祭 神:伊奘諾尊 伊奘冊尊 須佐之男尊 説 明:須佐之男尊は、伊奘諾尊から生まれてますね。っちゅうより、 伊奘冊尊が黄泉の国へ行ったのを追いかけていった伊奘諾尊が、 奥さんと喧嘩別れをした後、「ちぇ。けったくそ悪いや。水で も浴びて気分を直すか」と、日向の橘小門の阿波岐原で禊をし た時、鼻を洗ったときに化生した神様なのです。(ちなみに、 天照大神は左目、月読命は右目を洗った時に化生しています) 父から生まれたっちゅうより、母なし子なわけですねぇ。 女の私としては認めたくないんだけど、「女の力を借りずして」 生まれたこれらの神様は、純粋な「陽」の性質を持っていると 言うことなのでしょう。 住 所:大阪狭山市今熊647番地 電話番号:0723−65−2416 ひとこと:この神社はもともと、この辺り一帯の産土神様だったようです。 そんなわけで、田植えだっちゃぁ神社参拝、悪疫が流行ったっ ちゃぁ神社参拝、子供が生まれるっちゃぁ神社参拝、結婚した いっちゃぁ神社参拝・・・なんて風に、地元密着型の神社だと 言えそうです。 そんなニーズに答えてか、いろんなイベントが用意されており ます。 まず、戎さんを呼ぶための板とトンカチ。 「戎さんは耳の遠い神様です。ご用の際は、トンカチで叩いて、 まずお呼び出しください」なんて書かれてあります。 こんななんか無礼な呼び出され方して、機嫌よくお願い事を、 戎さんは叶えてくださるんでしょうか。 その他、本殿の前にある狛犬の足を縛ると、浮気封じになると か。(浮気の足が重くなる・・・なんてね) なんか、微笑ましいですね。