祭 神:大山祇命 説 明:平成祭礼データを転記します。 「葛城山麓の扇状地、櫛羅大港に位置する本社は、古くから朝 廷に皇居の用材を献上する山口祭を司った由緒深い神社であ ります。 御祭神は大山祇神、大日霊命、御霊大神、天御中尊をお祀り しています。 「延喜式神名帳」には、山口社は十四社あるがその内葛上郡の 鴨山口神社が本社であるとされており、即ち式内の大社とし て格式高い神社であります。 本殿は春日造桧皮葺(八尺に七尺)であり、拝殿は瓦葺(五 間に二間)。本殿に安置されている大日霊貴命坐像・御霊大 神坐像は、国の重要文化財に指定されております。」 住 所:奈良県御所市大字櫛羅小字大湊 電話番号: ひとこと:この地名、「櫛羅」なんて読むでしょう? 「くじら」なんですね。 これは、「くしひと」の転訓なんだそうです。 「くしひと」とは、「御霊」のことでもあるし、「物の奇妙に輝 く様」を指して言うこともあるようです。 そのようなことから、この辺りでは、当時は、神女による占が 大変盛んでそれにより発展してきたのではないかと言われてい るそうです。 占といっても、当時の占です。亀の甲羅が割れたりしてたのか なぁ・・・。 静かな神社なのですが、つつじのシーズンと薄のシーズンは、 葛城山登山客でにぎわうようです。