祭 神:少彦名命 説 明:案内板から引用します。 「粟神社は、青谷川の南側、市辺大谷に位置する緑に囲まれた神社であります。 神社は式内社で、本殿は延享元(1744)年造営の間口二尺ほどの一間社流造の小社であります。 屋根は杮葺き、早くから覆屋に入り当初材がよく残っています。小社の割には手の込んだ造りで、 袖部は朱塗り、壁は胡粉塗り、組物・虹梁・小壁を枢彩色仕上げになっています。 庇の蟇股は斗・実肘木を用いない佃性的な形で、内部に鳥の彫り物が飾っています。 祭神は少彦名命を祀り、毎年4月8日に『春祭り』の行事を執り行っています。 近年国道307号バイパスが整備され、粟神社のすぐ近くを通っていること、また、白坂テクノパー クが開発され、多くの企業が進出し、身近に参拝できる神社として多くの方々から注目を集め、 参拝される方も増えているところであります。 このようなことを踏まえ、周辺整備を行うもので、経費の一部としていただいた寄付金を充てて います。 整備内容は、参道に石畳や駐車場の整備、休憩広場やベンチの設置、階段手摺や掃除収納庫など、 皆さんに親しまれる神社を目指すものです」 住 所:京都府城陽市市辺大谷68 電話番号: ひとこと:歴史には一切触れられていませんね(^^ゞ 式内社ですから、平安時代には存在していたのでしょうが、どのような経緯で建立され、どのよ うに信仰されてきたかはわかりません。 でも、こじんまりとした、落ち着いた雰囲気のお社でした。