祭 神:建速須佐之男命 《配》少名毘古那命 出雲建子命 《合》火具豆知之命 大山祇命 木花咲屋姫命 豊受大明神 菅原道真 説 明:三重県神社庁のサイトからご由緒を引用します。 「当神社は、延喜式内社でコトイミの字義は定かではないが、古太萬(こだま)に由来すると考えられており、 木霊(こだま)を祭神とするのではないかとの説も研究者の間では唱えられている。今祭神名を見るに木花 咲屋姫命、大山祇命二柱は正に木の精山の精と考えることができよう。里人の口碑によれば、御祭神の殊の ほか女子の月事を忌み給うことから女児婦人の祭礼時の参入を許されなかったということで、もしその禁を 破った時は必ず怪異を生ずるとして恐れられてきたということである。神社の東南にコトガメの地名がある。 これは、事忌めの意で事忌の名もこれによるのではないかという説がある。木霊を祀るにふさわしい地名と して「林」が選ばれたなど未解明の点が多い神社ではある。明治四〇年一二月二六日、林地内の無格社こと ごとくを当社に合祀した。 特殊神事 探傷神事(湯あび)」 住 所:三重県津市芸濃町林990 電話番号: ひとこと:木霊を祀る神社。 だからか、本殿の前に「御神木こちら」という案内板がありまして、本殿よりずっと推してる空気が醸し出 されておりました(^^ゞ 月の血を忌むという伝統は、「事忌」の文字から生まれたものなのか。 それとも以前からのものなのか。 祭神が木霊だとしたら、そこまで血を嫌わなくてもよいような気がするのですが。 むしろ、林業に携わる人が、血を恐れたというのなら、わかります。 三重県はまだまだディープな神社がいっぱいありますね……。