祭 神:武甕槌神 天児屋根命 経津主神 姫大神 説 明:所謂、春日四神が祭神ですが、創建当所は、この辺りの豪族、 坂合部連の祖神・「坂合部大彦命」を祭祀されていたようです。 坂合部氏が支配していたので、この地域を「坂合部」と言った のが、少しずつ変わってきて、今は、「下坂部」という地名に なっています。 さて、なぜ春日四神が祭祀されているかということですが、藤 原氏の全盛期、この地域も藤原氏に支配されたからなんだそう です(-_-メ)。 が、古老の伝承によると、春日神社より、神の使いである白鹿 が到来したことがあるのだそうです。 住 所:兵庫県尼崎市下坂部4丁目13−26 電話番号:06−6491−2039 ひとこと:全くもう、藤原氏による、神様の祀り換えには、困ったもんで す。春日神を祀ってる神社が不自然に多いんだもの・・・。 神社というのは、昔、その辺りを支配した氏族が自分達の守り 神をその土地で一番いい場所に祭祀したのが始まりなんじゃな いでしょうか。 ですから、神社のある場所って、高台だったり、水の利が良か ったり、「特別な場所」なんです。 昔の人がそれだけ神様を大事にされていたという証拠ですね。 祀り換えにより、神様が変わった場合、その神様はどこにいっ てしまうの?って心配になりますね。 大丈夫。神様は、「神社にしか住めない」わけじゃないんです。 神様の存在を説明するのに、「量子論」は非常に分かり易いん ですって。 量子ってのは、分子を拡大して、拡大して、拡大して見たら、 核の周りを周ってる、あれですが、これは、実は、観察した時 と、観察していない時では、形状が違うんです。 証明の方法は、いろいろあって、スリットを開けた板に光を通 す方法なんかが有名です(詳しくは、量子論の本を読んでね) が、つまり、量子を箱の中に入れて、箱を閉じた途端、量子は、 波となって箱一杯に広がります。 が、箱を開けると、その量子は途端に粒になってしまうんです。 神様の存在は、この量子に似ているんですって。 人間が神様の存在を感じる時は「粒」だけど、普段は、波のよ うに普遍的に広がっているんです。 だから、極端な話、病床にいる病人が神を感じることもあるで しょう?神様は、神社にしかいないなんてわけはないんです。 でもねぇ、やっぱり、お祀りしてくれる人がいないのは寂しい ですよね。祀り換えが悪いとは言わないけど、元にいた神様も きちんとお祀りして欲しいですよね。