祭 神:豊受比売命 説 明:天智天皇が大津宮を作ったとき、この地を、御厨所とさだめら れ、天武天皇の6年に、大和国より奉遷して、大膳職の御厨神 とされた。故にこの地を膳所といい、また陪膳浜というように なったということです。 住 所:滋賀県大津市膳所1丁目14−14 電話番号:077−522−1167 ひとこと:この神社の表門は、旧膳所城のニの丸から本丸への入り口にあ った城門なのだそうです。 百人一首の権中納言定頼の歌 「朝ぼらけ 宇治の川ぎり たえだえに あらはれわたる ぜぜの網代木」 は知っていましたが、「ぜぜ」を漢字で書くと、「膳所」にな るとは、知りませんでした。 天皇の御厨所だから、「膳所」。なるほど。 琵琶湖畔にある土地ゆえに、なんとなく、水の音が、「瀬々」 と打ち寄せるから「ぜぜ」だと思っていました。 ご祭神が、豊受比売命というのは、肯けます。 豊受比売命は、なんと行っても五穀豊穣の女神なのですから。 きれいな水ときれいな空気。 私の食事もここで作ってくれないかなぁ・・・。