祭 神:應神天皇 説 明:和歌山県神社庁の説明を引用します。 「当社は応神天皇を主祭神とし、古座川町大字三尾川の総社である。 確たる記録なく創建年代等不詳であるが、古老の言伝等によると、凡そ700年程前、当村の旧富豪大仲家の祖先が 京都より移住し、現在社地の頂上に大宮八幡宮と称し奉祀し、毎年8月15日例祭を行っているのを、享保年代に至 り、山の中腹に遷し、村中の氏神として八幡宮と称した。 れより毎年正月2日、8月15日、11月15日を例祭と定め、各祭典毎に氏子より各初穂5合・野菜若干が奉納され、濁 酒を汲み五穀の豊饒国家安康氏子安全を祈願し、或は五穀豊饒を奉謝するを慣例とした。 安永の頃に至り拝殿を建設し、氏子青年を集めて若連中を組織し、各祭典に奉仕し、正月2日は弓術を奉納、8月 15日は獅子舞を奉納、11月15日は相撲を奉納することと定め、以来当社の慣例となったといい伝えられている。 明治6年4月村社に列格される。 明治43年2月17日許可を得て三尾川村大字蔵土住吉神社を除き、他の各字、洞尾・大川・長追・南平及び三尾川に 奉祀する各神社13社を合祀する。 現在の社殿は昭和6年に修復されたものである。 本殿の両脇の御神燈の石燈篭は、享保12(1727)年、宝暦11(1761)年の彫文字が窺がえる。 (社叢) 境内の入口から、胴廻り4.5m樹令約250年の巨大な杉の古木を筆頭に十数本の巨木がある。 又、境内に座置する石燈篭には、天保15(1844)年、弘化2(1845)年等の彫文字がある。 (例祭) 以前は9月15日に取り行われていたが、時代の移り変わりにて、現在では10月第2日曜日が、祭礼日となっている。 祭礼では、伝統約400年ともいい伝えのある獅子舞が、現在も奉納されている。 又、祭礼に参加した人々は、神事に至る前、川の水で身を清め、川の中の小石を拾って賽銭箱の上にお供えをし てお参りする。 石のお供えは昔賽銭の変わりとも、又、大きい石をお供えをして力量を競ったともいわれている。 祭礼が終了してから景品付きの餅まきがあり、近郷より大勢の人が集まる。」 住 所:和歌山県東牟婁郡古座川町三尾川391 電話番号: ひとこと:この神社のすぐ前に「牛鬼淵」があります。 私が興味を持ったのは、この淵ゆえ。 角川書店の『日本の伝説』から、該当部分を引用しますね。 「昔、又之助という少年が淵のほとりを通りかかると、牛鬼の化けた美少女が現れて、空腹なので食べ物を何かほ しいと頼んだ。又之助は可哀想に思って自分の弁当を少女に与えた。後日、川に大水が出た時に、少年は誤って 足を滑らし河中に落ちたのあが、先日の少女が出現して牛鬼の姿になり、河中に飛び込んで又之助を救った。し かし、牛鬼は人間の命を救ったために生きることを許されず、真っ赤な血の泡を噴き出しながら水の中に溶けて いったという」 ううううう;つД`) 悲しい。 日本版人魚姫ですね。 淵は青く冷たく、牛鬼の悲しみも、もしかしたら恋情も、静かに慰撫しているように見えました。