祭 神:椎根津彦命 (配祀)稚産靈神 倉稻魂神 説 明:日本の神々から引用します。 「青海は古来北陸道最大の難所といわれてきた『親不知』『子不知』の岩礁海 岸の渓口、黒姫山(一二二二メートル)の脚下に位置し、古代の滄海駅(延 喜式に『駅馬滄海八疋』とある)の所在地であった。 頸城郡の式内十三座の一座『青海神社』(訓は『アヲミ』または『アヲウミ』 に比定される当社は現在、黒姫山山塊北麓の高台の字『菅峰山』に鎮座する が、これは文政四年(一八二一)の遷宮にyろうもので、それ以前はいまの 青海町東町公民館の所在地『古宮』(現在も石祠がまつられている)にあり、 さらに創立当初は大沢のテラデラ(寺平)というところにあった。(中略) 記紀神話によれば、当社の祭神とされる椎根津彦命は神武東征の際に水先案 内人をつとめて大和国造となり、その子孫は大和直として代々大和国造に任 じられたというが、『新撰姓氏六』に『青海首椎根津彦命之後也』とあり、 『先代旧事本紀』の国造本紀に『久比岐国造 瑞?朝御世、大和直同祖御戈命、 定賜国造』とあることから、当社は久比岐国造と同族の青海首が祖神を祀っ たものと考えられている。(後略)」 とあります。 住 所:新潟県糸魚川市青海762番地 電話番号: ひとこと:たまたま通りがかり、立ち寄った神社です。 いや〜、カーナビがあると、こういう偶然が増えますね。 決して絢爛な雰囲気ではありませんが、荒れてはいません。 私たちが参拝したのは、朝の8時ごろだったので、ご近所のおじさんが草刈 りをされていて、目が合うと、元気いっぱいに、 「おはようございますっ!!」 とあいさつしてくださいました。 青海という名から海をご神体としているのかとも思いましたが、拝殿は山を 向いています。 このそばに、糸魚川の支流・姫川が流れているのですが、その川の水は、澄 んでいない綺麗な水色。 変な言い方ですが、決してクリアな印象じゃないんです。 水色の粉を混ぜたような色なんですね。 翡翠の産地だから、水底の石が反射してるのでしょうか。 青の名と青石。 まったく無関係とは思えません。