祭 神:金山彦神 説 明:金山彦神は、金山姫神と対の男神で、イザナミの命が、迦具土神 を産んだ時に、出した嘔吐物から生まれた神様です。 嘔吐物が溶けた鉄を連想することから、鉱山の神様として崇拝さ れています。 なぁんてくだりを今まで流して読んでいましたが、考えてみれば、 イザナミは、火の神、迦具土神を生んだ時、ホト(女陰)を火傷 して、亡くなっています。(そして、追っかけて行った、イザナ ギとイザナミは、大喧嘩をして、イザナギだけ帰ってきた)生ま れた時から、父母が大喧嘩して、母が黄泉の国から帰ってこない なんて、考えてみれば、お可哀想な境遇の神様ですよね。 めげずに、日本の鉄工業の隆盛に力を注がれた、立志伝中の神様 ですね。 住 所:三重県一志郡美杉村下之川5293 電話番号:059−276−0337 ひとこと:さて、この神社には、「ごんぼ(牛蒡)祭り」っていうちょっと おもしろいお祭りがあります。 別名「へのこ祭」。 氏子地域の各家では、多量の牛蒡を蒸して、味噌・胡麻・唐辛子・ 参照などを練り合わせた調味料をたっぷりこすりつけ(うまそう) ホウ葉で包んだものを用意します。この料理は男性が担当するん だそうです。わぁ〜、牛蒡が牛蒡を調理するんだぁ(爆!)。 そして、祭りの当日は、盛大な宴会が行われ、皆で牛蒡を食しま す。 宴が終ると、当番に当たっている人々が、男女両性を形造った、 注連縄の造り物を担いで次の当番家を訪れ、当渡しを行います。 そして、残った牛蒡は神社に奉納するんだそうです。 男女の性器を信仰する風習は、「穀物豊作」の願いと結びついて いることが多いようです。 人間でも、植物でも子孫繁栄(豊作)の為のイトナミは同じとい うことでしょうか? 話しは変わります。この神社の側を流れる川は(溝に流れる水さ えも!)美しく、とってもじゃないけど、妖怪人間が生まれた、 あの甕の中の水とは比べられないんですが、ベラとベロがいまし た。 こんなきれいな水から生まれたんなら、早く人間になることでし ょう???