祭 神:天照皇大神 火車大神 説 明:伊勢神宮の末社なのだそうです。 創建は、約300年前なのだそうです。 火車大神というのは、あまり耳にしないお名前ですが、大昔、 天空より、火車となって、この地に降臨された神様だそうで、 火難を救護される神様だということです。 住 所:大阪市鶴見区茨田大宮1丁目 電話番号: ひとこと:茨田という地名は、仁徳天皇の時代に、この地を水害から守る ために、堤防を築かれた、茨田親王のお名前からきているのだ そうです。かなり昔から栄えていた土地柄なんでしょうね。 火車(かしゃ)ってのは、実は同じ名前の妖怪がいたりします。 「生前よい行いをしなかった者が亡くなると、火車が攫っていっ てしまう。また、よい行いをしていない者のところへ、攫って きた死者を投げ落としていく」という、仏教的な妖怪です。 ただ、「火車大神」の説明を読むと、どうも雷様のことではな いか・・・と思いませんか? ギリシャ神話では、雷は、「ゼウスの怒り」だと考えられてい ます。 あ、日本でも、「菅原道真公の怒り」だった時代がありました ね。 仏の怒りも、雷になって、落ちると考えられた時代もあったの でしょうか? 火車という妖怪は、「勧善懲悪」な妖怪なわけで、「仏」の心 に沿った妖怪ですからね。 仏の怒りとなって働いたのが、「火車」という名前の「雷」な のかも知れません。