祭 神:表筒男命 説 明:案内板から引用します。 「国指定重要無形民俗文化財 住吉神社神事舞 上鴨川住吉神社神事舞保存会 唱和52年5月17日指定 上鴨川住吉神社神事舞は、毎年10月第一土・日曜日両日にわたって、宮座が奉納する古式ゆかしい祭儀である。この 神事舞は、御神楽、太刀舞、獅子、田楽の舞、扇の舞、高足と、いど、萬歳楽、宝もの、翁、冠者、父の尉がある。 翁を中心とした中世神事能の姿をはじめ、田楽能、猿楽能の成立過程を究明するのに貴重な資料である。 これらは鎌倉期から伝わるといわれるが、その発祥はあきらかではない。なおここには、幻覚に守られてきた宮座制 度があって、中世以来の御村組織をみることができるのも貴重である」 住 所:兵庫県加東市上鴨川571 電話番号: ひとこと:この神社は式内社。 下鴨川にも住吉神社があるのですが、こちらは後世に独立したんだそうです。 事情(ぶっちゃければ、トイレに行きたかったのでございます(笑))があって、下鴨川にはお参りできませんでした が……。 このそばにやしろ鴨川の郷と呼ばれるキャンプ場があり、そこから上流は現地で確認しても、地図で調べてもないの で、どうやら鴨川の源流らしいのですが、そこに「田楽の舞」と題された銅像がありました。 「この舞踊は、上鴨川地区において、五穀豊穣と無病息災を祈願して鎌倉時代に始まり現代まで、地元農家の長男が参 加する形で代々受け継がれてきたものである。 (昭和52年5月17日 重要無形民俗文化財指定) と説明がありましたが、多分これが、上鴨川住吉神社神事舞の中の田楽舞のことではないかと思います。 田楽だから農家の長男。 それならば、太刀舞は武家の……?……と考えたりしますが、「宮座」が村に存在するのであれば、宮座が農家の長 男で組織されていると考えるのが自然でしょうね。 お祭り、いつか来なきゃな。