祭 神:高皇産靈神 葛木男大神 葛木 葛城淘蜷_ 説 明:ご由緒記を転記します。 「勧請年月日縁起沿革等は未詳であるが第六十代醍醐天皇延喜七年(皇紀一五 六七年)神祇官の延喜式神明帖に登録せられた延喜式内社で土佐国二十一座 の一座である。 古来より布師田の総鎮守で中古高結大明神と称す。 即ち葛城氏は高皇産霊神五世孫剣根命の後裔布師臣武内宿禰の男葛城襲津彦 命を祖とする葛城氏族は布師としての仕事を営む傍ら生活の糧を得るため、 布師田の原始林を開拓し永住の地と定め太祖高皇産霊神を氏神として奉祀し たものである。 近世は布師田金山城主源重信も太祖神を斎き祭りしものである。 布師田は布師の人の住む里なるが故に布師と号け昔より田地の多い処なるが 故に布師田と唱え今の地名となりたりと伝えられる。 延喜式内社葛城襲津彦命妃命を奉祀する葛木盗_社は昭和四十七年十二月合 祀しました。」 住 所:高知県高知市布師田 電話番号: ひとこと:荘厳というのか、しっとりというのか。 なんとも良い雰囲気の神社でした。 葛城といえば奈良ですが、こちらで言われる葛城氏は、少し雰囲気が違うの かも。 少なくとも「布師」という言葉は、奈良では聞かないと思います。 布師ってなんなのでしょう? 文字から連想するなら、織物や、織物を使って衣服や道具を造る職能集団で あろうと思うのですが……。 奈良葛城のそばにも七夕(棚機)神社があります。 棚機乙女は織物をする乙女ですから、やはり何か関係あるのでしょうか? 「男」と「刀vが対になっているのも、棚機乙女が神迎えをするのと関係があ るのかなぁと思ったりして。