祭 神:伊邪那美命 説 明:境内案内板から転載します。 「比婆山由緒 比婆山は日本で一番古い歴史書『古事記』に、日本の国をつくられた女神(伊邪那美命)を葬ら れた場所として記されている由緒ある山です。 古事記原文 『故其所神避之伊邪那美神者葬出雲国境比婆山也』抄訳(その神避り伊邪那美の神は、出雲の国と 伯耆の国との境の比婆山に葬りき) 標高は約三〇〇米あり、伊邪那美命を祀る御陵峰、御陵を崇拝する社祠峰、夫の伊邪那岐命をみ たてた妙見峰の三つの峰からなっています。 山頂には神事に用する浄水の湧く井戸や、供饌米を自給した献穀田の跡があり、久米神社が祀ら れています。この『久米』の語源は『コムル(隠し奉る)』の意で、伊邪那美命の霊をお祀りし たと伝えられています。 月山富田城を拠点に、中国十一州を統治した尼子氏が、守護の祭神として篤く崇拝したここ比婆 山には、隋神門をはじめとした社殿や五坊、鐘楼など整え神仏習合一山の隆盛を極めた跡をうか がい知ることができます。 また山頂から麓にかけて、陰陽竹(島根県指定天然記念物)や玉抱石、玄武岩柱状節理の奇勝も あります。 安来市 平成二十四年三月」 住 所:島根県安来市伯太町横屋844−1 電話番号: ひとこと:時間的なこともあり、比婆山登山はできませんでしたが、確かに山肌に柱状節理を観察できまし た。 山頂には奥宮があるようです。