祭 神:宇迦之御魂神 木花咲耶姫命 説 明:境内案内板を転記します。 「当社は昔ウルカ明神又はキサキ明神と言って御創立は詳らかではありませ んが、播磨国風土記(四三代元明天皇 皇紀一三六八年 西暦七〇八年) に雲箇里(うるかのさと)『大神之妻許乃波奈佐久夜比売命其形美麗故曰 宇留加』と記され、雲箇・宇留加と共に今の閏賀であると言われており、 この事から約一二〇〇年余の歴史がある事をうかがい知る事が出来、県下 の稲荷神社中でも由緒ある社であります。旧い社内部洞穴及びその付近岩 穴から冷気が噴出し風穴現象を生じております。 今の社は、昭和三一年にこの地に移し祀られたのでありますが、正しい社 名は川崎稲荷神社と称え昔から閏賀さんの愛称で一時は因幡・但馬・丹波・ 摂津・備前などの遠方より参拝者も多く当時は、旅籠や茶店もあり閏賀の 里人はもとより稲荷信仰による昔からの根強い信者は今も崇敬の誠を捧げ ております。 『神は人の敬によって威を増し 人は神の徳によって運を添ふ』」 住 所:兵庫県宍粟市一宮町閏賀 電話番号: ひとこと:播磨国風土記に所載の神社ということで参拝しました。 それにしても、伊和大神の妻が許乃波奈佐久夜比売……つまり、木花咲耶 姫だとするのは、単なる混同でしょうか? それともそもそも瓊瓊杵尊と木花咲耶姫の物語は、伊和大神とその妻の? 伊和大神は安志姫に求婚して断られていますから、あまりモテなかったよ うで。 そういう意味では、瓊瓊杵尊と似てるような……(笑)