてくださいました。 近くにある式内社の足高神社は別名「帆下げの宮」とのことなので、次回に倉敷に来たら、お 参りしようと思います。