祭 神:吉備姫王 説 明:吉備姫王墓を守っている猿石。 4体あり、表情がそれぞれ違います。そのうち2体には、 とっても立派な男根がはっきり見えます。ってことは、2 組のカップルなのかも知れません。 住 所:奈良県高市郡明日香村 電話番号: ひとこと:吉備姫王は、天智天皇のおばあさんです。 つまり、吉備姫王と茅渟王の娘が、皇極女帝。 皇極女帝と舒明天皇の息子が、天智天皇・天武天皇だと言 うわけなんです。 しかし、この吉備姫王は、どういう人物でしょうか。 欽明天皇の皇子・桜井皇子の娘と言われていますが、渡来 人だったのではないか?なんていう説もあります。 ただ、この姫がいなければ、歴史の立役者、天智・天武の 両天皇は産まれてこなかったのですから、重要な人物であ る、と言えます。 でもって、だからこそ、どうしても、どぉしても、天皇家 の血筋なのっ!とかね。 この猿石は、「猿」という名前ながらも、猿じゃないと、 言われています。 吉備姫が嫁いでこられた時に付き添ってこられた、人々の 姿なのかも知れませんね。