祭 神:素盞鳴尊 火産霊神 菅原道真公 説 明:火産霊神は、迦具土神などのたくさんの別名がある神様です。 母・伊邪那美神が、この神を生んだときに、ほと(女陰)に火傷 を負い、死んでしまいます。 その時に、吐寫物から金山彦神などの数々の神様が生まれていま す。 これは、火からいろいろなものが生まれることを示していると、 言われています。 そして、この神は、母の性器から生まれ(当然ですが、記紀の神 様では、珍しい!)、火傷をおわせています。 何かを産み出す時、女性が苦しむこと、生みの苦しみを物語った 神話であるとも言われています。 発火の神様として、霊験があるといわれており、恋愛の火も? 住 所:大阪府堺市深井清水町3839 電話番号:0722−78−2157 ひとこと:火産霊神は、読んで字のごとく、「火」の神様です。 生まれてすぐに、父親・伊邪那岐尊により殺されてしまうんです が、それまでに、えらいたくさんの神様を生み出しているんです よね。母・伊邪那美尊が苦しんで産み出した神様も合わせてれば、 なんと、22神。(もちろん、書によって前後しますが) かなり、早熟であったと言えます(笑)。 この神社の栞では、素盞鳴尊を「鎮火」の神様と定義づけていま す。 素盞鳴尊は、嵐・風の神様とも言われますから、火を消しちゃう んでしょうか。 単なる風だったら、火を煽ってしまうだけだとは思いますが。 ここに来て、火産霊神に「火」をつけてもらって、素盞鳴尊に、 「煽って」もらえば、完璧です。