祭 神:建御名方命 説 明:境内案内板から転載します。 「この神社は、延徳二(1490)年、御別当明神を祀り、文化八(1811)年諏訪明神の神寶を勧請した。この神社 の拝殿、幣殿は、神社建築史上、重要なもので、本殿を有しない神社の珍しい例である。 諏訪神社(神宮寺)の神前建物として元和三(1617)年に建立されたものであるが、嘉永年間この地に移建さ れたのものである。小規模であるが、鎌倉室町の手法を有し、雄大豪壮な彫刻は桃山時代の特質をよく発揮し ている。 この本殿は下社(天正年間)御別当明神を祀ったと謂れ、文化八年諏訪明神の神璽を勧請の本殿として文政二 (1819)年建築したものを昭和二十五(1950)年、社殿の合併によって移築したものである。 昭和五十年九月 乙事区」 住 所:長野県諏訪郡富士見町乙事字乙事5410 電話番号: ひとこと:本殿がないという説明なのに、「この本殿は下社御別当明神を祀ったと謂れ」とあるのが謎なんですが、想像 するに、「この拝殿は」の間違いでしょうね。 確かに、細かい彫刻が目を惹きました。 もののけ姫の「乙事主」の名の由来だろうとされている神社です。