祭 神:鈴鹿姫命 倉稲魂命 〔配祀〕村御祖神 説 明:境内案内板を転載します。 「勧請不詳。享保十六年辛巳年十一月五日再建。もと三子三社大明神と称せり。 例祭日 四月十五日 儀式 祭日に甘酒を献ずる式ありて、後一般の参拝者に分を祭祀す。 什宝 湯釜径一尺五寸あり「安永七年正月吉日江州甲賀郡笹路村三子三社大明神」の銘あり 社格 明治九年十月村社に列す 境内 三百三十坪 宮有地第一種 昭和五十五年七月記 いた□□謹提供」 住 所:滋賀県甲賀市土山町笹路111 電話番号: ひとこと:この地名、「笹路」と書いて、「そそろ」と読みます。 「そそ」とはなんなのか。「笹」が本来なのか「そそ」が本来で「笹」が当て字なのか、どちらにして もそそられる音、字ではあります。 鈴鹿姫は鈴鹿御前のことかなと思います。 鈴鹿山脈に跋扈していた山賊の頭領で、坂上田村麻呂が退治したとも、坂上田村麻呂の愛人であった とも伝わる、謎多き女性。 別名を立烏帽子ということからも想像できるように、「もののけひめ」の烏帽子御前に影響を与えた ようです。 創始年代はわかりませんが、鈴鹿御前が祀られているということは、祭祀自体が古いか、この神社を 崇拝していた人たちの歴史が古いのか、どちらかではないかと。