祭 神:宇賀御魂神 説 明:案内板から引用します。 「笠森神社は、宇賀御魂神を祭神とし、かつては稚武彦命と鴨別命を祀っていたと伝えられる。 創建の年月は不詳であるが、社名は両命を祖とする笠氏に因み、在地領主真上氏の崇敬が厚かっ たという。近世には、笠と瘡(皮膚病)の訓読が通じることから信仰厚く、江戸谷中の瘡守稲荷 は当社から勧請された。 境内には、本殿や拝殿、天照大神・大将軍等末社のほか、樹高二十m余りの椋の巨木がある。ま た、かって市内最古の欅があったが、昭和五十四年の台風により、惜しくも倒れてしまった。 平成元年八月 高槻市教育委員会」 住 所: 大阪府高槻市西真上1丁目7−5 電話番号: ひとこと:谷中の瘡守稲荷境内の茶屋には、お仙という看板娘がいて、明和三美人なんて呼ばれています。 吉原遊郭に近いため、梅瘡……つまり梅毒にかかった遊女や遊客が盛んに訪れたなんて話もあり、 すごく有名。 その御本家が大阪にあるなんて知りませんでした(^^ゞ 平成三十年の大阪府北部地震と台風により建物に被害を受け、危険だからと普段は閉門されてい ます。 ただし、神職さんが在宅なら、お願いすれば参拝させていただけるんです。 快く拝殿を開けてくださり、中に入れていただいたら、社殿は壮麗。眷属のキツネさんも可愛い です。 右側のキツネさんは玉を、左側は鍵を加えてらっしゃいます。 重要な文化財だと思うのですが、再建の予算はなく、大変みたいですね……。 椋の樹も地震と台風で倒れそうになって、今、綱で引っている状態。 そんな状況なので、参拝させていただいたら、お賽銭は弾みましょう。