祭 神:比咩大神(玉依姫命) 八幡大神(応神天皇) 神功皇后 説 明:境内案内板を引用します 「元宮 足一騰宮(あしひとつあがりのみや) この妻垣の地は、我が国最古の歴史書『古事記』にも 『日本書紀』にも、神武天皇がこの地に立ち寄られたことが記されています。神武東征のおり、宇佐国 造の祖、宇佐津彦命と宇佐津姫命の兄妹がお迎えし、足一騰宮を建てて歓待申し上げたのです。 比咩大神 神武天皇がこの地に滞在なさったおり、天皇みずから祭祀を行われ、母后玉依姫命を、こ こ共錀山(別名妻垣山)にお祀りし、そこを『足一騰宮』と名づけられました。このことより当社の 主祭神は玉依姫であり、比咩大神という神名で人々に称えられました。また天平五年(733)、比 咩大神は宇佐宮二之御殿に祀られます。このことより当社は、宇佐宮二之御殿の元宮ともいわれてい ます。 八幡大神 宇佐宮の『八幡宇佐宮御託宣集』によれば、天平神護元年(765)、八幡大神こと八幡 大菩薩はこの地に御幸し、比咩大神と語り合われた、とあります。八幡大菩薩が御神託を下し、勅使 石川朝臣豊成に命じて神殿を共錀山麓に創建させ、比咩大神と八幡大神をお祀りしましたのが、妻垣 神社のはじまりであります。 神功皇后 天長年間(824~834)に宇佐宮三之御殿より神功皇后を勧請し、お祀り申し上げま した。以来、当社は比咩大神、八幡大神、神功皇后の三柱の神を祀って八幡社と号し、宇佐宮八ケ社 の一社となっております 」 住 所:大分県宇佐市安心院町妻垣203番地 電話番号: ひとこと:玉依姫を主祭神とする神社は、案外珍しい気がします。 「玉」は「魂」でしょうから、優秀な巫女なのだろうなと思うのですが……。 応神天皇と共に祀られる比咩大神といえば、妻である中津姫かとおもっちゃいますよ。 九州の神社は、想像がつかないことが多いです(^^ゞ