祭 神:速秋津彦命 天水分神 国水分神 説 明:速秋津彦命は、河の神であると言われており、天水分神・国水 分神は、速秋津彦命と、速秋津姫命の子供で、水分領の神です。 この神社のご由緒については、数々の奇瑞をあらわす白蛇が、 宇太水分神社と、この都祁水分神社に1匹ずつ降り立ったのが 始まりであると言う説があります。 数々の奇瑞については、詳述されておりませんが、日照続きの 時に雨を降らせた・・・というようなことなんでしょうね。 住 所:奈良県山辺郡都祁村友田 電話番号: ひとこと:一面の水田の奥にぽっつりと鎮座しているのが、この神社です。 「まさしく水分神のお守りの田」なわけですね。 しかし、由緒書きを頂こうと、社務所を覗き込むと、留守。窓 さえ、窓の鍵さえ開けば、手の届くところに、由緒書きがある のに・・・。 しばらく、未練に窓をカリカリやってましたが、えええい、と 一念発起。宮司さんのお宅を探してみました。 大阪では、宮司さん宅は、大概神社のすぐ側の注連縄のついた お宅なんですが、広い神社の側には、田んぼが広がるばかり。 それらしきお宅はありません。 仕方なく、農作業中の方に教えていただいた宮司さん宅を訪問 すると、婦人が応対してくださいました。宮司さんは、農作業 中だったんです。 なるほど、半農半宮なのですね。さすが水の神様! 長閑な、静かな、落ちついた神社でした。