祭 神:伊古麻都比古神 伊古麻都比売神 気長足比売尊 足仲津比古尊 譽田別尊 葛城高額姫命 気長宿祢王命 説 明:伊古麻都比古神・伊古麻都比売神は、この地方の産土神で、元々 は、この二柱の神を祀る神社であったそうです。 中世、他の五柱の神様が合祀されましたが、気長足比売尊は、神 功皇后のこと。 足仲津比古尊はその夫・仲哀天皇のこと、譽田別尊はその息子・ 応神天皇のこと、葛城高額姫命はその母君、気長宿祢王命はその 父君と、神功皇后を中心とするファミリーなのです。 住 所:奈良県生駒市壱分町1527−1 電話番号:0743−77−8001 ひとこと:この地方一帯の産土神社というだけあり、大きな神社です。 記紀によると、東征してきた神武天皇の軍は、生駒山地南端の峠 「龍田越」で中洲(うちつくに・奈良盆地のこと)に入ろうとした が、道が険しいため生駒山越えをとった。しかしこの時、鳥見 (生駒山東麓の北部の名称)の長髄彦が孔舎衙(くさか・生駒山西 麓と考えられている)で防戦した。とあります。 長髄彦とは誰のことなのでしょうね?一説には、有力豪族の平群 氏ではないかといわれています。 この時、長髄彦は、神武天皇の軍に勝利している程ですから、か なりの軍力があったのだと考えられますね。 生駒山って長閑なところ。でも、古代には、そんな強い豪族が、 跋扈してたんですね。