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御穂神社

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羽衣の松




  祭  神:大己貴命(大国主命、三穂津彦命) 三穂津姫命
  説  明:境内案内板を引用します
      「創建の時は不明であるが、三保の中心に鎮座し、三保大明神とも称せられ、駿河国の国魂の神、
       国土開発の神、海の神と崇められ、古くから朝野の崇敬をあつめた。
       景行天皇十年(諸神祭式)光仁天皇宝亀年間(類聚国史)等に奉献の事が見え、延喜式内社で
       ある。
       中世以降、武士の崇敬篤く、殊に徳川幕府は慶長年間に壮大な社殿群を造営寄進した。
       寛文八年落雷のため焼失し、現在の社殿は仮宮であるが、信仰は三保の氏神様、清水の総氏神
       様として親しまれ、三保清水の文化発祥の地であるとともに、祭神、お伊勢様『大国様』のご
       神徳により、お祭や正月など全国から多くの崇敬者が参拝するご神木『羽衣の松』の名社であ
       る」
  住  所:静岡県静岡市清水区三保1073番地
  電話番号:
  ひとこと:羽衣天女の伝説は、各地に伝わっています。
       多くの場合、天女の羽衣を奪った漁夫は、「私の妻になるなら返してやろう」と、無理難題を
       ふっかけるのですが、ここ、三保に伝わる話しでは、漁夫の白竜は、「天女の舞を見せてくれ
       るなら、返すよ」と答えています。
       
       とはいえ、これは世阿弥作の能楽「羽衣」のストーリーなので、原型は他と同じく「嫁になれ」
       だった可能性も高いんですけどね(^^ゞ
       
       でも、天女を妻にしたとして、それだけで幸せでしょうか?
       相手の心が自分にないとわかっても?
       ……そう考えたとき、舞を見るだけで満足すべきじゃないかと思うんですよね……。
       
       ただ、各地の伝説において、天女が漁夫の妻となるのは、その子孫を「天女の血を引く者」と
       する必要からでしょう。
       漁夫が悪いわけじゃないとも思うんですけどね(笑)

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