祭 神:事代主神 綿津見神 龍子姫神 説 明:境内の案内板を引用します。 「遠く往古より世に知られ、雅名を槎湖と云い、又辰子潟とも呼ばれている此の田沢湖の湖畔第一の名 勝地に鎮座する当神社の由来は今より凡そ六百年室町時代に熊野権現を信する巡錫の修験者が此処を 撰び湖岸に在る畳の如き平坦な岩頭に於いて修行、湖主竜神に神通せんと水想観の蘊奥を究め、一祠 を創建して修験の座としたと云う縁起に因ると伝えられる。 爾来霊顕あらたかにして、湖中に金物一切を禁じ、四季七種の木々生えたる神秘な雨乞石に手を触る る時、湖は荒び晴天忽ち雷風雨を呼ぶとされ、神威は此処に永遠えに鎮められたものである。 古来湖水に斎戒沐浴して竜神を信仰すれば、美人は益々美を増し、醜女悉く美貌になると伝えられる。 千古の湖、神秘境鎮護の一宮として朝野の崇敬篤く、由緒深い神域である」 住 所:秋田県仙北市西木町桧木内相内潟一番地 電話番号: ひとこと:龍子姫で有名な田沢湖に鎮座する神社です。 式内社ではありませんが、田沢湖を信仰する人々はいたでしょうから、「信仰の場」としての歴史は 古いんじゃないでしょうか。 バスの中で聞いた解説によると、この湖畔に住む女性たちは、婚礼の数日前から湖畔の小屋に籠もり、 婚礼の前晩には水垢離をしたとか。 辰子姫像は、水垢離の様子なんだそうです。 これって、いわゆる「花嫁の呪的逃走」の変形バージョンでしょうか? それとも、聖なる結婚を前にした斎戒なのかな? どうもそれはピンと来ませんが、東北の文化はわからないので、なんとも。 湖の色はほ本当に青い。 「神秘の湖」と呼ばれるのもわかります。