祭 神:鐸比古神 鐸比賣神 説 明:境内案内板を転載します。 「鐸比古命は垂仁天皇の御子にして、記紀には沼滞別命或 は鐸石別命とある。 成務天皇二十一年の創建と伝えられ、延喜式内の古社に して、従三位の神階を給う。 往古は鐸比古命は、当社奥之院高尾山頂に祭祀され、高 尾大明神と称し、また鐸比賣命は高尾山麓媛やマに祭祀 され、比賣御前と称した、雨乞いの勅願所でもあった。 中世現在地に祭祀されるも、兵火に遭い、現本殿は元禄 時代に再建である。 ご祭神は和気清麿公の御遠祖にして、岡山和気神社に御 分霊が奉斎されているが、全国的に当御祭神を主神とし て祭祀する神社は当社と和気神社のみである。 明治五年旧大縣郡の郷者に列し、一時平野若倭彦神社山 ノ井若倭い目神社を合祀した。大県法善寺の氏神である。 住 所:柏原市大県4丁目6-1 電話番号:0729-72-0997 ひとこと:所謂、夫婦神で、この地域一体を支配していた大里氏の 氏神様だそうです。 「鐸」は、サナギとも読み、金属精錬の神様ではなかろう かとも言われています。また、雨乞いの祈願が盛んに行 われていたそうです。 雨の降る日に結婚式を挙げると、幸せになれる、ってう 伝説は、世界的にあるようです。 私が知っているのでは、ドイツの雨姫様伝説。結婚式に 雨が降るのは、雨姫様の祝福だとか。 この神社で雨乞いが行われたのは、結婚と関係あるかど うかは、分かりませんが・・・。 静かな神社です。