祭 神:下照比賣命 菅原道真公 説 明:「はかにし」神社と読みます。 屋敷山古墳の西にあることから、「陵西」「墓西」とも書か れたそうです。 中世、この地域を支配していた「布施氏」の氏神様だそうで す。 住 所:奈良県北葛城郡新庄町寺口12 電話番号: ひとこと:下照比賣命という神様は、存在感がないようで、非常に重要 な役割を担っている神様だと思います。 夫の葬式に現れた兄を、夫の親族が「死人が生き返った」と 勘違いしてしまい、それが兄の怒りを買います。 「あれは兄です」と歌って説明するのが、下照比賣の役どころ です。 彼女が事情を説明しなければ、泣いてる親族と怒ってる兄は 永遠に繋がりません。 何か事件が起きると、どこからか「○○専門家」が出てきて 解説をされますが、下照比賣は、「登場人物の説明」と、 「ストーリーの説明」という重要な解説者です。 高鴨神社の造りとこの博西神社の造りは同じなのだそうです。 高鴨神社は、下照比賣の兄・阿治須岐詫彦根命も、夫・天稚 彦命も一緒に祀られている神社です。 同じ一族が祭祀していたのでしょう。