祭 神:國魂大神命 説 明:境内看板を転載します。 「社記によると、甲斐国の上代には酒折宮北方三室山上に社が祀られていたが、約二千年前景行天皇の御世、 日本武尊東征の御帰路の折、山々に囲まれた盆地は水路開けず、大雨あればたちまちに氾濫、湖水となり 洪水に苦しむ様を見て、酒折宮前方の国中央の佳き地を選び、水害防止の為一つの珠を土中に納め、上に 一株の杉を植え、神籬木(神の魂の宿る木)とし土地の守り神である国玉大神を一国鎮護の神として祀っ た。この後洪水は鎮まり、神徳顕著なるにより、社を祀り、国魂神、国玉者と特に社号を賜った。この杉 は玉室杉と呼ばれ、そこから玉諸の名が起こったとも伝えられている。地域に凶変ある時は、この御室山 が鳴動して里人に告げるという伝説がある」 住 所:山梨県甲府市国玉町1331 電話番号: ひとこと:角川書店の『日本の伝説』によれば、玉諸神社のそばに行逢橋と呼ばれる橋があるとありました。 旅人が行き逢う橋で、長さ180間に及ぶ、甲州一の大橋だったとか。 しかしこのそばにあり、小さいが名高い猿橋の噂をこの橋の上ですると、怪異があったと伝えられていま す。 また、この橋の上で葵上の謡を唄うと道がわからなくなり、三輪の謡を唄えばふたたび道が明らかになる とも。 そんな伝説を調べるため、行逢橋があったろうと思われる場所に行ってみると、大橋五條天神社の石碑が。 京都の五條天神社といえば、疫病が流行るとご祭神が流罪にされるという曰くのある神社。 ……「人柱が建てられたのかなぁ」なんて話しをしてました。 どうなんでしょうね?