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嶽山弁財天神社

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  祭  神:弁財天
  説  明:ヒンズー教では、「サラスバティー」川の女神です。
       豊穣の神様・芸術の神様であり、美の女神でもあります。
       日本にやってきてからは、厳島姫(市杵島姫)とも結びつき、
       人気の神様です。

       この弁天社は、「紀伊続風土記」によれば、弘法大師が、大
       和の天川弁財天に千日参籠したときに用いた宝珠をこの峰に
       埋め、弁財天を勧請したといい、この嶽山の古樹一本杉に住
       む、妙音房という天狗が常にこの祠を守護すると伝えられて
       いるのだそうです。
  住  所:和歌山県伊都郡高野町弁天岳山頂
  電話番号:
  ひとこと:高野山大門のすぐ左手に、「嶽弁天神社」という額のかかっ
       た鳥居があります。
       何も知らない私は、「ちょっと参拝してくるね」と旦那に言
       い残し、軽い気持ちで、鳥居をくぐったのです。

       この季節、紫陽花がとてもきれいです。
       この日は、金髪碧眼の誰かが高野に入山したのか、雨と雷が
       あり(高野山は、金髪碧眼の人が入山すると雨が降るという
       伝説があります)、花の色を一層引き立てています。

       さて、10分ほど歩きましたが、社は見えてきません。
       なんとなく、一人歩きがやばそうな雰囲気になってきます。
       
       しかし、まぁ、あんまり遅けりゃ、旦那が見つけに(or助け
       に)来てくれるだろう(この時、助けにきてくれた時には腕
       の一本も喰われてるんじゃないかという可能性を、毛一筋分
       も感じなかったというのは、信仰の賜物!ということにしと
       いてください)と、気楽に登っていたのですが、それにして
       も、遠い。

       ここまで来たら、戻れないぞ〜〜〜・・・と登る足元はずる
       ずる滑るんですよね・・・。登りは良くても、下りは、さぞ
       かし滑ることだろうなという予想はつくんですが、帰ろうと
       いう気になれないのは、なぜでしょう?

       何時の間にか、紫陽花もとぎれました。なんか山頂が見えて
       きました・・・。え〜〜い、毒食らわば皿までよ(??)と
       登って登って・・・。

       社は、綺麗に整備されていました。周りに草も生えていませ
       ん。毎日この道のりを整備しに来られる方がいらっしゃるの
       でしょうか?

       いえ、もちろんそうなのかも知れませんが、「神の坐」とい
       うのは、こういうものなのだと何故か、納得してしまいまし
       た。
       神聖なのです。
       誰も、この場所で煙草を吸おうという気分になれないでしょ
       う。そういう場所なのです。

       天狗が守護しているというのも、あながち伝説だとは思えま
       せん。今までごろごろ鳴っていた雷が、いつの間にか、鎮ま
       っていました。
       別天地なのです。

       清められた気分になって下山していると、下から旦那が走っ
       て登ってきました。なんか、ちょっと慌ててます。

      「熊に会わんかったか?」
       熊??なに?熊???

       私が遅いので、気になってみると、鳥居の横に、「熊出没注
       意」という看板があったのだそうです。そうだっけ???
       本当だぁ〜〜〜!!ひぇ〜〜〜〜〜!!!!!

       この看板に気づかなかったのも、「呼ばれた」からなのかも
       知れません。

       神に「遭う」というのは、そういうことなのかも・・・。
       そんな気がしたのでした。

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