祭 神:武伊賀津別命 少毘古那命 上筒男命 中筒男命 底筒男命 (配祀)健速須佐男命 天兒屋根命 速玉男命 事解男命 大物主命 大山咋命 大山祇命 金山毘古命 蛭子命 猿田彦命 應神天皇 菅原道眞公 説 明:境内案内板を引用します。 「当社ハ古来現地ニ御鎮座延喜式神名帳所載旧伊賀郡十一座中ノ一ニ列シ給ヒ 祭神ハ伊賀国造ノ祖・垂仁天皇ノ皇曽孫ニマシマシ孝徳天皇ノ御宇大化ノ新 政ニ依リ日本全国ニ国郡ノ制ヲ布カレ伊賀一国ヲ四郡十八ノ郷ニ区分セラレ シ当時ヨリ猪田ノ惣氏神社トシテ郷民ノ尊崇厚ク爾来村内鎮座無格社十八社 ヲ合祀シ今日ニ至ル幣帛供進指定社」 住 所:三重県上野市猪田5139 電話番号: ひとこと:同じ上野市にある神戸神社にも「天真名井」がありました。 神戸神社には由緒書がありませんでしたが、元伊勢の一つにあたるようです。 有名な真名井神社も元伊勢である籠神社の奥宮ですよね。 上野市には元伊勢が多いことを考えれば、ここ猪田にも倭姫が巡歴した可能 性はありそうです。 とすれば、倭姫は清らかな井戸と関係が深いということになります。 倭姫といえば、天照大神を奉斎して巡歴し、最終的に伊勢にお祭りした後、 五十鈴川のほとりに磯宮を建てて斎宮をこもる宮としたとされますよね。 「磯」とも関係が深いわけです。 ある種の悲しみを背負いて各地を巡歴する、水や磯と関係の深い女性。 倭姫も、私が追いかけている「悲しい女性の守り神」の一人なのでしょう。 そしてもう一つ気になったのは、伊賀津別命のこと。 垂仁天皇の曾孫となっていますね。 詳しく言えば、垂仁天皇と苅幡戸辺の子である祖別命の孫のようです。 丹波の女性ですね~。 丹波と伊賀かぁ。