祭 神:倭迹迹日百襲姫命 やまとととひももそひめのみこと (第七代孝霊天皇皇女=弟君が第八代孝元天皇) 説 明:境内案内を引用します。 「大谷 石清水神社 境外摂社 翔入明神、首途明神とも称せられ、宝暦の明細帳(250年位前)には、『櫓掛大明神』と記 されてあり、旅立ちの守護神として、人々の篤い信仰がありました。 当社創祀の二三〇〇年前頃は、弥生期の水田稲作文化の創成期で、水利、水徳に神威を発揚せ られた百襲命は当時の農耕民にとり、まさに至上催行の祭神として崇められ、挙って勧請奉祀 されたものと推察されます。香川県では、水主神社の他、田村神社も百襲姫命を祭神として奉 祀されております。 現在の社殿は安政二年に再建され、明治四十一年の弁財天宮遷座(絹島から移転)合祀に伴い、 再度改修造営がなされております。 当社では、以前から百年祭が執行されており、近年では平成十五年に左の用量で執行されてお ります。 (一)二二〇〇年祭 明治三六年八月二十一日 世話人総代 柳澤 正太郎(北山地区) 稲山 文治(浜、小原 田尻地区) 坂東 蓋三郎(本村地区) (二)二三〇〇年祭 平成十五年八月十七日 世話人総代 柳澤 弘治(北山地区) 小峰 茂喜(浜、小原 田尻地区) 谷 辰𠮷(本村地区) 奉納一 滝宮天満宮の奉賛で、小学四年から六年生の巫女による神楽舞各種奉納 二 白鳥太古(津田地区有志) 三 やっこ(地元やっこ組) 以上参考文献 全讃史 大内町史他 奉納 谷 辰𠮷 平成二十年十月吉日」 住 所:香川県東かがわ市馬篠440番地 電話番号: ひとこと:櫓を掛けた場所という社名ですから、倭迹迹日百襲姫の乗ったうつぼ船が到着したのがこのあ たりなのかもしれません。 百年に一度のお祭りは、なんのためのものだったんでしょう。 それがすごく気になるんだけどなぁ。