祭 神:正哉吾勝勝速日天之忍穂耳尊 大山祇命 木花佐久夜比女命 天児屋根命 国狭土尊 国常立尊 豊斟渟尊 建速須佐之男命 迦具土命 大物主命 説 明:境内看板によりますと、 「神事踊の起源は明かでないが、寛政二年光格天皇の代に徳川 吉宗公の善政老中であった松平定信の補弼の国家安泰国民泰 平を祈るため、敬神思想向上として村民を励ますための催し となり、悪疫退散・雨乞・豊作等の祈りを捧げ、これが神霊 化し、農民救賽の舞となったとされている。踊りの種類は二 十種類。 楽長を中心に楽太鼓打、中踊・年歌出し笛・籠。馬・猿・総 数名で構成され、毎年十月十日秋の大祭に境内において、奉 納し、古代民族芸能の、隋一と目され、昭和三十八年三重県 無形文化財指定・昭和四十六年国の民族芸能選択指定を受け、 NHKふるさとの歌まつり、日本万国博覧会、第二十八回全 国民族芸能大会映画テレビ等出演し格調高い風流踊りとされ ている。」 とのこと。 住 所:三重県阿山郡伊賀町山畑 電話番号: ひとこと:看板には祭神について一切触れられていなかったので、伊賀 町観光協会に問い合わせました。 親切そうな担当の方でした。 私「勝手神社について教えてください。」 担「(お祭りのことならなんでも聞いてという感じで)はい。い いですよ(^O^)」 私「ご祭神がどなたか教えていただきたいのですが」 担「・・・・・・・・・・・。祭神ですか?」 私「はい」 担「ちょ、ちょっとお待ちください」 電話の向こうで「え、祭神?資料ないない」などという声が ひとしきり聞こえた後−−− 担「神社の氏子役員のものがいるそうなので、電話お繋ぎします」 氏「もしもし、勝手神社のお祭りですか?」 私「いえ、お祭りでなくて、ご祭神を教えていただきたいんです」 氏「え?たくさんいましたよ。あの、宮司さんの電話番号教えま すね。それでいいですか?」 電話番号を教えていただき、宮司さんに懸けなおす。 私「勝手神社のご祭神について教えていただけますか?」 宮「え??ちょ、ちょっと待ってや」 ガサガサという音が聞こえ、 宮「長いけど、いい?」 私「はい」 宮「まさ・・・えっと、まさやかな?なんて読むんやろ?え〜と」 ってな感じで、上記10柱、教えていただきました(^^ゞ 日本神名辞典を見ながら、「この神様ですね?」と確認しなが らの作業で、結構大変でした。(^^;; お祭りはとても有名なのですが、神様については、あまり知ら れていないようで・・・(T_T) 祭神のうち、最初の3名は、吉野にある勝手神社のご祭神と同 じですから、吉野から勧請されたのかも知れません。 神社の創始については分らないのですが、すぐお隣に、春日神 社があります。 神事踊りが始まった時に、「舞いの神様言うたら、勝手さんや ろ」ということで、春日神社を勧請してきた・・・可能性は、 十分ありそうですね。 神様も大事にしてくださいねm(__)m