祭 神:大平大神 天宇受売命 説 明:何百年か前、行者さんが修行して、開いた神社だということ です。 年越しの祭・若葉祭・落葉祭の時だけ、宮司さんがいらっし ゃるということで、普段は無人です。 祭神・大平大神については、詳しくはわからないのですが、 稲荷神であるということです。 伊勢系の神様である、ということですから、豊受大神の別名 なのかも知れません。 また、ご神体は、太刀だそうです。 住 所:大阪府柏原市円明町15−22 電話番号: ひとこと:いや〜、なんていいますか、坂の下に、「梅之家神社」とい う表示はあるんですが、上がってみると、注連縄はかかって るけど、普通のおうちなんですね。 宮司さんのおうち?それなら、神社はどこに?? むぅ・・・。と裏を見ると、確かに神社が。 失礼して、写真を撮らせていただいたのですが、なんだか、 居心地が変で早々に帰ってきました。 ご近所の方に聞いてみたのですが、元々は、もっと山の上に あったところが、開発が進み、マンションが建てられたため、 麓に場所を遷したんだそうです。 神様については、聞く人により違い、 「山の神様」「天宇受売命」などの話しも聞いたのですが、た ばこ屋さんが、詳しい、と教えていただいたので、取材して みました。 たばこ屋さんのご主人は、神体を見たことがあるのだそうで、 祭神については、稲荷神の一柱・大平大神である、とおっし ゃりましたので、この説をトップに持ってきました。 行者さんが開いた神社で、ご神体が太刀。 「山の神様」というのが、なんだか一番正しい表現なような気 はします。 お祭が、「若葉」「落葉」というのも、稲作民の発想ではな いように思います。 また、ちょっと不思議なのが、「梅之家」というお社の名前 ですね。 この辺りは昔、梅がたくさん咲いていたのでしょうか? 梅の花言葉は、「高潔」 「願いをかなえてくれる不思議な力をもつ花」と万葉の人々は 考えていたのだそうですね。