祭 神:伊邪那美命 軻過突知命 説 明:境内案内板を転載します 「当社は伊邪那美命、軻過突知命の二神を御祀りしてある。 この二神はその昔、延岡城に奉祀されていたが、慶長元年(西暦1596)領主、高橋右 近将監が同地之城砦建築のため、当山の山頂にお遷しし、山名を笠沙山より愛宕山と改め られた。 その後慶長十九年肥前国(今の長崎県)島原の領主、有馬直純が延岡領主となり、寛永元 年(西暦医1624)神殿再建、神領高、祭典料を寄進し、祭典には領主の代参を欠かさ なかった。以後、三浦、牧野、内藤各代々の領主も同様に尊崇の念が極めてあつかった。 明治三年(西暦1870)十二月、春日神社に合併されたが、同十三年一月、現在地に複 社された。それ以降『火の神』『火防神』として尊崇のあつい御社となっている。 例祭日は旧暦正月二十四日である」 住 所:宮崎県延岡市恒富町4-207 電話番号: ひとこと:木花開耶姫と瓊瓊杵が出会ったと伝わる笠沙山の麓に鎮座します。 笠沙山は当時岬で、海から目立つ場所だったようです。 麓には貝塚が複数あるようで、往時の風景が偲ばれますね。