祭 神:桓武天皇六代の皇胤・平将門公の御神霊を祀る 相殿 南宮神社(金山彦命)・西宮神社(蛭子命) 説 明:境内案内碑を転載します。 「今から約千年前、平将門は時の朝廷の制作に憤りをおぼえ、乱(天慶の乱)を起 こした。しかし藤原秀郷・平定盛等に鎮められ、将門は捕らえられ首を計たれた。 その首は京に送られさらし首となったが、故郷恋しさのあまり獄門を抜け出し関 東へ戻ろうと飛び立った。この異変を知り、美濃国南宮神社では、将門の首が関 東に戻ることにより再び乱の起ることを恐れ祈願したところ、神社に坐す隼人神 が矢をつがえ東に飛びゆく将門の首を射落とした。 (その時、隼人神の射た神矢が飛んでいった道筋を矢の通った道であるとして、現 在の大垣市矢道町がある。) この首が落ちた荒尾の地に将門公を神として崇め祀ることによって、再びその首 が関東に戻らぬようにその怒りを鎮め、霊を慰めるために創建されたのが当御首 神社であると伝えられている」 住 所:岐阜県大垣市荒尾町1283−1 電話番号:0584‐91‐3700 ひとこと:この神社は、首から上の病気平癒や、学問向上の霊験あらたかであるとして、崇 敬篤いようです。 私たちが参拝したのは8時ごろでしたが、ひっきりなしに参拝者が訪れ、神前で 熱心にお祈りしている姿を見かけました。 平将門と言えば、祟りが大きいことで有名です。 多分都市伝説でしょうが、東京にある首塚近辺の会社では、塚にお尻を向けない ような机の配置になっているなんて言われますよね。 いや、まぁ嘘でしょうけど(^^ゞ ですが、私は平将門公の祟りはまったく怖くないんです。 というのも、私の頭の中で、平将門公を思い浮かべようとすると、どうしたって 若い日の、気品あふれて清々しい加藤剛の顔になるもので……。 怖いどころか、「ぜひぜひ、ぜひいらっしゃって♪」という気分になってしまう。 ……ということをFacebookに書いたところ、ある男性から、 「僕は平将門より(娘の)瀧夜叉姫に祟られたい!!」 とコメントがつきました(笑) そういうことを考えると、御霊信仰って、現代人にも無理のない感覚ですよね。 祟り神も、「(ハンサムで)素晴らしい神様」と思えば、ちっとも怖くないとい う(^^ゞ それにしても、相殿に南宮神社はわかるんですが、もう一つが西宮神社ってのが、 なんかおかしいですよね(^^ゞ 方角+宮神社でそろえたんでしょうかねぇ???