祭 神:天命開別大神(天智天皇) 説 明:天命開別大神(あめみことひらかすわけのおおかみ)とは、 「神ながらの理想を受けて日本の運命を開き、画期的な新時代を 推進されたことの尊称」なのだそうです。 万物の運命買いたくの神と拝されるそうです。 御在世中、漏刻(水時計)を造られたってことは、案外知られ てない事実ですね。 でも、一番有名で、誰でも知っているのは、「大化の改新」で すよね。645年、むしごろし・・・なんて、いまだに語呂合 せも言えるくらいですから。 住 所:大津市神宮町1−1 電話番号:077−522−3725 ひとこと:なんで「結婚」のジャンルに天智天皇なのぉ?という声が聞こ えてきそうなんですが・・・。 すんません。どうしても、大海人皇子(後の天武天皇)から、 額田王を奪ったっていうイメージが強いもんで、「略奪愛」 と考えてしまいました。 「あかねさす 紫野ゆき標野ゆき 野守は見ずや 君が袖振る」 額田王のこの歌は、万葉集にも載っていますし、有名ですが、 これに対する、大海人皇子の返歌はご存知ですか? 「むらさきの 匂える妹を憎くあらば 人妻ゆえに我恋いめやも」 というのです。これも、実は万葉集に載っています。 大胆ですよねぇ。元は夫婦だとは言え、今はお互いに、相手が いるというのにね。 もし、有名な雑誌に、自分の妻が自分以外の相手を恋うる内容 の短歌でも投稿して掲載されたとして、どうなりますかね? 修羅場だよな〜〜〜。 奥さんが実は他の男が好きなのを分かってて、お金等で釣った という事実があったとしても・・・やっぱり修羅場やよな〜。 などということから、天智天皇がどれだけ大らかで寛容な天皇 であったかが伺い知れ・・・ないですね。はい。 額田王の才覚が、天皇としては、手放せなかったのでしょうか。