祭 神:高おかみ神 大山祇神 大雷神 説 明:高おかみ神は龍神です。 今より、1300余年前、天武天皇白鳳4年 「人声の聞こえざる深山吉野丹生川上に我が宮柱を建てて敬祀せ ば、天下のために甘雨を降らし霖雨(ながあめ)を止めん」 との神宣により創始された、丹生川上神社の上社です。 奉幣の際には祈雨には黒毛馬を、止雨には白毛馬を奉るを常と していたのが、現在の絵馬の風習の起こりなのだそうです。 今現在、旧社殿は、大滝ダム(の用地の)の底となっており、 新しい社殿が、山の上に遷されています。 住 所:奈良県吉野郡川上村大字迫869−1 電話番号:07465−2−0733 ひとこと:現在社殿は遷されて、「川上」というより、「山上」ですが、 雨乞いの霊験を誇る神社らしく、狛犬の変わりに、馬が社殿を 守っています。 さて、さらっと、「奉幣の際には、黒毛・白毛の馬を奉る」と 記載されていますが、つまり、生け贄なわけですね。 生け贄にする、その方法については、記載されていませんが、 生きたまま、淵に放り込むのやら、精肉して放り込むのやら・ ・・なんてネットやら、書籍やらを調べてたら、こんな記載が。 「雨乞いの儀式の際に奉る牛馬は、生け贄ではない」 ??? つまりですね。神の住むところを、牛や馬の血で穢すことで、 龍神を怒らせて、雨を降らせるのだ・・・。 なんていう記述を見つけました。 ひぇ〜〜〜!! 龍神怒らせて、雨だけで済むと考えるとは、無茶なほど、楽観 的すぎ!! 国ごと沈没したらどうしてくれるつもりだったんでしょうね? とは言え、丹生川上の神社は、神自らが、「吾を祀れば、雨を 降らせたり、止ませたりしたげるよ♪」とおっしゃったという ことですから、怒らせる必要はないでしょう。 馬を捧げたのは、多分、「生け贄」なのだとは思います。 この神社で写真を撮ったら、上のように、ちょうど龍神が空に 登るような姿に光が入ってしまいました。 あんまり暑いので、龍神も「一休み」に天に帰られるんでしょ うね。暑い暑い。