祭 神:大山祇命 説 明:境内案内板を引用します 「この地方に住む悪鬼が、コノハナサクヤヒメを嫁にと請い、これを断る為に父神のオオヤマズ ミ命は、一夜で石造りの館建設を所望しました。 鬼は、夜を徹して朝日の出る前にこれを完成しました。父神は、早速窟の石を1個抜き取り、 東方の谷間に投じて未完成とし、鬼の申し入れを断りました。 それがこの石貫神社の名で、石貫地区の発生となっているそうです」 住 所:宮崎県西都市三宅4615-ロ 電話番号: ひとこと:瓊瓊杵尊以前にも、木花開耶姫を妻にしたいと申し出る人々はいたってことでしょうね。 それがこの「鬼」ということかと。 瓊瓊杵尊が疑った不貞の相手は、この鬼だったのかもしれません。 しかし、この鬼が築いたという窟はどんなものだったのでしょうか。 石一つとっただけで「未完成」と言われるような窟ですから、山壁に穴を掘ったようなもの ではないでしょうね。 この時代、石造りの家なんてあったんだろうか。 鬼の窟古墳が、鬼の造った館ってことでいいんでしょうか。 この古墳には玄室もあり、陵墓だと考えて良い思います。 としたら、鬼の陵墓? 彼は自分が新婚生活を送るつもりで築いた館に葬られたってことでしょうか。 ら不憫すぎますが、そうではないのでしょうね。 木花開耶姫と目される女性との恋を、男狭穂塚に葬られた人物に奪われた、かわいそうな地 方豪族だったのかも。 いろいろ謎はつきません。