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廣瀬大社

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  祭  神:若宇加能売命 櫛玉命 穂雷命
  説  明:崇神天皇9年(西暦前89年)、廣瀬の河合の里長にご神託が
       あり、一夜で沼地が陸地に変化し、橘が数多く生えたことが、
       あったのだそうです。
       そこで、天皇はこの地に社殿を建て、祀られたということです。

       若宇加能売命は、水の守り神。
       別名を豊宇気比売大神といわれる、穀物神でもあります。
  住  所:奈良県北葛城郡河合町大字川合
  電話番号:07455−6−2065
  ひとこと:天武天皇の時代に始められた、「大忌祭」は、「山谷の水が甘
       水となって水田を潤し、五穀を稔らせることを祈る祭り」で、
       龍田大社の「風神祭」と同日に行われます。
       
       え〜〜と、「櫛玉命」って、別名をご存知ですか?
       なな・なんと、饒速日命なんですね。櫛玉饒速日命。

       饒速日命は、神武天皇と戦って、苦しめた、長髄彦の妹君、三
       炊屋媛の婿です。
       後に、神武天皇が正当なる天神の血筋であることを知り、(自
       分だってそうなのに)義兄・長髄彦を斬り、神武天皇に従うと
       は言え、この神様を祀る神社を、天武天皇が大事にしたのは、
       どういったわけでしょうか?

       さて、橘の実は、常世の国になる非時香薬(ときじくのみ)で
       あると信じられていたそうです。
       つまり、食べると不老不死になると言う、不思議な木の実です。

       そんだけ、珍しい木の実だったということなんですが、それが
       一夜にしてできた陸地に鈴なりになったわけ・・・あると思い
       まして???

       沼が一夜にして陸地に変わるということは、あり得るのでしょ
       うか?

       ところで、一夜にして、総白髪になる・・・なんて話がありま
       すよね?あり得ると思います?
       実は、あり得ない!!とは言い切れないんだそうです。
       
       人の髪の毛は、いつでもどこでも黒いように思われていますが、
       実は、毛根から、透明なチューブの中に黒い色素を常に送り込
       まれているのだそうです。だから、この色素の供給がストップ
       すると、白髪になっちゃうんだそうです。

       なんらかのショックで、この色素が作られなくなったとしたら、
       総白髪になっちゃうんだそうです。

       沼も、水はけのよい地に、いつも水が送り込まれていたのだと
       したら、一夜にして沼が陸地に変わることはあり得るかもしれ
       ません・・・ね?

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