祭 神:弁財天 説 明:天王寺七名水「亀井、逢坂、玉出、安井、増井、有栖、金龍」 のうちの一つ、増井の清水がある神社です。 由緒などはわかりませんが、拝殿に龍の彫刻があり、水の神 様の雰囲気を漂わせています。 住 所:大阪市天王寺区伶人町5番35号 電話番号: ひとこと:この増井の清水は、古来「合酒の水」とも呼ばれ、酒造りに 有名だったのだそうですが、残念なことに、今はもう湧いて いません。 水の神様ってどれくらいおられるのでしょうね? 一番有名なのは、罔象女神でしょうか。 闇淤加美神・高淤加美神の兄弟も、祈雨の時に祈られる神々 として、有名です。 天水分神・国水分神は、水分領の神様で、「水分神社」に、 祀られています。 そのほか、水の様子を表した名前の宗像三女神「田心姫命・ 湍津姫命・市杵島姫命」もそうですね。 大祓え祝詞に出てくる、瀬織津媛神・速秋津姫命も、やはり 水の神様です。 だけど、現在、「清水を護る神」としては、弁天さまが有名 になってしまったかも知れません。 一番の理由は、弁天様の絵姿がかなりポピュラーになってし まったからではないでしょうか? 一番有名な日本古来の水の神様、「罔象女神」の姿を思い描 こうとしてもなかなか思い浮かびませんが、弁天様、と言う と七福神の中で琵琶を持っている姿がぱっと浮かびます。 日本古来の神様に頑張ってもらうためには、具体的な神様の 姿を、もっと目につくところで、たくさんの人に見ていただ くのが一番なんでしょうが・・・。 私も、罔象女神がどんなお姿か、想像もつきません(^^ゞ だって、伊邪那美命のおしっこから生まれた神様なんだも〜 ん(T_T)