祭 神:表筒男命 中筒男命 底筒男命 息長帯姫命 説 明:所謂、住吉四神が祭祀されています。 表筒男命・中筒男命・底筒男命は、オリオンの三ツ星のことだ とも言われている、航海の守り神です。星が航海の守り神とい うのは、非常によくわかりますが、なぜ、期間限定の、オリオ ンなんでしょうね?夏の空にオリオンはいないのに・・・。 期間が限定されても、それでも目立つ星だということでしょう か。 住 所:大阪府交野市星田2丁目5−14 電話番号: ひとこと:海の神様が祀られているわけです。 こんな山の中になんで?と思いますよね。山に海の神様が祭祀 されている理由としては、いろんなことが考えられます。 その山の木が船に適していた・・・とかね。 ただ、この神社の場合は、そうではないようです。 この側に、天の磐船が降りてきたという伝説があるとおり、も ともとは、天照国照彦天光明櫛玉饒速日命(あまてるくにてる ひこほあかりくしたまにぎはやひのみこと)をお祀りしていた ようです。(摂社・交野社には今もお祀りされています) それが、なぜ、住吉神を祀るようになったのか? 饒速日命は、物部氏の祖神なんです。ですから、蘇我氏の勢力 下にあった時に、蘇我氏が滅ぼしてしまった一族の祖先を祀る というのは、いかにも具合が悪いですね。 そこで、同じ物部氏系の氏族が当時祭祀していた、住吉四神を 勧請してきたのだそうです。 意地でも、自分の氏族の関係者を祭祀するぞ!ということでし ょうか。 その心意気や、よし!なかなか天晴れです。 しかし、まぁ、「星田」という地名にオリオンの三ツ星の神様 は、とてもお似合いですね。