祭 神:大津乃命 品蛇別命 気長足姫命 説 明:境内案内を引用します。 「式内社とは、平安時代中期の延長五年(927)に完成した古典法典『延喜式』に登載された全国3,132社のことで、 詳しくは延喜式内社という。 旧多可郡では荒田神社(加美町的場)、加都良神社(中町間子)、兵主神社(黒田庄町岡)、古奈為神社(同町 小苗)、天目一神社(西脇市大木町、異論もある)、大津乃命神社の六社が登載されている。 大津神社の起源は明らかではないが、伝説では寺内の氏神山の巨厳の洞窟から神霊が降臨したことに始まると伝 えている。祭神は大津乃命、品蛇別命(応神天皇)、気長足姫命(神功皇后)である。 大津乃命は古史料には現れないが、所在地の嶋に加古川の津があったので祀られたと思われる。 また『播磨国風土記』の応神天皇巡行説話に登場する比也野・比也山が対岸にあることから、応神天皇と、その 母の神功皇后を祀ったと考えられる。いずれにせよ、津万地域が古くから開発され、ひとつの中心地であったこ とは確かである。 なお、本殿左前にある芝居小屋と呼ばれる農村歌舞伎舞台も、市内では数少なくなった民族芸能遺産として貴重 なものである。 平成26年6月 西脇市教育委員会」 住 所:兵庫県西脇市嶋239 電話番号: ひとこと:文字通り「津」を神としてまつった神社なのでしょうね。 西脇市は東経135度・北緯35度の地。 「日本のへそ」と言われております。 もちろん、当時の人はそんなことを知らなかったでしょうけれど、日本のど真ん中にある「津」なら、「大津」 を名乗っても納得です!