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波比賣神社

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  祭  神:罔象女神
  説  明:案内板から転載します。
      「式内社。
       波比賣神社の主神罔象女神は天平二年なら時代に相殿誉田別命(応神天皇)、天喜元年平安時代に
       創建され、廣大無辺の御神徳を垂れ給ひ、一千二百七十年の長きに亘り護持されてまいりました。
       平成の現在に至り、氏子を初め崇敬者の真心こもる奉賽により左記の通り御造営と相成りました。
       平成十二年十二月吉日
       本殿、拝殿屋根葺替に伴い蔵改造、割拝殿改築、祓所改殿、摂社社殿改殿、社務所改築
          宮司 中森 長治
          責社役員 中植 徳長
          氏子総代 一同
          寄贈 下市 中峯石材」
      「波比賣神社の宮座行司は、氏子の中から『宮受け』をする二人を選び、この二人が年齢順に『兄座』
       と『弟座』にわかれ『當家』を受ける。
       當屋は、一生に一回だけ当たり、一年間波比賣神社の給仕を勤める。祭礼の当日のみ本殿の扉あけが
       あり、當家の『御幣』に『神移の式』が行われ、その『御幣』を書く當家に持ち帰り七日間お祭りを
       する。
       ついで兄座、弟座は九月末に親類、縁者を招待し、神様を祀り宮座當家の振る舞いをする。
       宮座當家の振る舞いの中で『硯蓋』という膳が出されるが、この膳は、江戸時代の膳組で貴重な文化
       である。
       また、室町時代には、栃原猿楽座があり、宮座行司で奉納されていた
       平成二十三年三月三十一日
                下市町教育委員会」
      「栃原岳の頂上に位置するこの波比賣神社は、天平二年十一月十一日に創建されたと伝えられており、
       水の神、雨師の神である『弥都波比賣神』が祀られています。
       一方、この社が建つ栃原岳は、櫃ヶ岳(下市町・西吉野村)、白銀岳(西吉野村)とあわせて吉野三
       山のひとつに数えられており、櫃ヶ岳が銅山、白銀岳が銀山、この栃原岳が金山とも別称されている
       ほか、櫃ヶ岳と白銀岳の頂上にもそれぞれ水の神を祀る社が設けられていて、今も人々の信仰を集め
       ていまうs。
       栃原岳の標高は526.8mで、この付近からは下市町に接する大淀町や五條市の市街地を一望できるほか、
       大阪府との県境に位置する金剛山や葛城山、二上山などのすばらしい山並みを見渡すことができます」
  住  所:奈良県吉野郡下市町栃原1807
  電話番号:
  ひとこと:白銀山の頂上には、波宝神社が鎮座していますね。
       櫃ヶ岳の神社にお参りしたことはないのですが、調べてみたら櫃ヶ岳八幡神社が鎮座しているようで
       す。
       でも、山腹に竜王社があるようなので、こちらが水の神でしょうか?
       
       白銀山にはかつて、銀峯山寺も鎮座していたとか。
       とすれば、金は吉野山ってことになりませんか?
       
       あるいは栃原岳と吉野山が競っていたとか、同一視されていたとか???
       
       金・銀・銅。
       気になりますね。

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