shigoto

片山神社

katayama




  祭  神:八幡大神
  説  明:ちょっと小高い丘にあり、ここからは、応神天皇陵・仲津媛陵
       允恭天皇陵・そして少し遠くに仲哀天皇陵が見えます。
       八幡大神(応神天皇)関係の御陵が一望できるってわけですね。
       八幡大神ファミリーをお祀りされているのでしょう。
  住  所:大阪府柏原市片山町10
  電話番号:
  ひとこと:妻・神功皇后と、息子・応神天皇の間に挟まれて、あまりにも
       目立たない仲哀天皇を、なんとなく贔屓していた私なのですが、
       そら目立たないのは道理。日本書紀によると、仲哀天皇は、神
       の怒りに触れて亡くなった天皇だったんですねぇ。

       クマソを討とうとした時、筑紫の訶志比の宮で、仲哀天皇は琴
       を弾いて神意を請うたのだそうです。
       すると、神功皇后が神懸りして、「西の国を授ける」と。

       ところが、喜んだ天皇が高地に登り西方を眺めても、海ばかり。

       喜びが大きかった分落胆も大きかったんでしょう。それとも、
       馬鹿にされたと思ったのか。
       海の向こうに何かがあるのかも、という発想ができなかった、
       仲哀天皇は、武内宿禰の忠言も聞かず、琴の演奏を止めてしま
       うんです(高地に上りながらも、演奏は続けてたんですねぇ)。

       それに怒った(神功皇后に懸った)神は、「この天下は、汝の
       支配すべきところではない。死の国へ向かえ!」と(神功皇后
       の口を借りて)、呪いの言葉を吐かれたのだそうです。
       そして、駆け寄った武内宿禰の見たものは、魂の抜け殻となっ
       た天皇の体のみ。(と、少なくとも武内宿禰は言ったらしい)

       恐れた人々が、改めて大祓えを行うと、再び神懸りした神功皇
       后が言うには、「神功皇后の皇子が、この国を支配する。また、
       西方の国を求めるなら、三筒男命(住吉三神)の御魂を船上に
       鎮めて渡海せよ」とのこと。

       その通りにし、神功皇后は、西国討伐に成功するわけです。
       そして、遠征から帰国した後に産まれた皇子が、応神天皇です。

       う〜〜〜ん。こうして見ると、仲哀天皇。推理小説で真っ先に
       殺されるキャラクターですねぇ。短気で損気。配慮が足りない。

       んでもって犯人は、すごく身近な人物。奥さんとか、腹心の部
       下だったりして・・・。ふふふ。

       それにしても、西国討伐は、十月十日以内に済んだんでしょう
       か?そうでなければ、応神天皇は、誰の子やね〜〜ん!!って
       思ったら、「遠征中に産気づいた皇后は、“鎮懐石”を腰に巻
       き陣痛を鎮めた」とありました。さすがに抜かりありませんね。

       ちなみに、神功皇后に憑いた神様は、「天照大神」であったの
       だそうです。さすが、女同士!
      「そちも悪よのぉ」
      「大神様こそ!」
      「ぬわ〜〜〜はっはっはっはっは」とか言い合って足りして・・。
       なぁんてね!!冗談ですから、本気にしてはいけませんよ。

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