祭 神:多治速比売命 素盞鳴命 菅原道真公 説 明:多治速比売命は、大和武尊の奥さん、弟橘姫のことなのだそう です。 で、どういう女性だったかと言いますと、夫の大和武尊の東征 の折り、走水(今の浦賀水道)を渡ろうとすると、その海峡の 神が、波を起こして行く手を妨害したのだそうです。 そこで、この弟橘姫(多治速比売)が、夫の身代わりとして、 菅畳・皮畳・きぬ畳を水上に浮かべ、自ら海中に入ったのだそ うです。 すると忽ち波は静まり、東征は成功したのだそうです。 大和武尊は、姫の櫛が海辺に打ち寄せられていたのを取り上げ、 姫の御陵を作ったのだそうです。 そして、帰り道、足柄峠を通ったとき、「あづまはや(わが妻 よ。あぁ)」と嘆いたことから、東国を「あづま(東)」と呼 んだのだそうです。 東=あづま=吾妻なんですね。知りませんでした。 住 所:大阪府堺市宮山台2丁3番1号 電話番号:0722−97−0726 ひとこと:多治速比売は、あっぱれ内助を為した奥さんなんですよね。 これって、「お家」が大事だった時代のお話だから、ですよね。 現代版に置き換えてみますよ? 山田タケルくんは、今急成長中のIT企業の若手エリートくん です。社長からはたま〜に無理難題をふっかけられますが、そ れもこれも、タケルくんが優秀なので、信頼してるからだ、と タケルくんは張り切っています。 ところが、ここに、古株電気会社が立ちはだかりました。 「君んとこの製品を売れないように、市場を操作してやる。」 「うむむむ・・・!!」タケルくんは、大困り。 美人妻、タツ子さんは、それを見ていて辛くてたまりません。 「あなた、古株電気会社の独身社長は、私のことを横恋慕してい るのです。私と離縁してください。私は、社長の妻となります。」 かくして、古株電気会社の妨害は収まり、タケルくんの会社の 製品は、大成功。大ヒット。タケルくんは、会社でも一目置か れる存在になったのでした・・・。 ね???タケルくん、へなちょこでしょ〜?? いや、もしかしたら、タツ子さんは、仕事ばっかりで、自分の ことは、ほったらかしのタケルくんに愛想つかしをしていたの かもしれません。 「それくらいなら、お金持ってる古株電気会社社長の嫁になって、 豪勢に遊ぶほうがいいわん♪」って思ったのかも? そうだとしても、タケルくん。へなちょこですよね? は、置いといて。 この神社は、とてもきらびやかな建物です。社殿には豪華な彫 刻があり、建築に興味のある方もたくさん参詣にこられるのだ そうです。