祭 神:大己貴命 説 明:ご由緒書を引用します。 「当神社のご創建は、御即位六年前の神武天皇が、宮崎の宮を発し、東遷の折、この地 に立ち寄り、国土平安、海上平穏、武運長久を祈念し、祭神を祀った事とされる。 皇室の尊崇篤く、歴代天皇よりたびたび神階を授けられ、醍醐天皇の命により編修さ れた『延喜式』神名帳にも記載される」 住 所:宮崎県児湯郡都農町大字川北13294番地 電話番号:0983-25-3256 ひとこと:神功皇后の伝承があったはず……と、宮司さんにお伺いしましたら、 「伝説によれば、神功皇后は社前の海から三韓に旅立たれ、その際、当神社のご祭神を 船にお遷しになったそうです」 と、明快に教えてくださいました。 ただ、帰途にご祭神をどうされたのかは伝わっていないとか。 また、九州で大己貴命人柱を祀るのはこの都農神社だけなんだそうです。 一之宮らしい格式より、打ち解けた雰囲気が強い神社で、なんだか長居してしまいました。 早朝に小倉に到着し、特急にちりんで宮崎まで移動したのですが、朝日が本当に大きかった。 「ああ、日向(ひむか)に来たんだ」 と、妙に実感した朝でした。 また、この神社のサイトによれば、疫病除けの信仰も深かったとか。 神功皇后と大己貴命。 そして神功皇后・大己貴命と疱瘡。 ちょっと気になる組み合わせです。