祭 神:八幡大神(応神天皇) 説 明:神功皇后と仲哀天皇の皇子にして、日本の基礎を築いたとい われる天皇です。 神戸は、母である神功皇后が、三韓出兵から帰ってきた地、 つまり、応神天皇(誉田別命)の生まれた土地でもあります から、縁の深い地域であると言えましょう。 住 所:兵庫県神戸市中央区荒田町3 電話番号: ひとこと:この神社を訪問したとき、氏子さんでしょうか?おじいさん が、熱心に清掃をされていました。 私が参拝していると、それはそれは、嬉しそうに、「ようお 参り」と声をかけて下さったのが、印象的でした。 さて、社務所は閉っておりましたので、おじいさんに質問を することにしました。 「この神社の創建はいつごろですか?」 「ず〜〜〜〜〜〜〜っと昔やよぉ」 「何年くらい前ですか?」 「わしが生まれる、ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと前!!」 なんか、おかしくなってきて、 「由緒正しい神社なんですね?」 と聞いたら、 「そうっ!!」 と、自慢気にも見える笑顔で答えてくださったのでした。 延喜式神名帳には、見えないようですが、源平の戦いで有名な 一の谷の側にある神社ですから、源氏の氏神である八幡大神を お祀りされたのかもしれません。 タクシー会社の「源平のゆかりコース」に、この神社が組み込 まれているところを見ると、この辺りは、激戦区だったのでし ょう。(神社の創建は、合戦より後のようですが。) 神社の古さや由緒はともかく、氏子地域の方々が、こんなに、 この神社を大事に思ってらっしゃるのなら、さぞかし、神様も 住み心地がよいでしょうね。